名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のレビュー・感想・評価
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エンディング後のインパクトは凄い
ただそれだけの作品。今まで1作目から毎年劇場で観ているが、初日に観たのは27作目にして初めてかも知れない。昨年の「黒鉄の魚影」は非常に素晴らしい出来だったのだが、今回は正直言って微妙だ。マフィアがどうこうというのは完全に「紺青の拳」と被っている。しかもあちらと違い、殺人事件については何のトリックもなく、アリバイがどうのというのも無い。容疑者がどうのというのも作中では全く進展せず、いきなり鞘から指紋が検出されたということで連行されてしまう。
個人的にキッドが出て来る映画作品は微妙というのが持論であるのだが、今作はキッド参加作品では「業火の向日葵」に次ぐ残念さである。キッドとの対決は本当に最初のOP前だけであり、ストーリーのメインは財宝探しとなる。しかしこの財宝、戦時中の兵器という話が途中に出たことでオチが読めてしまう。大したことない兵器で拍子抜けとかそんな感じだろ?と思ったら案の定。しかもこの財宝が時代遅れというオチ、ルパン三世で見た覚えがある。
「ナポレオンの辞書を奪え」という作品で、やっとの思いでお宝に辿り着いたと思ったら、中身は「真空管ラジオと特許申請書」だったというオチである。ルパン一世の時代においては最新鋭の発明だったが、現代はおろか放送当時の1991年ですら時代遅れの産物となっていた。
そして最後に、お宝に辿り着いた犯人の反応「こんなもののために」は、老婆に整形した犯人の奴とほぼ一緒である。ちなみに余談だが、その「青の古城探索事件」は視聴率23.4%と、アニメコナンの中では最高視聴率を記録しているらしい。17人を殺害したというのも最多記録だそうだ。まぁ確かにあの作品は滅茶苦茶怖い。
話が逸れたが、終盤は見たことのある展開ばっかりだった。かと言ってそれまでが面白いかというとこちらも正直微妙である。キャラクターが非常に多く、毎年コナンの映画を観ている人ですら誰こいつ状態だっただろう。この辺は「黒鉄の魚影」でもあった問題だが、今回は三つ巴どころか四つ巴になった上にゲストキャラクターがその内の三つを占めている。そこへまじっく快斗やYAIBAからもキャラクターが登場しているため、さらに雑多になってしまっていた。
鬼丸猛なんかはちょい役だからまだしも、沖田総司はキッドが変装する。沖田も今でこそ平次の剣道でのライバル的立ち位置になっているが、元々はYAIBAのキャラクターだ。というかこの変装シーンも問題で、完璧な変装の出来るキッドが京都弁が使えないというのは違和感しか無かった。
斧江拓三を庇って生死の境を彷徨うことになる中森警部。駆けつける青子。このシーンいる?まぁこうでもしないと出す機会が無かったのかも知れないが、正直出なくても良かったんじゃないかなぁと。そもそも既に警察に確保されていた斧江拓三を、ブライアン・D・カドクラがわざわざ自ら手を掛けようとする意味が分からない。その後、カドクラと因縁の出来たキッドと何かあるのかと思いきや、特に何も無かった。
