劇場公開日 2024年4月5日

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「【サッカー好きの小っちゃな女の子エッラが、大好きなオジサンを彼の同性の恋人から取り戻すために悪戯を仕掛ける物語。少しづつ人と交わり、友情の大切さに気付いて行くエッラの姿が素敵です。】」リトル・エッラ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【サッカー好きの小っちゃな女の子エッラが、大好きなオジサンを彼の同性の恋人から取り戻すために悪戯を仕掛ける物語。少しづつ人と交わり、友情の大切さに気付いて行くエッラの姿が素敵です。】

2025年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

ー スェーデンの児童文学作家と言えば、”長靴下のピッピ”を生み出したアストリッド・リンドグレーンを思い出す。リンドグレーンの映画も観たけれども、今作は、絵本作家のビア・リンデンバウムの「リトルズラタンと大好きなおじさん」の映画化だそうである。
  特に北欧は、長い冬があるから児童文学が栄えると聞いた事があるが、”ムーミン”が代表的哉。個人的には”三びきのやぎのがらがらどん”などは、覚えているな。ー

◆感想<Caution!内容に触れています。>

  ・私は、優れたる絵本の映像化は難しいと思っているが、この作品は良かったな。

  ・何しろ、エッラの大好きなトミーおじさんを始めとして、彼の同性の恋人、スティーブも優しいのである。
  エッラが嫉妬して、イロイロと悪戯を仕掛けるのだが、怒らないんだよね。逆に身を引こうとしてしまうのである。けれども、トミーおじさんの哀しい顔を見て、エッラはスティーブを引き留めて、”ゴメンね”と伝えるのである。ー

  ・そして、エッラは前半のサッカーの試合では、惜しい感じで決まらなかったゴールを見事に決めるのである。

<今作は、人と交わる事が少しだけ苦手な小さな女の子、エッラが、人と交わり。友情の大切さに気付いて成長していく姿が素敵な作品なのである。>

NOBU
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