もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
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ちょうどいい塩梅の映画
タイトルそのまんま「コロナ渦に徳川家康が総理大臣になる」お話。
パッとしない昨今の日本で、なんかこう起爆剤になる物語はないものか、と考える人はいると思うけれど、そこから、徳川家康はじめ歴史上の偉人を内閣に据えてみようという発想が生まれることにまず脱帽です笑
内容は、コメディに振り切るわけでもなく、かといってメッセージ性が強すぎるわけでもない。
中途半端な印象を持つ人もいるかもしれないけれど、私はちょうどいい塩梅に感じました。
歴史に明るくない私でもくすっと笑えるエピソードが随所に盛り込まれているので、歴史好きならさらに楽しめるかも。
竹中直人さんの豊臣秀吉とか、山本耕史さんの土方歳三とかも、きっとたまらん人にはたまらんキャスト。
というか、竹中直人さん、すごくない?その迫力にクラクラしました(もちろんいい意味で)。今おいくつなんだ?と思わずwikiで調べてしまったよ。
過去の偉人の目を通して現代の問題点も描かれています。
ちょこちょこ「刺さる」セリフもあって、わが身を振り返る機会にもなりました。
ただ、、、伝えんとするテーマは確かに大切なもののはずなのに、ラストに独演会?のような手法をとるのはちょっと残念。
冗長した感は否めず、途中からやや飽きてきてしまった。
そんな時は、家康の後ろに映る「わんこ」を見て和んでました笑
できれば、一から十まで一人語りで説明するのではなくてもうちょっと違う角度から伝えていただきたかったなぁ。
総理大臣が死んじゃうくらいコロナで大混乱中の世間が舞台ですが、そんな中、政府付きのテレビ局員が終始ノーマスクというのもちょっと不自然な気も。
浜辺美波のきれいな顔を隠さないで!と事務所からリクエストでもあったのかしらんなんて穿ったことをツラツラ考えながら見てました。
コメディの中に真面目さがあった。
賛否が分かれてる映画だったので観るか観ないか迷ってる映画でしたが、歴史上の偉人が主役という事や俳優陣がそれなりに豪華だったので見る事を決意。観てきました。
前半はコメディ、中盤は推理ドラマ、後半は政治という感じで分かれてたと思いました。レビューを散見すると終盤(政治)が面白くなくなるというのが多いですが、個人的に政治ジャンルはまぁまぁなので飽きずに観おえました。。最後の家康の政治演説は社会科の授業で流すと良さそうに感じました笑。面白さの中に真面目さがあり程々によかったんじゃないでしょうか。
俳優陣も歴史上の偉人になりきれていて、とても迫力があり、見応えがあったんじゃないかなと思いました。ガクトさんと山本耕史さんが個人的に良かった。
賛否両論ありますが
周りでも賛否両論ありますが、
私は面白いと感じました。
まず、歴史上の偉人に
現代の政治を任せようという
発想だけでもなかなか面白い。
割りときちんと改革を実行してる
所も笑えました。
現実のコロナ問題等も
盛り込みながら、ただの
バラエティー映画に終わらず
最後にはきちんと政治に無関心な
層に向けてのメッセージもきちんと
あって、私的にはよく出来た作品だと
感じました。
偉人オールスター
役者さん達も豪華メンバー。
最初にAI内閣が誕生してから、ずっと面白いです。
ある程度、展開は読めるものの剛腕で偉人達が政治を推し進めていくのは楽しいです。
浜辺美波はショートカットで可愛いし、織田信長のGACKTは迫力があってカッコ良い。
他の大臣のキャラクターも非常に良くて、最終的には偉人達から何か元気をもらえたような気がした作品でした。
茶番感
『飛んで埼玉』の3作目といっても不思議じゃない、茶番感あふれる展開。
それもそのはず、『飛んで埼玉』でも組んでいた監督・武内&脚本・徳永コンビでした。
歴史上の偉人たちが打ち出した政策は、すべて後出しでの「こうすればよかったのに」の集積なので、さほど目新しくもない。
そもそも、偉人たち自体、AIのプログラムに過ぎない疑似人格だから、プログラミングした人の思考・偏向などが混ざってないかも疑問。