平次と飛行機の上で戦うことになる聖は、もう少し登場シーンが欲しかったところ。聖が和葉にアプローチして、平次がヤキモチを焼くというのはいいのだが、そのシーンは一度だけな上に、平次自体との絡みがそこぐらいしか無かった。そこも手合わせして、襲撃犯と太刀筋が似ているとかそういう台詞が欲しかったと思ってしまった。聖自体のキャラクターの掘り下げが無かったせいで、いきなり母親の話をされても置いてけぼり感がある。
函館山への突撃にしても、平次は和葉が函館山にいることを知っていたので、それを言えば聖が思い留まった可能性もあるし、「そうだとしてもやらなければならない使命」と言えば、それはそれでキャラクターとしての魅力にはなるのだが、その辺も無い。素人目から観ても、もう少しこうすればいいんじゃない?と思えるシーンが本当に多いのだ。
今回はスケボー無いのかぁと思ったところで一応はあるのだが、街中でのカーチェイスはかなり省略気味な上に、ロープウェイを登って行くシーンもいきなり登りはじめており「え?」という感じしかしない。序盤から北海道観光名所を紹介していた紅葉と伊織の援護も、それ援護?というものとなっている。
街中で発砲事件が発生しているのに警察は何してるの?レベルで動きが遅いが、聖を捕まえるところだけは無駄に迅速である。にも拘わらず、五稜郭にいたカドクラはあっさりと函館山に向かっていく。警察は包囲もせずに一体何をしているんだ?と思ってしまう。今回ゲストキャラとして北海道警の川添が登場していた。こういうゲストキャラクターの警察官は怪しいの法則がルパンでもあり、実際そういう素振りを見せることもあったのだが、結局こいつ何だったの?と思ったところで正体が黒羽盗一だと判明する。
しかも黒羽盗一と工藤優作が双子の兄弟であり、他人の空似と言われ続けていた新一とキッドが従兄弟だと判明する。沖矢昴の正体が赤井秀一だと判明する「異次元の狙撃手」と同等の衝撃ではあったが、黒羽盗一を知らない人は誰?だっただろう。あと、黒羽盗一生きてたのかよ、と思った人はかなりの通だと思う。ただ、それならば盗一の変装していた川添の出番がもう少し欲しかった。とりあえず黒いキッドの衣装はカッコイイことは確かである。
有希子とベルモットの変装技術は盗一に弟子入りして身につけたという設定があるのだが、まさかこんな関係が出て来るとは想定の斜め上過ぎる。あとはもう完全にオチが読めていたが、平次の告白は失敗した。来年は諸伏高明が登場することが確定している。2作連続で微妙なのは勘弁して欲しいので、来年は面白いことを願うばかりだ。
眠りの私
コナン映画に関しては履修が少なく素人の
にわかなので、今回の映画は正直4回ほど
寝てしまったので特筆すべき事は余り無い
のですが、上質なエンターテイメント映画
を毎年公開してくれるコナンには感服して
います。
初登場時からあからさまに怪しげな人物が
いて、こいつが黒幕だったりしたなら拍子
抜けだなと思って見ていたら、最後に特別
なマジックを見せてくれた感じでした。
ツダケンの起用に関して
鬼丸(アニメ版既出)と土方歳三の声が
同じなのはなんで…?と思っていたけど、
土方さんが生まれ変わって鬼丸になったってこと?
その鬼丸(=土方歳三)と沖田が共闘してたの
演出としてめちゃくちゃ良かったな〜
謎解きの部分や、快斗の父親絡みも
1回で理解するのは難しくて…
たぶん2回観れば整理できそう!
核心となる部分に触れていたため
今後アニメ版を見返したら見方が変わると思う。
快斗と中森警部の関係や、平次に関してなど
観れて嬉しいシーンが多くて楽しめた!
