映画 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価
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監督お得意の局地的戦法。 これに尽きるな。 あとはたりー事をやって...
監督お得意の局地的戦法。
これに尽きるな。
あとはたりー事をやってるだけ。
甘ったるくて食べれませんわ。
男のやつ前髪切れや
心のビタミン剤?
特に何かが起きる事はありません。2人のじゃれ合いを見せられるだけです。しかしながら全く腹が立たない。この流れに身を任せてみるかという気にさせるほのぼのとした空気感が見事としか言いようがない作品。
多分キャスティングが良いのだろう。まぁ永野芽郁ちゃんにはハマり役だったし高橋くんのグダグダ感には爽やかさを感じる不思議な作品でした。ロケ地も良かったのでしょう!
是非映画館で🎦
62
ファンタジー
今泉力哉監督の作品だから一応観ておこうかと思ったのだが、失敗…
ぬるくて薄ぼんやりした展開。リアリティのない同窓会や中学生との会話。ファンタジーとしか言いようのない中学生男女や社会人の恋愛…まぁそこら辺りまでは演出意図として理解しますよ。
しかしね、毎度毎度なにか言う毎に媚びるように男を見て「うふっ」的なのって、それは男のファンタジー過ぎやしませんか?原作者も監督も男なことが影響してませんか?と思わざるを得ない。それこそがこの作品の課題だと思います…
あまりにも原作に忠実なドラマ版が良すぎてね。その10年後ではあまり...
あまりにも原作に忠実なドラマ版が良すぎてね。その10年後ではあまりにも西片が童貞すぎるというか、ピュア過ぎて見ててしんどい前半だった。永野芽郁のアイドルムービーとしては価値が高い。
中盤の白鳥玉季✕齋藤潤のカップリングの話から、物語は加速していく。告白の暴力性は、シンプルに今泉監督の映画感にあってる。ちゃんと返事をもらうことの難しさ。白鳥玉季はもう名優の域。また今泉組にご縁があることを。
ドラマ版とのクロスオーバーにあざとさがないのは、合唱曲の強みか。ドラマ版と話し方や身振りを合わせてくれてるのも、演者の技量と作り手の一貫性。
ほっこり!
小豆島のきれいな海と町並み、
そんな小さな島の、小さな学校の同級生の話。
西片演じる高橋文也さん。
高木さんの前と生徒の前とでちゃんと人格が違うからすごいなと。
高木さんの前ではおどおどしてしまうのに、生徒の前ではちゃんと教師してる。
教師の西片さんはどこか頼りないけど、でもちゃんと生徒を守っていたなぁと感じる。
町田くんのことが好きな生徒役の女の子の台詞が妙に泣けてしまった。
人を好きになること、想いを伝えること、伝えてくれた想いにちゃんと返す。
そんなまっすぐな人達の心に触れられる素敵な映画。
からかわれ下手の四片君
原作未読。
こういう青春ラブコメ映画はふだん観ないのですが、永野芽郁ちゃんが主演なので鑑賞。
いや~、こんなにピュアな映画は久しぶりにみました。主演のふたりがピュアすぎて、ちょっとひくくらいでしたが汚れた僕の心も洗われました。へ~、今泉監督ってこんな映画も撮るんだ。
小豆島の景色が美しくて良かったです。そして永野芽郁ちゃんの浴衣姿は破壊力 抜群でした。
タイトルなし
原作はあるが、今泉の世界だった。爽やかな映画とされているが、そんな単純な世界ではない。ただ、臆病で告白できなかったのかと思いきや、ラストシーンで彼は発達障害かと思えるような鈍さを見せる。まだ、人との関わりが苦手な不登校の子のほうがずっと繊細に人の気持ちを読んでいる。からかい上手は相手を支配してるかと思いきや、実は寂しくて相手に近づけないという意外な展開。でもその気持ちを不登校の子に打ち明ける展開はうまい。実話なのかな?
