名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のレビュー・感想・評価
全424件中、241~260件目を表示
キッドと平次がメイン
面白かったけど、平次と和葉もう付き合っていいんだよ。
沖田総司好きだからかっこいいシーンが見れてよかったです。
今回は幕の内弁当
コナンのシリーズも
いつの間にか、アニメという色眼鏡で見なければ
日本でも指折りの、安定したクオリティのアクション映画シリーズになってしまいましたね
本格的なミステリーっぽく仕上げたり
壮大なアクション作品に仕上げたり
まさしく変幻自在
今回はどちらかと言えば、ファン向けの幕の内弁当
色々なキャラが顔見せして楽しませてくれる
深みがない分、星は少なめですが
楽しさに関しては、安定のクオリティです
加えて
和風アレンジのテーマなど、サントラは楽しい
ちょっと欲しくなりますね
イライラしただけ、萎えた、もう後付はお腹いっぱい
後付け設定って視聴者からしたら
これって最初から考えてたの?それとも後付け?
みたいな悩ませてくれる感じじゃないと駄目でしょ、、
ただこの映画はどう考えても後付けじゃん、なぜ原作が始まって20年超えて今頃付け加えたのか謎。
凄まじく萎えました
高橋留美子さんの作品もみんな顔似てるし
あだち充さんの作品もそうでしょ
コナンとまじっく怪斗を無理矢理混ぜて幻滅させるなら最初から混ぜないでほしかった
まじっく怪斗の重要なネタバレをコナンっていう別作品で明かしてしまうのもヤバい
セスナの上で刀を振ってる高校生、これもかなり萎えました
平次と和葉の最後のオチも読めてたけど
アニメでやるならわかるけど映画のオチに使うのもヤバいね
青山さん連載長すぎて視聴者が望んでるものがわからなくなってるのかな
子供に媚びてただ派手により派手に
でも大人にも媚びるから内容は複雑に
結果、子供には内容は理解されず大人には現実離れが凄すぎて萎える
本格推理小説好きにはオススメです。
コナン映画と言えばアクションが多いイメージでしたが、今回は暗号、犯人探し、ミスリード、伏線回収とミステリ要素が多めでした。(個人的に初期コナン映画っぽさを感じました)
中弛みもなくスピーディな展開も高評価でした。
赤井さんや安室さんが活躍する映画も面白いですが、古くからのコナン好きとしてはコナン、平次、キッドの初期から登場してるキャラが魅力的に描かれてて嬉しかったです。
また、原作ファンが喜ぶシーンも多く、コナンの知識が豊富な人ほど楽しめるのも良かったです。
最後に、このレビュー欄で「キャラが分からないから」という理由で低評価にしてるコメントを見て驚きました。この映画は単発映画ではなく名探偵コナンの映画なので、それを言っちゃおしまいだろと思いました。
ポーカーフェイスを忘れるな
・好きな女の子がいる男子高校生が3人もいて良い
・福城聖
・キッドが出てるシーンのBGMが良い
・斧江忠之と福城良衛についてもっと知りたすぎる
・青子ちゃんスクリーンデビューおめでとう!!
・蘭ちゃんが平次和葉の強火担でニッコリした
・福城聖が邪な気持ちとかではなく、純粋に和葉に惹かれていたのがめちゃくちゃ良かった 幸せになってほしい
・紅葉ちゃんと伊織、ただヘリデートしただけなの可愛い
・告白は成功?しなかったけど、長年恋心を自覚していなかった平次が自分の気持ちを言えたことが成長 えらい
・YAIBAのキャラ出てくるの嬉しい
・福城聖
・またしても何も知らない大泉洋(川添)
・最後の最後まで席を立つな
・えじゃあ沖田って何者?