SNSで事前に予習したほうがいい!という
ものを見てから行ったためより楽しめた。
【100万映画】
絡んだ糸を一瞬で解くような爽快な謎解き、青山剛昌ユニバースのキャラが総活躍するワクワク感。それもこれも、原作連載30年で初めて明かされる100万馬力のサプライズメガトンパンチが全てをもっていく。
◆関連作品(全てHuluで配信中)
○「名探偵コナン vs. 怪盗キッド」('24)
2024年1月公開のテレビシリーズ特別編集映画。時計台消失編がメインで、まだ2人がお互いを認識していない頃の攻防。
○「まじっく快斗1412」
怪盗キッドのスピンオフアニメ。第1、2話で怪盗キッドの誕生とその目的が描かれる。
○「工藤新一少年の冒険」
少年期のキッド、またその父親の黒羽盗一が登場。盗一はコナンの父と関係がある事が描かれる。原作第55巻、アニメ472、473話(シーズン12)。
○「キッドVS高明 狙われた唇」
キッドと平次が初共演。和葉に化けたキッドを本人と勘違いし、平次がキスをしかけたことで、平次がキッドに積年の恨みを抱くことに。原作第96巻、アニメ983、984話(シーズン25)。
○「外交官殺人事件」
平次が初登場。原作第10巻、アニメ第48、49話(シーズン2)。
○「ホームズフリーク殺人事件」
平次がコナンの正体に気づく。原作第12巻、アニメ57、58話(シーズン2)。
〇「名探偵コナン から紅の恋歌」('17)
本作でも描かれる和葉の耳の良さは、この作品での百人一首の特訓が起因している。平次はもちろん紅葉や伊織も登場。
〇「毒と幻のデザイン」
この作品で工藤新一がロンドンで毛利蘭に告白したことを平次が知り、対抗心を燃やしたことが本作に繋がっている。原作第74巻、アニメ652、655話(シーズン17)。
○「恋と推理の剣道大会」
紅葉・伊織・総士が登場。原作第93巻、アニメ916、914話(シーズン23)。
◆概要
劇場版27作目。
【原作】
青山剛昌「名探偵コナン」(連載30周年、コミックス104巻、全世界累計発行部数2.7億部超、テレビアニメ放送1000回超、劇場版累計興収1180億円超)
【脚本】
「名探偵コナン 紺青の拳」大倉崇裕
【監督】
「名探偵コナン 緋色の弾丸」永岡智佳
【声の出演】
高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、小山力也、堀川りょう、宮村優子、ゆきのさつき、小野大輔、遊佐浩二、緒方賢一、林原めぐみ、岩居由希子、高木渉、大谷育江、松井菜桜子、石井康嗣、大泉洋
【主題歌】aiko「相思相愛」
【公開】2024年4月12日
【上映時間】111分
◆ストーリー
北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届く。キッドの狙いは新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だったが、折しも函館で開催される剣道大会のため、服部平次やコナンも同地を訪れていた。平次はキッドの変装を見破り、追い詰めていく。時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で発見され、捜査線上には「死の商人」と呼ばれる日系アメリカ人の男の存在が浮上する。
◆
◆以下ネタバレ
◆
◆みちしるべ
土方歳三と官軍との殺陣から始まる冒頭。歳三が刺した刀穴を覗くコナンから現代に移る描写に、この刀穴が本作のキーである事が記される。その事の通り、この刀穴とその周りに描かれた五稜星のサイズバランスが、コナンたちを五稜郭から函館山へと導く大きなヒントに。毎度の事ながら、東照宮に辿り着くまで、そして良衛が犯人だと暴くくだりもテンポがいい。コナンがバルーンで函館山を照らし推理を披露したあのシーンが秀逸。まさに五稜星がみちしるべとなり、タイトルのダブルミーニングが浮き彫りになる本作の一つの大きな山場だった。
◆青山ユニバース