海も島も美しい。情熱大陸を見たけど、不登校の子とのシーンで永野の後ろに海を置く設定にしたのはやはり美しかった。
愛がなんだは、病的な世界だった。この映画も微妙に病的ではある。しかし恋愛とは思いこみだし、冒頭の片思い100%の歌もそれを彷彿させる。高木さんの思いがそこにあったことを観客は最後に知る。
人と人のコミュニケーションにこだわる。しかしそれはすれ違いでもある。今泉監督は不思議な人だと思う。
二人の間の緊張感、すれ違いそのものが恋愛の隠喩でもあり、胸キュンの映画ではあった。
隣にいるのが好きでそこに帰りたいから、二人が隣同士、教室の椅子に座って話す設定はうまい。
また、ラストで二人が10年越しを反復するシーンもまるで小津の映画を見ているようだった。それは現在の中学生の二人のシーンとも重なる。告白することそのものが大事だと彼女はからっとした顔で言ってのけるからだ。
ドラマの方が圧倒的にいい。西片のこどもっぽさと高木さんの悲しそうな感じがよくわかる。からかいのシーンもたくさんあるし。クリスマスシーンは少しかわいそうだし。 ドラマの方はあまりにも切ない。何度も高木さんがサインを出してるのに。からかいの中に本音を含ませてるのに、それが逆に本当だと受け取られない淋しさ。その繰り返しが切ない。それで西片をいじめてしまう。それはますます西片をからかいの関係に閉じ込めさせていく。そのもどかしさ。
何といっても西片くんがいい。怪物の子役だったのにあっと言う間に大きくなってしまうんだな。このキャスティングで成功している。
ドラマも今泉さんの監督で、ドラマの方はとてもナチュラルにできているので、確かに他のレビューの人達が言うようにドラマを見てから見たほうがいい。今泉さんもそれを意識したのかもしれない。だけど、永野さんはとても好きな俳優さんだけど、少し違う感もあった。ファンタジー的で力強い感は永野さんなんだけど、西片が好きで切ない感は少し弱い。文哉さんの方は誠実さと素朴さがあってよかった。ドラマでは、最後にずっと手を振るシーンが好きだ。ここでまたフライングがあるんじゃないかとヒヤヒヤしてしまう。ラストの消しゴムのシーンも切ない。原作がわからないけど、今泉さんはこういうのが描きたい人なんだろう。
映画では確かあの海を見渡す場所はいかなかったことになっていないか。
ドラマでは、サブストーリーもとてもかわいく切なかった。
待ちに待った…辛め評価ごめん
からかい、からかわれの中学時代を過ごし、いい感じを共に持ちながらも、親の仕事で遠く離れ離れになった主人公2人が、10年後に、生まれ故郷の島で、かたや体育教師かたや美術の教育実習生として再び出会う話。
原作コミックはあれど、舞台は、マンガにはない二人の10年後を描いたもの。それなら、稀代のストーリーテラー今泉監督の脚本も躍動できるってものだ、と観る前から楽しみでした!!
というわけで、以下のレビューは原作知らずが、今泉監督作品を観て勝手に書くものなので、「原作とテイストが違う」とか「原作のエンディングで終わりでいいじゃないか」などと感じられている方は、無視してくださいね。
そして、映画はちゃんとほのぼのできるので、ぜひ観てください!
さて、上のように推奨したにもかかわらず、のっけから失礼な書き方になるが、本作、俺にとっては、今泉監督全開って感じじゃなかった。永野さん(芽郁)の映画って感じだったなあ。
ごくわずかな出来事を、119分に渡って、ゆっくりゆっくり語る映画。島の時間で撮った映画ってことかなあ。
もちろん、今泉監督にしか出せないほのぼの感は満喫できるし、光溢れる絵は相変わらず爽やかだし、文句があるわけじゃない。でもなんだろう。クセがないっていうのかなあ、なんだか物足りなかった。
もしかすると、「原作の空気を見事に再現した映画」なのに、原作を読んでない俺だけがわかってないのかもしれない。原作読んでこよっと。
大関さんと町田くんのくだりで、恋愛感をみせてくれている。伝えるタイプとそうでないタイプ。伝えられた側は、どう受け取るかが千差万別。町田くんのように告白されたのに好きでなかった場合に「ああ、めんどくさい」と人と人の関係を重荷に感じる人もいる。相手の気持ちや明日からどう対応すべきかを考え過ぎるってのは、基本、いいやつなんだと思うけどね。
「そうか、返事してないな(というか、その時には返事するチャンスすら与えられなかったけどな)」、と気づき、返事をしに行く。何かを直接言うではなく、町田くんにそう考える機会を与えた主人公二人。大袈裟な動きがあるわけではないけれど、少しだけ変わっていく感じ。今泉監督の本領だ。それだけで変わる世界もあるよ。いや、ではなく、お互いの心は少しスッキリするよ。という町田くんも味わったであろう開放感は、俺にも十分伝わってきた。
今泉監督、情熱大陸での様子からすると、告白する大関さんタイプだよね。(ちなみに俺、もろ町田くんタイプ)
今回の話って、主人公二人とも大関さんタイプじゃなかったよね。監督と違ったタイプの主人公二人だったから、必要以上に間延びした感じになっちゃったのかな。それとも、これもデフォルメの一つとして楽しむべきだったのに、俺が歳をとってせっかちになってるだけかな。
ありえなそうな恋愛関係を描いて見せて違和感を持たせない、という今泉監督の "腕" としては、今回も10年間を跨いだ主人公二人を見事に描ききったとは言えますね。その点は、もう、さすが、今泉監督! これからもたくさん映画撮ってください!!