今年も最高でした。コナンなしでは1年始まらない
物心ついた頃からコナン視聴者であり読者です。
まじっく快斗も何回も読んでいて今回の映画はファンサービスが多くとても楽しかったです。
特に、オープニングと劇中BGMがいつもと雰囲気が違いオシャレでした。
ネットでは盛り込みすぎ、ストーリーがイマイチという声も見かけますが、個人的にはシンプルに面白かったです。
ただ、序盤に登場人物がかなりハイスピードで出てくるのでそれに追いつけないとこれ誰だっけ?今何の話?とはなるかもしれません。
細かいところにもこだわりを感じ、何回見ても面白い映画に仕上がっていると思います。
毎年恒例のびっくりポイントは個人的にここ数年で1番驚きました。
コナン映画、いつも来年の予告してくれるところが好きです。1年先の楽しみを毎年作れます。
それいる!?ってキャラが多かった
シリーズが進んでキャラが多くなっているのはわかる!😊
でも、映画は尺が限られてるから、無理をすると肝心のストーリーが疎かになってしまう😱
この映画に限らず、最近はキャラありきの作りになって、自分的には残念な感じ。(それでも面白いけどね)
一番気になったのは、告白を阻止しようとする女の人のカットが何回も入り、そんなにいる!?って思った
たいして見せ場もなかったし‥🤔
とまあ今回は個人的には物足りませんでしたがコナンは好きなので次回に期待してます!!
あれ、おかしいな、もう1つ危険が欲しい
コナンの味方達が強すぎて黒ずくめの組織が勝てる気がしない。
鬼丸も参加してきました。漫画やTV版でもいるのかは不明です。
全話視聴してるわけでも漫画をすべて見てるわけでもないからです。
休みの日など、たまたま見る機会がアレば見る程度です。
映画は全て見てるつもりです。
剣勇伝説YAIBAの登場人物の沖田総司は、あのヤイバでさえ敵わない程の
圧倒的な強さ。宮本武蔵も驚くほどの強さなのです。
そんな彼が服部 平次と対等な強さなわけもないハズなのですが、なぜか服部 平次を認めています。さらに言えば服部 平次よりも鬼丸の方が強いはずです。
強さのバランスがこの世界は崩壊してる気がします。
沖田総司が鬼丸を連れてこずとも沖田がいれば1人で片付けてしまえるハズです
うーん沖田総司さん弱体化されてるっぽいな
【事件的に内容は、微妙】
隠した兵器を破壊したい、その為に息子も洗脳し利用する
警察に保護させる為に捕まえさせたのにメッセージで動かすとか意味がわからない
盗聴器をしかけられてる警察、気づかないでコナンと平次ベラベラと推理を話す。
最初の事件現場に平然とコナンが一緒にいて内容を説明する警察の違和感
前の事件で何かしら功績があって認められてるのかも知れないけど見てないので違和感がありました。だって○体が!ある横で。
服部 平次の信用度が個人的にどんどん減る、剣道の大会を見に来いと和葉に言ったのに行かない、連絡しない、かなり自分勝手で、コイツの事、嫌いにならへんのどすえ?
探偵としての能力も、新一に劣る
【服部 平次】
今回の主役というべき人物。幼馴染の和葉に告白するのに新一より上を目指そうとしてしまう男。『これかぁ!』という叫びと共に爆弾を落下させたが、ちゃんと下に誰もいないかを確認をしたのか怪しい。爆弾を本当に落とそうとしたのかも不明であり、爆発の規模など、ちゃんと把握しているのか怪しい。なんの爆弾かも、わかってないと思う
【紅葉-もみじ-】お嬢様
服部 平次の恋愛を邪魔する事に成功。映画で恋愛を成功させたら『おかしくなる』ので
偶然というよりは当然といえば必然、シナリオという神が介入し起こるべき運命だった。
もう、どんなに邪魔しても、どうしたって好きあってる二人の邪魔をしても無意味
どこでもシチュエーション関係なく告白なんてできちゃうんだから。
平次を探すのに何故か和葉に告白する場所を探しまわる
