朝をさがして

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朝をさがして

解説

長編劇場デビュー作「この日々が凪いだら」で注目された新鋭・常間地裕監督による作品。YouTubeドラマ「東京彼女」シリーズの第7弾作品として製作された全5話のドラマを再構築し、ロックバンド「mol-74」による主題歌を加えるなどして1本の映画として完成させた。無意識のうちに蓋をしてしまった夢や、止めてしまった時間など、誰もが身に覚えのある停滞からの一歩を踏み出す物語を描く。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くの人の時間が停滞した2020年、CAになる夢をあきらめた美琴は、不動産会社の仲介スタッフとして働いていた。コロナ禍を境に美琴は下町の定食屋で働く幼なじみの遼太郎と、毎週水曜日の夜8時に近所の公園で1時間だけ会うようになる。倦怠期になる同棲中の恋人・正紀や、恋多き会社の後輩の桜と過ごす、劇的なこともない平凡な日常が過ぎていくなか、遼太郎のある告白をきっかけに、美琴が無意識のうちに止めてしまっていた時間が動き始まる。

主人公・美琴役は「サラバ静寂」「リバーズ・エッジ」などで活躍するモデルで俳優のSUMIRE。常間監督の「記憶の居所」と2本立てで劇場公開。

2023年製作/54分/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2024年3月29日

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映画レビュー

3.0こんなに低かったっけ?

2024年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

パンデミック禍は個人の意思決定に躊躇や停滞をもたらし、それによって対人関係も、疎遠になって相手によってはフェードアウトしたり、「密」になり過ぎて嫌気がさしたり、良くも悪くも意外な面を発見したりしてたんだなぁと改めて思い出した。
そして停滞から抜け出すためにスタートを切るタイミングや走り出してからのスピードの差が対人関係に及ぼす影響の描き方が面白かった。たぶん美琴はスタートもスピードも中くらいなんだろうな。

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ひろちゃんのカレシ

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