本作のもう一つの大きなポイントは、原作者の他の作品からもキャラが多数登場し活躍した事。「YAIBA」から沖田総司に鬼丸猛、「まじっく快斗」から怪盗キッド、青子に中森警部(心配するキッドの姿がいい!)、さらにはついに黒羽盗一まで!青山剛昌ユニバースからアッセンブルしつつ、本筋のキャラたちの活躍も。OPで黒づくめの組織のチラ見せあり、少年探偵団と博士にも役目があって、園子と哀、紅葉に和葉も推理の大きな一助に。蘭は平次と和葉のお膳立てに徹しつつ(聖を再度気絶させた一瞬があったが笑)、伊織はある意味最高の立役者笑。そしてキッドは文字通り七変化(平次との因縁はホントにあれでチャラになるのか笑)、平次はバイクに殺陣に、トムクルーズばりのプロペラ機ハンギングと思いきや、まさかの機上で殺陣と、トム様大幅越え笑。コナンのキック力増強シューズが何度も拝めたのもよかった。全員総活躍社会のお腹満腹な内容だった。
◆ラスト
平次が和葉についに告白したラスト。涙する和葉にaikoの「相思相愛」が乗るというこれ以上なく美しいエンドロールへ。と思いきややはりの展開に笑。閃光弾を故意でなく誤って落とす伊織の姿には、彼と紅葉を真の悪者にしたくない製作陣の優しさが見え隠れ。100万ドルの夜景での告白に失敗した平次には、それ以上となるとハードルが尋常じゃなく上がったわけで、まだ2人の与太話は長く続きそうだ。そして工藤優作。原作連載30年でついに明かされた黒羽盗一と双子だった、つまり新一とキッドがいとこという事実は「言わなかったっけ」では到底済まされない笑。100万ドルではなく100万馬力のメガトンパンチに日本中のファンがノックダウン必至。次回の長野県警以降、一体どんな展開が予定されているのか、ますますのこシリーズに注目が高まる。
◆評価(2024年4月12日現在)
Filmarks:★×4.2
Yahoo!検索:★×4.0
映画.com:★×3.9
製作陣と観客の「勢いと熱量」がすごいです。
かつての「無限列車」ほどではないにしろ、バスのダイヤのような上映回数の「シネコンジャック状態」の熱量は映画本編関係なく?すごいです。
さて、最近の映画しかみていない「にわかファン」の私ですが、今回も楽しませていただきました。沢山出て来る(多すぎか?)キャラの人間関係はよくわかりませんでしたが、人気のあるシリーズなので製作陣の「勢い」を感じます。
公開2日目の早朝回でしたがほぼ満席で、若い女性の観客が多いのが意外でした。
エンドロール後に今作も次回予告が入るのですが、その前にちょっと驚く場面が!終わっても席を立たない方が良いです。
参考:今回TOHO「轟音」上映を体験して来ました。
巨大なウーファーをスクリーン前に配置し、うならせる仕組みです。
終始ボワンボワン言っているのではなく、音源に重低音の信号が入るとドーン!と響きます。面白い仕組みですが、音はバランスが大事です。ウーファーがうなるとセリフが聞き取れないのは困ります(苦笑)。
ヤンキーさんのカーステではないので、映画にもよると思いますが、敢えて必要ない気がします。
五稜郭の戦い
コナンの映画なので、所々無茶な場面が出てくるのはご愛敬。理性より直感で鑑賞するのがやはりベスト。小学生くらいのテンションで見てました。ワーカッコイイ、ソウダッタノカーみたいな。
特に映画として可も不可もなく、これからも毎年楽しみにしてます。
全てが雑
長年のファンです。公開2日目に見に行きました。作りこまれて無さすぎてあまりにも残念。
なぜこれで公開されたのか?
•作画崩壊箇所が多すぎる。多すぎて途中から、もしかしたらずっと前からそうだったのかもしれない気がしてくる。
•体が縮んでしまっていた!のセリフが元気ないなぁと(これは個人の好みの問題です)
•キャラ紹介Vが見にくい、しかしこの見にくさはステンドグラスが重要だからなのかなとか思ったけどその後はもう出てこない
•キッドの京都弁おかしいとか言ってるけど平次もだいぶおかしい (いつもです)
•キッドはいつも完璧な変装なのに、京都弁を使えないのはおかしい
•博士のクイズ時間が短すぎ、こちらに考える余地なし
•キャラ出すぎ、アニメもまじっく快斗も全部見た私ですら整理するのに疲れた
•ストーリーわかりにくい!もっとシンプルにして!
•巫女さんの名前が神子(ミコ)さんでそこはシンプル
•かずは、もうええて、何回目や、耳の穴かっぽじってちゃんと聞いてー!