結構、おかしな。お嬢様だった。が平次は本当に告白する場所を探していたので
ある意味、推理はあっていた。
【青子-あおこ-】怪盗キッドの幼馴染
毛利小五郎と一緒にいると、どう考えても【毛利蘭】に見える
【怪盗キッドと新一が似ている】
似ている理由がわかった、1つの答えがこの映画で明かされた
【変装を見破れない】
黒羽盗一と思われる人物が捜査に紛れ込んでいたがコナンでさえ気付かなかった
とは言え変装した人物を、あまり知らないと言うのもあるだろう
黒羽盗一と言う人物も知らない
ゲームで犯人側の心境になる【金田一少年の事件簿 星見島 悲しみの復讐鬼】という
名作があり金田一に会いたくない、関わりたくない、話しかけてくるな
と言うくらい観察眼が異常なのが探偵
まぁゲームなので金田一も気づかないままのENDも普通にあります
コナンにも言えるが平次もまた変装を見抜く観察眼が足りない気がする。
あれ、何が言いたかったんだろ・・。
【福代 聖-ひじり-】
和葉に惚れる、確かに惚れるよね。剣道の事を知ってて褒められたりしたら、そりゃ惚れますよ。俺も仕事を失敗した時とか成功した時とか可愛い女性に応援されたり励まされたらイチコロでしょう。まぁ、そんな事がないまま人生を過ごし歳と共に、例え今後、応援されようが励まされようが恋愛対象外と自覚する歳になってるので、もはや耐性がついているので応援とか励ますとか、されても平然としているでしょう。
鞘が変わってるなら気づいているだろうね。本当に気づいていなかったなら、それはそれで剣術に問題がありそうです。
足場の悪い飛行機の上で平次と戦ってるけど普通できないよ。風も強いし
あの世界の住人は相変わらず人間離れしていて推理する側の立場になったら常識を捨てなきゃ探偵になれなそう。一般人でコレだもの。
【毛利蘭】
空手の奥義を教えてやるぜ!美少女の戦う姿が見たかった
今回なくて残念
【一難去って、まだあるぞが、ない】
今までなら事件解決後に、まだ危険があって、そこで更に心が躍ったものだが
今回はなくて残念だった。
【最後に】
コナンの映画もTVアニメも暇つぶしや、ちょっとした娯楽にちょうどいい
物語というより事件を1つの区切りに見れるからだ
しかし漫画を集めて読むと結構疲れる
事件、事件、事件、物語の進行、事件、事件と言う感じなので物語的には
面白いと思うのだが、飽きて物語の進行のみ見て満足してる
たまに事件も見ます
コナン展も行きましたが、歴史ある原作の数々に感動しました
音声とセットで回りましたが良かったです。麻酔針の数などニヤリとしました
物理法則ガン無視
前作「〜黒鉄の魚影」から一転。本作は完全なるファンムービーだった。いやぁ...ごめんなさいね。コナン超絶初心者なので、テレビアニメ、歴代の劇場版を追いかけ続けている人が大興奮するであろうネタが全く分かりませんでした...。
でもさぁ、やり過ぎじゃない?ファンの多い怪盗キッド、服部平次がメインの回であり、せっかくの劇場版だからこれまでの要素を詰め込んだり伏線回収に全部振りしたくなる気持ちも分かる、分かるんだけど、ここまでやると見せたいのはストーリーじゃなくてサプライズじゃないか。それ抜きにしても、ミステリーなのに展開早すぎるし、ご都合主義過ぎるし、種明かし雑すぎないですかね?
前作の何が面白かったかって、コナン主軸かつ灰原哀の過去を描いた物語だったからで、ドラマティックやカタルシスのない本作は申し訳ないけど、ファンじゃなければ楽しめる要素が全くない。
自分勝手なのはコナンあるあるだからグッと我慢したとしてもよ、いくらアニメだからって飛行機の上で戦闘なんて有り得ないし、ハッキリ言って面白くないっ!「ミッション:インポッシブル フォールアウト」の冒頭のイーサン・ハントを見てみろよ!風と空気圧でしがみつくのに必死じゃないか!ロープウェイもやばいだろ本当に!!!
