もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
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クスッとさせられながらも、最後に泣かされる秀作!赤楚衛二の坂本龍馬がカッコイイ!!
設定が奇想天外で各偉人達に仕込まれたコメディ要素(一定層の年齢には非常にハマる)に笑いつつ活躍を楽しく観ていると、最後には家康の言葉に深く考えさせられ感動させられた秀作だった。そして、龍馬が理佐に聞かせる言葉も私たちに向かって言われているような言葉であり、胸に刻んでおくべきだと思えたし学びが多かった。
各偉人を演じた俳優も凄くハマっていて、家康の野村萬斎、秀吉の竹中直人、信長のGACKTという三英傑を演じた俳優達はもちろん良かったが、なんと言っても良かったのが赤楚衛二。これまでのドラマでは繊細な役柄が多かったが、見事に土佐弁や武士の仕草を身につけ、今まで坂本龍馬を演じた俳優に劣らず、坂本龍馬になりきっていて、説得力があった。
めちゃくちゃカッコ良いので、赤楚龍馬を観るだけでも価値があると思う。
パロディーだけど、めちゃくちゃ面白い🤣
出オチの中途半端!
「仕事と思うな 祭りと思え」
己を信じろ
度重なるギャグシーンは結構滑っていて、劇場内は急激に冷え込む。まさかのあやつの登場には、辞書に載ってもいいほど綺麗な失笑が広がる。キツい。武内英樹監督とこの作品はミスマッチかな〜🥶しかも、徳永友一脚本となるとギャグシーンに振り切りすぎちゃうのも納得。
原作はビジネス本なんだから、もっと真面目に政界や社会情勢について扱って欲しかった。このキャッチーさがいいんだろうけど、ちょっとやり過ぎ。でも、終盤のメッセージがあまりにしっかりしていて、ちゃんと心に響いちゃう。都知事選があったばかりの今公開したのは、タイミングバッチリだったね。若者よ、政治に目を向けよ。
やはり、GACKTは武内監督にしか扱えない。あまりにカッコイイ。色気が半端じゃない。織田信長は映画や漫画になるとやたら美化されて若干の嫌悪感を抱いてしまうのだけど、彼の信長はもう声も佇まいも説得力が尋常じゃなく、他の武将・偉人たちと比較しても頭ひとつ抜けている。この面々で信長を好きにならないわけが無い。
しかしながら、野村北斎、高嶋政宏も結構イメージ通りで、かなりハマり役。ただ、竹中直人の豊臣秀吉と赤楚衛二の坂本龍馬だけは、あまりに違う。いい加減、坂本龍馬をあたかもカリスマ性あるような人物に扱うのやめてくれ...。
最後の怒涛の追い上げは本当に良かった。そして、バトンは渡された。今の日本を一喝する、なかなか面白い作品。コメディはキツイけど、これがビジネス本原作だとは思えないし(恐らく原作がかなり優秀)、これを見た人達は政治に対する向き合い方が必ず変わるはず。と、言いたいところだけど、同じ列に座っていた大学生男子が、開始1時間にして退席。いやぁ、わかるけど、もうちょい我慢してくれたら素晴らしいメッセージが込められてたんだけどなぁ。1時間じゃ、ただ浜辺美波が可愛くてGACKTがカッコイイだけの映画だもんなぁ...。
50万円!