•エンドロールの速度はやい、笑
•主題歌aikoかー(個人の好みの問題です)
•最後だけ、衝撃的で口ぽかーんなる、が
長年見ていたファンにとってははいきなりすぎて戸惑う設定、なんだろう雑
•事件解決を導いたスタンプは結局なんだった??理解できないまま話が展開
•私が見た映画館の問題かもしれないが予告が20分もあった
•なぜ過去作をそんなに出してくる?
ついていけないし疲れる
つまらなくて、展開してもつまらなくて
映画中何回も体勢変えた。苦痛だった。
いつもなら何回もみたくなるのに、これはもう見たくないね。地味なストレスが溜まった。
でも来年も見るんだろうな。
今年は低評価が目立つので、来年は改善されることを祈ります。
相思相愛
4月半ばの風物詩のコナン映画。最速上映はすぐ売り切れてしまっていたので、朝イチの回で鑑賞。ほぼ座席が埋まっていたのでコナンパワーすげーって改めてなりました。
しっかりド派手にやってくれていました。今作では爆破や破壊は抑えめでキャラ萌え映画に特化していた印象で、メインキャラの新たな掘り下げなんかしてくれちゃってて面白く観れました。ここ最近の中で一番気楽に楽しく観れるやつです。
今作の推理要素、割としっかりはしていたんですが、観ている側がどうなるんだろうと熟考する前にコナンや平次が正解に近いものに辿り着いたり、要所要所に出てくる地元民の発言がキーワードになっていたりと、あっさりしていた印象です。
土方歳三と刀の関連性を深掘りしていくのかと思いきや、後半は刀メインでの戦闘が大きな見せ場になっていきますし、沖田と土方が現代に蘇ってきた!みたいな突然の共演(土方に至っては強い人がいたから連れてきたノリでCVも同じツダケンという笑)で、歴史要素そういう方向で活かすんかーいとツッコミが止まらなかったです。
ここ最近のコナン映画は爆発&破壊が定番になっており、人間離れしたアクションなんかは蘭姉ちゃんが弾丸を避けた頃から続いているので、もはやそれを目当てに観に行ってる節があります笑
今作も当たり前のように人間離れ技を見せてくれて、アクション映画の領域に辿り着いてしまってるよと思いました。
刀を守るためにバイクと車とのカーチェイスなんかもぶち込まれて、しっかりと函館の街を駆け抜けていきます。これも「ワイルド・スピード」をはじめとしたカーアクションものの良いところ欲張りセットをギュッと濃縮したものが観られて大満足でした。
このバイクシーンがあったのもあって、スケボーの出番が無いのかぁとシュンとなっていたところに気球からスケボーの支給という歩美ちゃんの見せ場を作るためにだけに差し込まれたシーンに笑いましたが、ロープウェイのレールをスケボーで普通に爆走するコナンに笑いが止まりませんでした。割と現実味のある(?)アクションになっていたからこそ、こういうシーンの異様さがナイスなスパイスになっていました。
まず冒頭いきなり刀での斬り合いが始まっておやおや?とほくそ笑んでいましたが、平次が剣道をやっているのでまだそれは納得がいきました。
ただセスナの上での斬り合い、というかそもそもセスナにしがみついていた平次の腕力は半端ないなと考える間もなく、セスナの上で立って斬り合うというどこのイーサン・ハントだよというアクション映画を見せてくれます。
今作の怪盗キッドは完全にお助けキャラだったな〜っていう印象です。
正直怪盗要素はかなり薄く、スタイリッシュさもあまり無いので、ビジュアル以外のかっこよさよりかはコメディリリーフに徹していてくれた感がありました。
いてくれたおかげで助かる部分もあったんですが、めっちゃ出たがりじゃんと色んなシーンで笑わせてくれました。
今作のオチは中々にコメディをやってて、多分愛の告白は和葉には聞こえないんだろうけど、どうするのかなと思いきや伊織が閃光弾を落として目と耳が一時的にやられたタイミングという運の無さ…。ここまでスマートに色々やってきた伊織のトンデモミスには劇場全体で大爆笑していました。