...取り乱してしまいました。すいません。でも今回も、前半の推理はちゃんと面白かったんですよ。なのに、急に適当になって周りの登場人物がポンポン助言してくれるもんだから...ねぇ笑 それになんじゃ最後の宝は。怪盗キッドという変装の達人が居るおかげで救われすぎている、お粗末な脚本の作品でした。来年からどうしよっかな、笑
名探偵コナンという作品への解像度が低い映画です。
今回の映画では原作では明かされていない設定が出てくるので見終わった直後はその事実に驚嘆したものの落ち着いて振り返ってみれば歴代映画と比べると今回は面白かった!とも思わなかったというのが正直な感想です。
第一にキャラクターの性格が違うなという違和感が終始ありました。
特に映画というのは作品によってキャラクターの性格がぶれがちですがそれにしても今回の映画はそれが多いように思います。
園子はなんだかふにゃふにゃしているし、和葉はやけに大人しいし、蘭のはしゃぎ方は原作よりもコメディに走りすぎているような…。皆高校生なので歳相応と一言でまとめることもできますが…。
もし今までの通りであるなら、園子はもっとコナンに対してツンケンとしていて協力はしてくれても語尾を伸ばすような話し方はしません。和葉はふらふらしている平次にもうちょっと口うるさく言うでしょう。特に大会に出る予定(しかも団体戦も選手登録している)ですから和葉の竹を割ったような性格からするときっちり駄目出しするはずです。平次が言うことを聞くかどうかはともかく。それに付随して大会すっぽかして告白スポットを夜通し探すというのも無責任さが際立ってしまいキャラへの魅力を下げています。
蘭は家庭環境から面倒見がよく、昔から平次と和葉のことを応援していますがあんなにふざけた態度ではなくまるで年上のように落ち着いてアドバイスができる女の子です。そんな子が唯一年頃相応にわがままを言える相手が新一であるので、もっと素敵な子のはずだけどなぁとやきもきしました。
怪盗キッドもキッドとしての彼は完璧主義であるはずなのに京都弁をあんなにあからさまに間違えるのも仮に平次やコナンを煽る為にわざとしていたとしても何度もしつこく同じことをする意味はないはずです。スマートに軽やかに危ない場面もそつなくこなす、そんな怪盗キッドはどこへ行ったのか。
さらに言うと優作も新一をはるかに上回る切れ者なのに劇中では話し方や内容含めほんわか天然系なのはがっかりしました。双子であると言っていなかったとして、それが優作ならばそれはあえて言っていなかったという方がキャラクターとしてしっくりきます。
有希子に至っては原作では明るくお茶目な性格なのに映画だと発言がただの馬鹿なのが残念過ぎる。
原作での彼等彼女等はそんな性格ではないという気持ちがこの映画をもう一度見ようと思わない理由の一つです。
ストーリーも特別悪くはないのですが良くもないといった具合です。
いわゆる三つ巴な戦いといったような展開は設定としては好きなのですがその状態は敵が判明してから斧江が捕まることでさっくりと終わってしまい結局コナンサイドとカドクラの対立に切り替わるし…。
コナンサイドは基本的に大人を頼らないかつカドクラも部下がたいして使えないので敵対しても緊張感が全くないです。
最初は大物感を出しながらもキッドに気づいたのはカドクラのみ、その場でキッドと切りあったのもカドクラ、方々への指示出しもカドクラ、車からの狙撃でバイクに命中させたのもカドクラ、斧江を狙撃したのもカドクラ、スタングレネードの中唯一先に進めたのはカドクラの車両。全て本人が行うというボスのフットワークの軽さ。カドクラはもっとどっしり構えるキャラであった方が敵としてのプレッシャーや重厚感があってよかったんじゃないか。