演技というより政治描写のリアリティがゼロ
予告編と多少乖離あり
予告編観て「飛んで埼玉」みたいな作品を想像して鑑賞。
…したら、確かに面白いパートもあるものの、どちらかと言えば真面目に政治を語る場面の方が多かった印象です。
いや、これはこれで内容として良かったし、しびれるセリフもあって観てよかったんですが。チカラ抜いてアホな映画を観ようと思って挑んだ手前、ちょっと戸惑いました。
最初からもう少し真面目な政治劇だと思って挑んだら評価・印象も違ったかもしれません。
ただ、エンドロールの音楽もどちらかと言えば明るめの曲でしたし、監督的には面白可笑しくしたかったのかも、とも感じました。
最初笑えて、だんだん深く難しくなっていき、かと思えばエンドロールの曲は明るめムード。ちょっとコンセプトが行ったり来たりしてたような。
低偏差値映画だが
経済政策や法的問題などをいちいち気にしてはいけない低偏差値お馬鹿映画として前半は進行していきます。
私達、現代日本人が政治に期待していることは批判をされても責任を持って実行すること。
ある種、独裁的に強引に改革して欲しいと思っている。
問題点は誰もが分かっていて誰もが同じような問題意識を持っている。
でもじゃあどうするの?と言ったら誰も実行出来ないしやらない。この映画では織田信長や豊臣秀吉などが剛腕でもって実行していくのでカタルシスがあります。
後半では打って変わって、現代の政治についての問題を我々に問うてきます。これこそがこの映画が言いたかったことなのである。
現代の政治と政治に対しての国民の関わりについての問題点を過去に生きた偉人が語ります。
さて、この偉人の言葉を我々はどう受け止めるのか。
映画館で鑑賞して感じて下さい。
レビューは芳しくない評価がされていますがそこまで悪くなかったかなぁと思います。
90分間我慢して良かった!
何から何までツッコミどころ満載のくだらない90分間を耐えに耐えた後に訪れる徳川野村萬斎の名演説
これを最大限に活かす為の超絶くだらない90分後があるんだね
にしてももう少しなんとかならない?
めちゃくちゃな90分間をあの名演説でほんのり泣かされる所まで持ってく野村萬斎の凄さにつきる
☆マイナスの90分間が名演説のお陰で☆3つまで上がりました
ちょいちょい挟まれるくだらないワイドショーが90分間の薄っぺらさを増長し、本当にしょうもない感じで描かれる国民達
偉人ファンなら席を立つんじゃないって程、偉人もうすっぺらい
この90分間が悲しい事に全然笑えないのが問題だね
翔んで埼玉並に笑かしてくれれば良いのに、脚本と演出がいただけない
テレビで放映されたとしても90分間チャンネル変えずに見てもらえるのか?
徳川萬斎の演説を見ずに終わってしまう可能性高いのが残念
製作陣の言いたい事は判るし、本当にそうだよねって納得しかないし、自分を振り返って反省できる
しかし今の人達はここまで説明台詞だらけの映画じゃないと理解できないんだろうか?
とも思う
ワイドショーのしょうもない面をかなり馬鹿にしているように感じるのでテレビ局は製作に入っていないんだね
と思いながら見ていたエンドロールに日本放送って、、
中の人達も自分達の番組あり方に疑問を持っている事がわかって救われる
やはり上層部のなんやかんやを必殺仕事人に成敗してもらうのが正解なのかもね
って思った帰り道です
どの視点で見るかだね
期待度△鑑賞後の満足度◎ “ぜよはぜよぜよ!”には笑た…浜辺美波ちゃん、可愛ゆいわ…と、もうそれだけでも良いんだけど…結構メッセージ性の強い硬派なエンタメ映画でした...