せっかく蘭姉ちゃんが手刀で恋敵を落としてくれるお膳立てまでしてくれたのに…。蘭姉ちゃんの恋のキューピッドっぷり(物理)とかもう最高です。
優作の兄弟関係が明らかになったりと、中々でかい情報をサラッと流したりするくらいには情報量が多かったです。
エンドロール後の来年の特報はまさかそこのメンバーが来るかぁってなりました。アニメは追いかけているので、そこが合流するのは豪華だなと思いました。
劇場でも黄色い悲鳴と拍手が飛んでいました。
コナンのキャラクター好き、特に平次好きにはたまらない映画だと思います。満遍なくキャラクターが好きな自分もお腹いっぱいになるくらいにはキャラクター愛が詰め込まれていました。
毎年楽しませてもらっているコナン映画ですが、今年もたっぷり楽しませてもらいました。多分もう一回観に行くと思います。情報量が多すぎたもんで笑
鑑賞日 4/12
鑑賞時間 9:20〜11:30
座席 L-47
謎解きしっかり、そしてラストで…
去年の作品と比べると謎解きに重点が置かれている印象。怪盗キッドの出番も多かったが、舞台である函館市街にもフューチャーしていた印象も強い。
なお、ラストでは驚きの紹介があったが、原作の最新話まで追い切れていないため、既に語られている内容なのかは不明。しかしびっくりした。
残念…
期待値が高かったせいもあるのかもしれませんが、正直面白くなかったです。
とにかく現在過去とも人物名が多くて情報量が非常に多い。特に過去の人は顔もなく名前だけなので余計に覚えられず、途中で疲れました。
もう人物名覚えるのは諦めようと思っていた時に、キーキャラクターらしき人が出てきたので他は捨ててせめてこの子だけでも覚えておこうと思ったのに「別作品からの友情出演だからその子は特に覚える必要無かった」ということも起きました。ライト層にはかなり厳しい映画の気がします。
コナン君も特段の活躍もなく、誰が主人公か分からない=誰をメインに話を追えばいいのかも分からないような。大勢の人がいろんな場所でバラバラの目的で動き回り、それが最後に1つになることもなくバラバラのまま、結局誰も何も成せずに終わったような印象。
大勢のキャラクターの徒労をただ見せられただけで、何がしたかったのかよく分かりませんでした。
せめて最後に服部君の告白が成功して終わっていれば、なんだか大変だったけどとりあえず良かったね!でスッキリできた気もするのですが、それも駄目だったとなると単に「自分は何を見せられていたんだろう」となってしまいます。
コナン世界のキャラクター達の「なんだか疲れた日」をただ見せられただけのような?
うーん★2で!
ここ最近のコナン君の映画がいまいちで今年こそはと思って観に行きましたが、今回は予想以上にダメでした
まず登場人物が多すぎて昔のプリキュアオールスターズ状態
もっと登場人物絞ってじっくり話を作って欲しいです
登場人物を理解する前に話が進んで付いていけないし感情移入も出来ない、コナン陣営もそれぞれの活躍の場が少なくて盛り上がりに欠けます
次に物理法則を無視したアクションなどのリアリティの欠如
ロープウェイをスケボーで駆け上がったり、飛行機の羽の上に立って戦ったりと
話の上でどうしても必要ならまだしも全くそんな必要がないですよねこの演出
あとなぜか拳銃持ってるのに都合よく敵がみんな刀で襲ってきたりとリアリティがなさ過ぎて白けます
そして観てる人置いてけぼりの謎解きミステリー
土方だの五稜郭だのそれっぽい雰囲気のある題材を扱ってるだけで観てる側が謎解きにまったく参加できません
刀が6本、穴の形、日記、五稜刀、新幹線のスタンプとか謎解きのキーワードは出てくるものの後出しヒントでコナン君たちが勝手に「謎は解けた!」といってストーリーが進むだけ
「あ、犯人わかったかも!」「あ、これさっきのあれと繋がるんじゃない?!」とか観る側が推理を楽しめる要素がありません
最後あゆみちゃん達の新幹線のスタンプが謎解きの鍵だったぽかったのですが、あれでどう繋がったか分かった人いたら私に教えてください
剣を立てるってのがスタンプを押すってことですか?