そして別作品のキャラクターが出てくるのは青山作品の醍醐味ではありますが、鬼丸の存在が微妙過ぎるんですよね。YAIBAの件はさておきコナン原作で登場する鬼丸は高校生でとんでもなく強い設定かつ、平次でも勝てるかわからないと言わしめる猛者です。しかし映画序盤では沖田が『強い相手と戦いたい、服部がいないなら大会に出場する意味がない』といったことを発言していますが鬼丸がいるのに?と首をかしげてしまいました。鬼丸が大会に出場していたかまではたしかに不明瞭ではありますがでも函館にきてるんだよな、とも思うし…。謎が深まりました。
鬼丸は最後に大立ち回りをしますが(コナンとしては)ぽっと出のキャラクターが無双とも言える活躍をしてもいまいち気持ちが盛り上がらなかったです。
またこれは個人的な主観ですが主題歌も微妙だなぁと思いました。
去年はすぐに曲を検索しましたが今回は全くそんな気が起きませんでした。
今こうして思い返しても良かったところよりも悪いところの方が容易に思い浮かぶあたりが自分の中でのこの映画を表していると思います。
良かったところというと黒羽盗一さんが出てきたところですかね。
監督と脚本を確認したら過去に同じような感想を抱いた映画を担当されていて、一人で勝手に納得しました。
長々と書き連ねましたが簡潔に言うと、名探偵コナンという作品への解像度が低い人が制作した映画です。
McGuffinに翻弄される冒険ミステリ
土方歳三+五稜郭、序盤はコナン版ゴールデンカムイ?と怯んだ。
しかし終わってみれば、犯人もお宝もミスリードと種明かしのバランスが程よく、心地よく翻弄される冒険ミステリに仕上がっていた。本作は (1)久垣弁護士の殺害事件、(2)斧江家の宝探し、(3)平次と和葉の恋模様との3つが軸になる。(2)と(3)は密接に関連しているが、犯人と宝の謎解き的には個別に行われる。
⚔️
1. 殺人犯のミスリード
被害者の久垣澄人の遺体には、特徴的な刀傷が残っていた。また彼が斧江財閥の顧問弁護士であることから、キッドが斧江財閥から盗もうとした刀や、斧江家の祖先が遺した宝に関連した殺人事件だと示唆される。この時点で、宝を狙い、不必要に刀を振り回すカドクラ(銀河万丈)が怪しげに映る。
一方で、剣道大会で演舞を依頼される程の居合の達人、福城聖(松岡禎丞)が登場すると、彼にもフラグがたっているように見える。特に、逃走中のキッドの前に現れ、平次と互角に刀を交わす狐面の男の背格好が福城聖と酷似しているので、彼への疑いが高まった。ただ、直後のシーンでコナン達が福城家を訪ねた際に、聖の方から因縁をつけて平次と木刀を交わそうとする場面があり、おやっと思う。もし、聖が本当に狐面の男なら、平次にバッチリ太刀筋を知られているので、魔をおかず木刀を交わしたらさっき襲ったとバラすようなものなので、聖は狐面の男ではないのかもと思い直す。ただそうすると、背格好からカドクラも狐面の男ではないので、犯人の検討がつかなくなる。
川添善久(大泉洋)にもかき回された。自動車の駐車に失敗するへっぽこ登場をするが、しばしば証拠品を目敏く拾ったり、吉永神子(高野麻里佳)をコナンに託したり、怪しげな笑みを浮かべる。なので、彼の剣術の腕前は定かではないが、殺害犯か狐面の男か、或いは宝に関する黒幕なのかとかなり翻弄された。結果、エンドロール後に黒羽盗一だったと明かされ、殺人には関与していなかった。
終盤犯人は、聖の父・福城良衛(菅生隆之)だと分かるが、彼は自分には剣術の才がないと嘘をついていたり、終始病で体の自由が効かないアピールをしていたので、完全にノーマークだった。ただ後から考えれば、父子で背格好が似ているので、狐面の男が良衛の可能性もあった。ただ、コナン君のように指の傷から居合の達人と判断するのは無理があるので、これが唯一のヒントなら若干アンフェアではある。ただ、敢えて息子の聖を容疑者として疑わせて警察に拘束させることで、宝を狙う悪漢から護り、自分が悪漢に捕まっている間に「宝」の破壊を息子に実行させようとした作戦には妙に説得された。全く読めなかったので、騙された読後感が爽快だった。ただ、聖が北海道警から脱走できるという前提は、漫画っぽ過ぎるかもしれない。
⚔️
2. 宝(McGuffin)のミスリードとドラマ性