①特に演出が際立って上手いわけでもなく、話も穴だらけで(歴史好きからすると)ツッコミどころ満載なんだけれども(幹事長、最後はどこ行った?皇室には全く触れられていないし…ま、仕方ないか)、最後の徳川家康(野村萬斎)の演説には泣かされてしまったので悪い点は付けません。
②赤楚衛二くん、朝ドラ『舞い上がれ』の繊細な短歌青年のイメージしかなかったのですが、ワイルドな坂本竜馬役なかなか良かったです。竜馬にはちょっとイケメン過ぎるけど…
③偉人内閣の面々、初めは何でこの人選?と思うところもあったけれど、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三人は知名度・人気度からして外せないだろうし、足利義満とかちょっとマニアックな人も加えたりしてバランスを取ったのかな。
私が選ぶともっとマニアックな人選になっただろうし、真面目に考えるとかなり悩みそう…
政治力から言えば、天智天皇・藤原不比等・桓武天皇・北条義時とかも入れときたい気もするけど…
④
なんの予備知識もなく楽しめた
テレビCMだけ…予備知識は一切ない状態で観ました。
冒頭のナレーションでストンと舞台の背景が手短に分かり、エンドロールまでテンポよく楽しめました。
おそらく選挙にも行かないような人は終盤の家康の独演が長くて不満を持つだろうけど、あれが無ければ、この作品の意味がないと思います。
個人的には、タイトルが出た時をはじめ随所に流れる「あの時代劇の名曲」で驚き、涙が出そうでした(少し大袈裟かな)。でも、ハマってますからね。全体として110分とは思えないくらい濃密に感じられました。
ちょうどいい塩梅の映画
タイトルそのまんま「コロナ渦に徳川家康が総理大臣になる」お話。
パッとしない昨今の日本で、なんかこう起爆剤になる物語はないものか、と考える人はいると思うけれど、そこから、徳川家康はじめ歴史上の偉人を内閣に据えてみようという発想が生まれることにまず脱帽です笑
内容は、コメディに振り切るわけでもなく、かといってメッセージ性が強すぎるわけでもない。
中途半端な印象を持つ人もいるかもしれないけれど、私はちょうどいい塩梅に感じました。
歴史に明るくない私でもくすっと笑えるエピソードが随所に盛り込まれているので、歴史好きならさらに楽しめるかも。
竹中直人さんの豊臣秀吉とか、山本耕史さんの土方歳三とかも、きっとたまらん人にはたまらんキャスト。
というか、竹中直人さん、すごくない?その迫力にクラクラしました(もちろんいい意味で)。今おいくつなんだ?と思わずwikiで調べてしまったよ。
過去の偉人の目を通して現代の問題点も描かれています。
ちょこちょこ「刺さる」セリフもあって、わが身を振り返る機会にもなりました。
ただ、、、伝えんとするテーマは確かに大切なもののはずなのに、ラストに独演会?のような手法をとるのはちょっと残念。
冗長した感は否めず、途中からやや飽きてきてしまった。
そんな時は、家康の後ろに映る「わんこ」を見て和んでました笑
できれば、一から十まで一人語りで説明するのではなくてもうちょっと違う角度から伝えていただきたかったなぁ。
総理大臣が死んじゃうくらいコロナで大混乱中の世間が舞台ですが、そんな中、政府付きのテレビ局員が終始ノーマスクというのもちょっと不自然な気も。
浜辺美波のきれいな顔を隠さないで!と事務所からリクエストでもあったのかしらんなんて穿ったことをツラツラ考えながら見てました。
賛否両論ありますが
偉人オールスター
茶番感
『飛んで埼玉』の3作目といっても不思議じゃない、茶番感あふれる展開。
それもそのはず、『飛んで埼玉』でも組んでいた監督・武内&脚本・徳永コンビでした。
歴史上の偉人たちが打ち出した政策は、すべて後出しでの「こうすればよかったのに」の集積なので、さほど目新しくもない。
そもそも、偉人たち自体、AIのプログラムに過ぎない疑似人格だから、プログラミングした人の思考・偏向などが混ざってないかも疑問。
そのAI偉人たちが、自分のことを「偉人」とかいうと、「俺、偉い奴」って自画自賛ぶりがすごすぎて、鼻につくのもあったりするけれども。
ただ、政治家に官僚、マスコミ、国民一人一人に対する、批判精神がベースにあり。
説教じみた「政治を他人事ととらえ人任せにする愚かさ」「自分のこととしてちゃんと考えろ」というメッセージを込めながら、笑わせる仕上がりは、悪くない。
そして何より、浜辺美波がかわいい。
意外に真面目
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