ピッタリ合わせるってことですか?
コナン君そこはちゃんと得意げに解説してよ
あと殺人動機の軽さ
殺人ミステリーって犯人がどうして殺人という大きな過ちを犯したのか
その辺りを解き明かすのが最大の魅力なのに最近のコナン映画は動機が軽すぎ&人の命を粗末にしすぎな気がします
今回で言えばあの剣士親子の生い立ちや母親を失った悲しさとかがあれば共感もできるのですが写真1枚見せられただけじゃまったく共感できないです
そしてあの父親の行動も理解できません
自分の息子に犯罪の共犯をさせておいて、警察に保護してもらうために息子を犯人に仕立て上げる
え、一歩間違えば自慢の息子さん冤罪でずっと刑務所暮らしですよ
ストーリーに関しても今回はキッドがメインの話かと思いきや、どちらかというと平次が和葉に告白することがメインテーマで、それも最後のスタングレネードでリセットされる始末
作ってる側は笑いのポイントと思っているのでしょうが、私は2時間を帳消しにされた気がしました
aikoのエンディングテーマまで流して感動を誘ってドッキリでしたはちょっと・・・
別に歌のタイトルでもあるように相思相愛はわかりきってるんだからいい加減気持ちを伝えるぐらいさせてあげてよ
平次の告白も事件の解決ついでにやっちゃおう的な雑なノリで不満です
あとキッドとコナン君達が仲良く一緒に行動するのも違和感を覚えます
敵対関係でありながらここぞって時は仕方なくお互い手を組むってのがアツイのに・・・
そうアンパンマンとバイキンマンが手を組むように
平次も平次で映画の開幕で今回こそはキッドを捕まえるってえらい意気込んでたやん
キッドも今回なんか残念な部分が多くてカッコ悪かったです
最後に今回のストーリーとまったくといっていいほど関係ないキッドと新一の従妹だったという新設定の公開
これをこの映画の最後にそしてこんな雑に見せる必要あります?
どうせなら今回のストーリーはキッドの生い立ちを含めた新一との従妹設定を深堀りする話にするか、平次と和葉の事件という吊り橋効果によるラブストーリーにするかどちらかに寄せた方がよかったのでは
総評としてコナンとうネームバリューが無ければ誰も見向きもしない内容だった気がします
結局コナン君も今回活躍らしい活躍もなかったですし・・・
あ、あと映像が10年前のテレビアニメかと思うほどひどく感じました
とかなりの辛口レビューだと思いますが来年もちゃんと観に行くんで、よろしくお願いします!
ココ最近の中ではしっかりと謎解きしてる気はする
今回の映画は、個人的にはそこそこだった。
謎に関しては、分からないこともあり段々とヒントが増えて解き明かされていくところは良い。ただ、比較的シンプルが好きな自分としてはゴチャゴチャしてる感じ。
登場人物も多いし、謎もしっかりしてるから頭の整理が大変。ラブコメも挟んでくるのでてんやわんや。
ただ、平次のアクションシーンはよかったし、謎を解いて段々と真相を暴いていく感じは良かった。ただ今回は作画がなんか違う気がするのがちょっと。個人的にサブマリンの映像良かったから少し残念。
ただ、平次まわりの関係性が好きだから紅葉とか出てきて嬉しかった!キッドとの関係性も良き!キスのところとかね!ビックベンの所は笑えたし良き!
何よりCパート!