序盤、「宝」は金銭的な価値がある財宝と連想されるよう提示されるが、中盤で「戦況を一変させる武器」と明言される。核兵器のようなイメージ映像も流れ、明らかに大量破壊兵器かのようにミスリードされていた。
ただ個人的には、財宝と思わせ武器と明かす展開から、殺傷兵器と思わせて実は違う意味で"兵器"になり得ると展開しそうに思えた。近代戦では情報が重要なので、通信手段に関わる何かと邪推した。具体的にどんな機器なのかまでは解らなかったが、当時は最新機器でも半世紀過ぎた現代では役に立たない旧式というオチが付きそうな予感はした。
実際に見つかった「宝」は、Enigmaみたいな暗号機だった。完全には予想が当たらなかったが、現代ではスマフォの計算力にも劣る無用の長物というオチは予想通りだった。「宝」を求める冒険譚で、無価値なものが見つかるオチはよくある。「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」はその好例。発見された聖櫃はある意味すさまじい「力」を持つが、開けた者に悲惨な末路が訪れる。
ヒッチコック等は、冒険譚で登場人物が探し求める目標をMcGuffinと呼んだが、McGuffin自体は何でもいいし、冒険の動機づけにさえなれば、最終的に意味がなくても構わない。本作の宝はMcGuffinの典型であり、殺人も犯人の半生も無駄だったと思い知る最大限の罰に繋がる。この展開を肩透かしに感じる観客もいそうだが、ある程度年齢を重ねると身につまされるドラマ性を感じる。
⚔️
3. 逆に読めちゃう定番展開
宝の正体こそ読みきれなかったが、終盤の舞台が函館山なのは中盤で分かった。それは、毛利蘭(もしくは少年探偵団)の危機をコナンが救うのがコナン映画の定番だから。和葉への平次の告白を何とかして成功させたい蘭は、100万$の夜景が望める函館山を推す。蘭がその現場を見逃す訳がないし、映画の表題も「100万ドル」と明示している。
定番展開は無いと固定客ががっかりするので、観客に隠すがそもそもないだとは思うが、終盤のクライマックスがほぼほぼ毎回似ていると飽きられやすくなるリスクはある。しかし、本作はエンドロールに黒羽盗一の素性と、コナンとキッドがそっくりな理由が明かされるオチが最大のクライマックスになったので、エンドロール前は定番な展開で良かったかもしれない。
🍁
4. もはやドロンジョな大岡 紅葉
コナン映画のコミックリリーフは、阿笠博士や少年探偵団に任される事が多いが、本作で終始ボケをかましまくったのは大岡 紅葉と伊織無我。金持ちキャラらしく、飛行船で優雅に登場。平次が事件を捜査しだすと和葉そっちのけで夢中になってしまうことを何故か理解しておらず、和葉への告白に使われそうな北海道の観光スポットを巡り右往左往する。公安出身で優秀な執事であるはずの伊織無我も、有名な観光地を初めて知ったかのような口ぶりだし、閃光弾を落とす始末。閃光弾の音で、耳を塞がなかった和葉は平次の告白は失敗するので、伊織はお嬢様の目的を見事に果たす。ただ恐らく、紅葉も無我もその事実を把握してなさそうなので、やっぱりタイムボカンのドロンジョと手下に見えて仕方ない。
ただ、伊織無我は馬鹿なふりして、敢えてお嬢様を意中の相手から遠ざけていたのかもしれない。それが、悪い虫がつかない為の忠誠心が、自身が紅葉に秘めた恋心なのかはわからない。ただ、だとすると閃光弾の投下は本当に失敗なので、いずれにせよポコンツ感は拭えない。
金払って見る新しい真実は、
最高の余韻で帰れますね。ネタバレ見てから見た人が勿体無い!と思うくらいの。座席にいたお客さんみんな満足げに帰っていたのが印象的でした。作画もPVで雑かなと思って懸念していましたが、動きを優先した場面が多いPVだったので、推理描写など落ち着いているところは綺麗な作画でした。園子は少し荒れていたかな?笑
推理は例年通りの質です。二転三転するよりかはアクションや伏線に力を入れている印象でシンプルなのでどなたにも楽しめると思います。
