「誰?こいつ」名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
誰?こいつ
コロナ禍で暇だった時期にTV版コナンと劇場版コナンを全て見たのですが、それでもわからない登場人物が一人。誰やねんどすぇ?・・・調べてみると「YAIBA」という漫画のキャラクターで、名を鬼丸猛というそうな。沖田総司はオリジナルコナンにもTV版にも出てきたことがあるけど、この海坊主とは仲がよさそうですな。
クレジットにはなかったけど顔半分の黒田兵衛も出てきてたんじゃない(間違ってたらごめんなさい)。てな感じで、コナンファンにとっては「まじっく快斗」も含めオールキャスト、お祭り騒ぎのような作品でしたが、函館が舞台というのが劇場版『銀翼の奇術師』以来のこと。そしてキッドとも仲の良い一面を見せるコナンと服部平次がいたり、何人にも変装するキッドを七変化も見どころのひとつ。
怪盗キッドの特徴といえば、ビッグジュエルしか盗まないこと。それが今回は土方歳三にまつわる日本刀を狙うという珍しいパターン。『世紀末の魔術師』なんかもそうだったが、今回は明らかに宝石とは無縁のシロモノ。キッドの秘密が明らかになるという謳い文句もあったくらいだし、8年前に亡くなったとされる黒羽快斗の父親黒羽盗一に絡んだ謎が解明されると思いきや、もっと凄い秘密が待っていた・・・もう服部平次が遠山和葉に告白できるかどうかというラブストーリーも吹っ飛んでしまった。そしてあの川添刑事(大泉洋)が・。・
親善組、五稜郭、そして刀を巡る争奪戦といった図式も面白いには面白いが、結局、最強兵器を壊すという動機がいまいち弱い。そしてキッドの目的にしても、この時点で父親と通じているのかどうかも不明だったし、ストーリーのも謎が残りすぎる。だからキッドの素顔が工藤新一に似てることに驚く平次やエンドロール後のエピソードが強烈に残るだけの映画だったように思える。まぁ初代キッド=盗一が生きていることと、工藤優作の双子の兄が盗一だと思わせる内容と、その結果新一と快斗がいとこ同士であることわかっただけで満足です。
【妄想追記】
YouTubeなどではネタバレ的な大胆予想も散見されますが、ほとんどが黒の組織内部から派生する人間関係がメインです。そしてアポトキシン4869に絡み、あの方烏丸蓮耶の血筋とベルモットの若返りネタ。つまり工藤新一がそうなったように幼児化する薬の副作用がメインとなり、それが徐々に解き明かされていくものだ。
ここに来て初代キッド黒羽盗一が生きていることがわかると、「まじっく快斗」でキッドが探しているビッグジュエルのパンドラも不老不死の効果を持つことから、アポトキシン4869もパンドラに関係があるんじゃないかと疑ってしまいます。つまり、盗一が追っているのも黒の組織そのものじゃないかと・・・あぁ、今後も楽しみ!
kossyさん
やっと、鑑賞できました(^^ゞ
登場人物 多かったですね。
シリーズ ご覧になられているようで
嬉しいです☆彡
「まじっく快斗」もだなんて素晴らしい
女の子にも変身できちゃうキッド様(笑)
その怪盗キッドの父親と
新一のパパが・・・しかも・・
私も 来年公開が楽しみです。