今まで、散々言われていた理由が明らかに!あと、、、もう1つは、怪盗キッドの漫画の方で言われてたらしいけど個人的にはかなり驚き。今後、本編に関わってくるのかな?すごい楽しみ!次回作の長野県警?にも期待してます!
作画が・・・
崩壊しているシーンがいくつか気になってしまった
テレビシリーズでも数年前はひどかったけど、最近はちゃんとしてきていただけに、お金を払って観るから少し残念
園子とのオンライン会話でも、パソコンのカメラではあんな映り方しないだろうとか
ストーリーはよかったし、ますます過激なアクションシーンにハラハラドキドキするも、ちょっとやりすぎかなぁ
衝撃!
めちゃくちゃ面白かった!
過去作と比べると劣る部分はあるけれど。
最近は話が世界規模とか壮大になりすぎてたけど今回はキャラを盛りだくさんにして頑張った感じ。
・いいおせっかいが出来る女蘭
・仕事の出来る女園子
・ミッションインポッシブル平次
・援護が強すぎて敵が可哀想になるいおり&沖田
細かいところが面白かった。
以前ドライバー持ち歩いてなくて理不尽に平次に怒られてたけど、今回は音で鞘の違いに気づき、グレネードから平次を守る和葉、素晴らしき探偵の嫁力…!笑
エンディングで平次に対して言えてよかったねぇとしみじみ思っていたら和葉にずっこけさせられ、さらに
その後の重大情報で平次要素が吹っ飛びました笑
エンディング後はまじっく怪斗勢としてはすごく嬉しい情報!怪斗よかったね!作中の発言のを思い返すと新一は知っているのか??察してるだけ?勘違い?
ストーリーの腑に落ちない部分はみんな昔の兵器なんて使い物にならないと思わなかったのか?ってところ。
あとコナンにしては爆発が足りない!と思ってしまった笑
ラストに大物が登場!衝撃の真実が・・・
久し振りにアクションでは無く、ミステリ-中心なスト-リ-で、ほぼ豪華フルキャストで良かったです。主役は平次とKidですが、ラストでキ-マン川添刑事が、超大物キャラで主役だった事が分かります。謎解きは展開が早くてついて行くのが大変でした。
そして、どうして新一と海斗の顔がそっくりなのかの謎も明かされます。海斗パパが何故姿を隠しているのかも、これから明かされるのでしたら期待したいですね。正体を隠して、息子をサポートするなんて、ルパン二世みたいだなと思いました。(<Lupan Zro>を見た人は解る。)
物足りなさを感じた
怪盗キッドに狙われた脇差を守るため函館を訪れたコナンと平次は殺人事件に遭遇し…。
劇場版27作目。北海道版「から紅の恋歌」のような作品でどことなく金カム色もある作品。やや地味に感じたが函館の知っている景色が多く登場したのでその部分は満足でした。
超人たちの集まり。。
コナンを毎年観ることが恒例になっているので。。普段のアニメは追いかけてきれず、登場人物の名前と概要は分かるけど登場人物出過ぎで筋が通っていないと言うか、結局何がしたかったのか。敵も味方もスーパーマンなのか。言ったらキリないけど。。平次と和葉の恋なのか。キッドと過去なのか。お宝探しなのか。殺人事件なのか。どれもフワッとしてて。もう一回見たら分かるかな。良さ。
色んな意味で笑ってしまった。
ネタバレを回避して早めにどうぞ
ポスターの煽り文句がウソじゃなかったので驚き
ネタバレ回避して早めに見てください
なお、途中で「あいつの京都弁むかつく」とか言うのは、君たちが言ってはいけない台詞
優作の秘密が明らかに!
あー面白かったー!
テンポ良いし黒の組織以外、出演者オンパレード(人 •͈ᴗ•͈)
ちょい出の人たちもいた(・・;)
ドリンク買うのに15分も待った…
やっぱりコナンは人気じゃ(◡ ω ◡)
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