永岡智佳監督は紺青の拳でも手腕を発揮していましたが、この方のキャラ振りは每作すごく上手ですね。ロープウェイのシーンは一生忘れられない衝撃で笑いました流石ですコナンくん。👍
主題歌流し始めるのもタイミングバッチリで鳥肌が立ちました。まじっく快斗予習しておくことはお勧めしておきます。1話だけでも大丈夫かな?登場人物メインだけでも知っておくと2度美味しいです。
個人的にキャラ紹介で悪の組織、最推しのジンが綺麗に描かれててニコニコしました☺️
津田健次郎さんが二役で出てくるのサプライズすぎてテンションぶち上がりました。テレビで毎週追いかけていてよかったです。そしてとても美声。土方歳三は序盤で惹きつけられました。刀のアクションはどこをとってもカッコよく、見せ方が素晴らしいなと。ただただ感動しました。大満足です。
あくまでファンが楽しむ映画であり初心者には向いていない
今まで劇場版をスクリーンで見たことがないし(異次元の狙撃手だけTVで観た)、単行本も過去に最初の数巻しか読んでない者である。今作は30周年イヤーであちこちPRしているのと、函館が舞台で気になっていたのでファンである友人と共に観に行った。彼女いわく単行本105巻とコナンVS怪盗キッドを見ればなんとかなるというので事前に触れておいた。
結論から言うと、キャラの絡み、キッドの謎、(おそらく)過去作品のネタが多く、最後の方は「函館の夜景が綺麗だな」というだけで終わってしまった。鈴木財閥とキッドの関係性は単行本で知っていたが、まさか他作品のキャラ(YAIBA)も出るとは思っておらず、それはないわと思ってしまった。。
ここまで言えばわかると思うが、長年、コナンや青山作品に触れている人ならオールスター状態で嬉しいだろうが、作品をほぼ知らない人からしたら「なんじゃこりゃ?」と思ってしまっても仕方ない。ファンである友人はそれなりに楽しめたようだが、後にXでの推測ポストやサンデーうぇぶりのネタバレありコメントに触れて完全にしらけてしまった。最後、某キャラが再登場(復活?)するシーンから来年への予告が流れてきたが、来年の作品も今回みたいに過去作知らないと無理なら観る気はしない。
※ラストのシーンでざわついたというコメントがあったものの、自分が見た時はほぼ満員でも誰もざわついてなかったので劇場によって差がある
良い点は聖という居合道のキャラが良かったのと、函館の夜景が美しかったことだろう。ただ聖もパンフに出てないので謎状態。
監督がたまたま別の好きな映画を手がけていたので、同じ人でもここまで変わるんだなと思ってしまった。
最後に。
小学館、セガ(アニメ制作会社はセガグループ)、日テレ(読売テレビ)、他社の雑誌など大々的に映画や30周年イヤーで取り上げているが、初心者はそれだけで踊らされて安易に観ない方が良いとアドバイスする。普通なら映画単体で完結するのでそれだけで楽しめるものの、コナンに限っては(劇場版、単行本問わず)過去のエピソードが絡む以上、その前の作品を知っているのと知らないのでは全然楽しみ方が違う。今回はPRに踊らされて観てしまい後悔しているので同じ境遇の人が出ないことを祈る。
キッドと平次が主役
北海道・函館で、斧江財閥の持つ新撰組・土方歳三にまつわる日本刀を狙うと、怪盗キッドから予告状が届いた。その頃、服部平次やコナンも剣道大会のため函館に来ていたため、コナンもキッド対策に協力した。そんな時、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で発見され・・・さてどうなる、という話。
土方歳三の日本刀をきっかけに、真のお宝は何か、誰がお宝を狙ってるのか、平次と和葉の恋など、色々な話がてんこ盛りで今回はコナンより平次とキッドが活躍してた。
謎解きの面白さはあまり無く、変装が多くて後付けのような理由説明はなかなか難しかった。
飛行機の上での殺陣とか、物理的に成り立っていないのは、いつものようにご愛嬌とみるしかない。
エンドロールの後のラストで判明するが、キッドと工藤新一は従兄弟って事なのかな?