おまけ1
町田くん、「カラオケ行こ!」だったんだ、気がつかなかったよ!
おまけ2
みんなのレビューを楽しく読んでいたら、「主人公二人の関係は原作の香りに忠実に。一方、監督の工夫や思いは、大関さんと町田くんの関係に込めてみた」のかな、と思えて来ました。
おまけ3
「へなちょこパンチだからいくら打っても相手には効かないの。自分の手も痛くないの」 は、監督が描きたかった主人公たちの関係 の中心ですよね。
2024/6/7 追記
ドラマ版、見ています。
声をかけられると「うわ」とびっくりする西片。
ロッカーから出てくる高木さん。箒のシーンは、第二ボタンのシーンの相似だったんだね。
ドラマ観てから映画だったら、そのシーン、楽しかっただろうな。ドラマ版つまり中学生時代は6巻が最新巻だった「100片」が10巻くらい揃ってたのも、より印象的だっただろうし。同じ海、同じ浜、同じ桟橋の上、(さらに10年前と同じスマホ!)で聞く、かっての新たな主題歌。
神社の境内は大切な場所だったんだね。
そして初詣。「来年こそ、おみくじ勝つから」「来年も初詣、一緒に来れたらいいね」 この会話、その後を知ってると深いね。
そうか、浜口くんと北条さんはちゃんとこの頃から。そしてこっちが、中井くんと真野さんか。たしかに真野さん面白いね。
歌う時に鏡を見るのは、口角を上げて歌うための先生の指導だったのか。
そしてからかわれた分だけムキムキ腕力になってる西片。ちゃんと成績も体育が伸びてるんだね。
「島に帰って来たら、また会おう」という女子たちのセリフ。
「自転車は家に置いてきた」これも相似だったんだね。
そして、…高台。415段の階段。
うわ。当たり前だけど、もう、次から次へと。映画。もう一度、あらためて観に行こうかな。
このドラマの帰結としての映画なんだね。いや、堪能しました。西片の気づかさなぶりも、ここから観たら、それ自体が大切なことだったんだね。
泣かないでよ。笑っててよ。西片には元気でいてほしい。
ドラマがあること、教えてくれただるまんさん、ありがとうございます!! ドラマ版、入りは映画同様、なんだか入り込みにくい感じだったけれど、さすが今泉監督。クセになる味わいは、2日で一気に観ちゃいました。また寝不足だ。
う〜ん。純愛、というか若き恋、淡い想い。
ドラマ版とあわせたら、最高の5点だけど、映画単独で観た印象は残しておきたいから、スコアは変えませんでした。「ドラマ版のあたしが良かったってことかな?」って、高木さんにからかわれちゃうかな?(笑)
かわいらしい映画
原作未読、アニメ未視聴。
深夜にやっていたドラマシリーズを全話視聴して、観賞。
ドラマは2人の中学生時代を描いていて、ドラマを観てると、本当にあの2人がそのまま大人になってる感じがする。シンクロ率が高い。
とてもかわいらしい純愛青春映画。観終わって、あったかい気分になってる自分に気付く。
#からかい上手の高木さん
両片想いの心地良さと焦れったさを思い出した
私は普段恋愛映画には感情移入しないタイプなのですが、からかい上手の高木さんは結構リアルなシチュエーションだったので中学生の頃、好きな人とLINEでやり取りしていたときのあの心地良さと焦れったい感情を思い出しました。上映中ずっとニヤニヤしていました。終盤の長めのシーンはもしかしたら好みが別れるかもしれませんが私は好きでした!いい意味で焦らされました。もし映画見て良いなと思った方はパンフレット購入をおすすめします!!最後のページが素敵でした。
もう1回見に行こうと思います。
からかいとは
中学生時代を描いたドラマがもう好き過ぎて、高木さんがパリへ行ってしまった最終回を見た時は「これから2人はどうなるの!?まだまだ見てたい!」と身悶えするような想いでした。
そんな絶頂の中で観た今作、想定通りの展開で楽しめた反面物足りなさも。
やっぱり高校生時代や大学生時代も見たかったなぁ。
ドラマは中学生なので、初々しさや幼稚さもその純真さ故と思えるし、むしろ失われたイノセンスを感じられて最高!だったのですが、25歳の大人になった2人があの時のまま…となるとちょっと違和感を感じてしまいました。
そこはリアリティを求めるのかファンタジーを求めるのかの違いで、好みの問題なんだろうと思います。
それにしても、中学生役の2人と大人役の2人が同じ特徴を共通理解とした演技ができていたのが驚き…!!