aikoの曲がなんとも意味深に感じた。
函館の夜景はアニメでも美しかった。
感情移入できずに話が進む
前作が面白すぎただけに、期待はずれに感じてしまった。
他の人も言うように登場人物多すぎて、会話の中ででてくる人物が誰を指してるのかよく分からなくなってしまう。そんな状態だったせいか、特に気持ちも入らずに見終わってしまった。
ただ函館のいろんな景色は観たくなった。
相変わらずみんな結構犯罪を犯してる気がする&運動神経良すぎでした。
事件内容が複雑な上、展開が早く、更にキャラクターが多すぎて混乱…
自分に理解力がなかったのかもしれないが、
事件内容が複雑な上に、展開はかなり早い
更にライト層な自分は知らないキャラクターが山のように出てくるので
誰が誰だか分からなくなり
話について行けずかなり置いてけぼりになりました
子供が見て分かるとは思えない
ミステリーにするならキャラを絞ってもっと事件にフォーカスして欲しいし
アクションエンタメならもっと単純な事件の方が良い
初期のコナン映画はコナン知らない人でも楽しめる内容で事件内容も分かりやすくて良かったなあと
とはいえ、一定のクオリティはやはり維持されていて、話しが分からなくてもアクション見てるだけである程度楽しめるしその辺は流石ではあるけど
結構好みだったけど
ここの口コミを見てから、映画を鑑賞してきました。私は結構好きな話ではあったけど、ここの口コミの言ってることも理解できるなという感じの内容でした。
全体的に色んな要素を入れ込みすぎて、まとまりがない感じになっていたかなという印象。いつものコナンなら、今回のメインはこの人かなとか、この人を中心にして話が広がるのかなってのがわかりやすいけど、今回は誰の話や?がずっと続く感じだった。それくらいまず登場人物のキャラが濃い!メインどころぶち込みすぎてるし、主要メンバーのお助け的なポジのちょい役キャラもポンポン出しすぎてる。笑
そういう点では、いつもよりもかなり豪華かもしれないけど。
色んなキャラの登場に惑わされて、集中してないとすぐに話に置いていかれそうになるから、そこがちょっと注意が必要。
でも、いつも以上になんでもありな感じとか、ちょっと歴史を絡めた日本らしさ(武士のかっこよさ)とか、ロマンスとか、そういうのも楽しめたから結果的には見てよかった!
個人的には、コナンのロマンス展開が好きな人には見てほしいかなという感じ。
誰?こいつ
コロナ禍で暇だった時期にTV版コナンと劇場版コナンを全て見たのですが、それでもわからない登場人物が一人。誰やねんどすぇ?・・・調べてみると「YAIBA」という漫画のキャラクターで、名を鬼丸猛というそうな。沖田総司はオリジナルコナンにもTV版にも出てきたことがあるけど、この海坊主とは仲がよさそうですな。
クレジットにはなかったけど顔半分の黒田兵衛も出てきてたんじゃない(間違ってたらごめんなさい)。てな感じで、コナンファンにとっては「まじっく快斗」も含めオールキャスト、お祭り騒ぎのような作品でしたが、函館が舞台というのが劇場版『銀翼の奇術師』以来のこと。そしてキッドとも仲の良い一面を見せるコナンと服部平次がいたり、何人にも変装するキッドを七変化も見どころのひとつ。
怪盗キッドの特徴といえば、ビッグジュエルしか盗まないこと。それが今回は土方歳三にまつわる日本刀を狙うという珍しいパターン。『世紀末の魔術師』なんかもそうだったが、今回は明らかに宝石とは無縁のシロモノ。キッドの秘密が明らかになるという謳い文句もあったくらいだし、8年前に亡くなったとされる黒羽快斗の父親黒羽盗一に絡んだ謎が解明されると思いきや、もっと凄い秘密が待っていた・・・もう服部平次が遠山和葉に告白できるかどうかというラブストーリーも吹っ飛んでしまった。そしてあの川添刑事(大泉洋)が・。・
親善組、五稜郭、そして刀を巡る争奪戦といった図式も面白いには面白いが、結局、最強兵器を壊すという動機がいまいち弱い。そしてキッドの目的にしても、この時点で父親と通じているのかどうかも不明だったし、ストーリーのも謎が残りすぎる。だからキッドの素顔が工藤新一に似てることに驚く平次やエンドロール後のエピソードが強烈に残るだけの映画だったように思える。まぁ初代キッド=盗一が生きていることと、工藤優作の双子の兄が盗一だと思わせる内容と、その結果新一と快斗がいとこ同士であることわかっただけで満足です。
【妄想追記】
YouTubeなどではネタバレ的な大胆予想も散見されますが、ほとんどが黒の組織内部から派生する人間関係がメインです。そしてアポトキシン4869に絡み、あの方烏丸蓮耶の血筋とベルモットの若返りネタ。つまり工藤新一がそうなったように幼児化する薬の副作用がメインとなり、それが徐々に解き明かされていくものだ。
ここに来て初代キッド黒羽盗一が生きていることがわかると、「まじっく快斗」でキッドが探しているビッグジュエルのパンドラも不老不死の効果を持つことから、アポトキシン4869もパンドラに関係があるんじゃないかと疑ってしまいます。つまり、盗一が追っているのも黒の組織そのものじゃないかと・・・あぁ、今後も楽しみ!
全424件中、241~260件目を表示