全く違和感がない!おそらく、先行したドラマを見て劇場へ来る人のことを考えて意図した演技統一をしたのだとは思いますが、そこのシームレスな演技が役者交代という不連続性を見事にクリアしててスゴイ!
キスしろ、キスっ。
アニメ版も話題になった人気コミックの実写映画化を、数々の恋愛映画を手掛けて人気があるからといって、今泉監督のところへ持って行った人が悪い。と思う。
原作の良さも今泉監督の良さも出ていない、というか消し合っている。と思う。
永野芽郁でなかったら観ていられない。
(永野芽郁かわいいなぁ。永野芽郁のフュリオサが観てみたいわ)
同じ中学校が舞台だった「おいしい給食」や「カラオケ行こ!」みたいに、もっとテンポ良く、笑わせてキュンキュンさせてほしかった。肝心のへなちょこパンチがもっと見たかったな。
(甘利田先生の中学校に教育実習で高木さんがやって来て、聡実くんが関西弁でツッコミを入れる、というコラボはどうでしょう。)
永野芽郁ちゃんと高橋文哉くんの掛け合いが微笑ましたったです! 特に...
永野芽郁ちゃんと高橋文哉くんの掛け合いが微笑ましたったです!
特にこれと言って良かったポイントも無く…
本当にぶっちゃけて言うと今泉さんだから覚悟していましたが…終盤の掛け合い長すぎる。
大切なシーンなのは分かるけど、あれは飽きるし、眠くなる。
映像の色合いとか綺麗さは良かったです。
そこまで推すほど観て欲しいと言える作品ではなかった。
そこまで期待してなかったけど!!
2人の恋愛が中心にはあるけど
リアルな中学生の人間関係、
恋の悩みにもちゃんと向き合っていたり、
どの年代にも刺さる言葉があるから
観ていて退屈せず、あっとゆうまだった!!
クスッと笑えるし、泣けたし、ふわぁっと軽くなる感じ!
観終わった後、幸せーいいなーこんな恋愛したいと思った
原作とか色々言われてるみたいだけど、
観た後に幸せな気持ちになれる映画はなかなかないから
映画館で観れてよかった!!
なんだコレなんだコレなんだコレ
誰かが死ぬワケでも無い、お別れがあるワケでも無い、辛い恋をしてるでも無い、登場人物がみんなハッピーになる映画なのに…。
なんで、オレこんなに泣いてンだ?
ドラマ版を観てキュンキュンして、映画はどんなもんだろと様子見に来た。キャストが文哉くんと芽郁ちゃんというベストカップル。中学生の高木さんと西方も良かったけど、成長するとこうなるか〜、違和感なく良い配役。
いつもの教室のいつもの席での長回し。BGM無し、回想シーン無しの二人の会話。たどたどしく絞り出されるセリフのシーン、固唾をのんで見守る。引き込まれる。気がつくと頬を濡らしている自分がいる。訳が分からない。なんだコレ?
…スゴいものを見せられた。
今泉監督に言いたい。いい歳したオッサン泣かせて満足か(笑)。
大関さんと町田くんの俳優さん、最近良く見るようになった。すごく良い演技してる若手、期待。
田辺先生が号泣してたの、わかるな〜。
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