そのAI偉人たちが、自分のことを「偉人」とかいうと、「俺、偉い奴」って自画自賛ぶりがすごすぎて、鼻につくのもあったりするけれども。
ただ、政治家に官僚、マスコミ、国民一人一人に対する、批判精神がベースにあり。
説教じみた「政治を他人事ととらえ人任せにする愚かさ」「自分のこととしてちゃんと考えろ」というメッセージを込めながら、笑わせる仕上がりは、悪くない。
そして何より、浜辺美波がかわいい。
意外に真面目
観る前は翔んで埼玉みたいなメチャクチャ映画
だと思いましたが 観てみると前半はコメディ
あまり面白くないギャグで
後半から説教くさい真面目な映画になっていた
だけど全体的ストーリーに無理があるんじゃないかな
と思う
偉人たちがAIで蘇る所何を根拠で甦ったのか
もう少し細かく描いて欲しい
それから偉人たちの中で今の政治動かせるのは
坂本龍馬ぐらいなので もう少し坂本龍馬を
中心に描いても良かったんじゃないかな
役者豪華で良かった
家康総理の内閣に偉人が揃って個性を発揮する
綱吉、吉宗、足利義満、北条政子、紫式部、聖徳太子まで顔インパクトで笑える
信長の格好良さ、秀吉の強引さが際立つが、龍馬のフランクさも素敵だ
家康の説教は感動的だが嘘くさい
お気持ち表明の演説タイムが長い・・・
警戒してたほどのノリの寒さは感じなかったです。
若干滑ってるかもしれないけど、逆にそれがまぁ面白い・・くらいの感じ。
(でも映画ってよりはテレビの1時間スペシャルドラマくらいのレベル・・・)
どういう話の展開になってくのかも読めなかったしそれで多少楽しめました。
終盤が・・・「最後に話をさせてもらう」の宣言からの、お気持ち表明?説教?演説?タイムが長かった・・・。
演説の内容自体は概ね同意なのでそこに対してはストレスを感じなかったのは幸いですが、
他の役者も棒立ちなので、ほんとに演説を聞かされてるだけで・・・。
とにかく長いし・・・映画でこれやらんといかかったのかなぁ・・とか色々考えてしまう時間だった。
(あと、一人が真ん中でしゃべってて他の人が一歩引いて棒立ちで聞いてる絵が
学芸会っぽかった・・・・・・)
おバカSFエンタメ映画としては楽しめました
原作の評判が良くて観に行きましたが、予想よりSFエンタメに突き抜けててそれはそれで何も考えず楽しめたのでよかったです。
『もしドラ』同様、こういうSFビジネス作品を映画化してもなかなか原作の良さは出しづらいですね。
暇つぶしにはいいかも
レイトショーで1500円で見たが、ちょうどそれくらいが適正かと思う。堅苦しくなく暇つぶしにはちょうどいいかも。浜辺美波が出ていなかったら、もっと値は下がっていい。偉人となると結局、明治以前の前近代の人物しか出てこないのが、娯楽作品の観客を想定しての分かりやすい設定だとしても、いささか我々が持っている歴史観の貧しさを痛感させた。主要3キャラで回すストーリーも途中からは大味になって意外性も少なくなる。やはり民主主義の時代に政治の理想を前近代の人物に語らせるアナクロニズムは笑いに回収しきれなかったと思う。
浮き沈みが激しい
序盤は痛快に進み、そのまま終わってもいいくらい、北条政子が良かった。
結構豪華な俳優陣でコミカルに進み、中盤、ものすごくダレて、終盤なんとか。
言いたい事はわかるし偉人が言えば角は立たないかもしれないけど。あれがささるかというかは微妙。
俳優の豪華さとコミカルさが裏目かなとを私は感じました。原作未読。アイデアは面白いと思うし、あらすじだけど観たけど、、
日本の歴史が好きなので勝手に期待値をあげてたのかもしれません。
日本史好きになるきっかけかも
笑って 考えさせられるセリフも散りばめられていて。
娯楽映画。
これだけの俳優陣なら、もう一歩踏み込んで欲しいかも。
大人向けの夏休み映画
「不安はそれに対して何もしてないから
」にズキュン。
今の時代に対するアンチテーゼのような映画だった!
最後の演説でとても納得させられて勇気をもらえたし、偉人一人一人のキャラがすごく立っていたり、会場が笑いに沸いたりする瞬間が何度かあったりとめっちゃ楽しませてもらった😊
社会の授業で上映すればいいのに
原作はビジネス書寄りらしく…
映画観て、ああ納得と。
劇場は年配者が多かった。
序盤ギャグで後半メッセージ色の強い内容だが、
もっとギャグやノリの部分を多めにしてから、シリアスに締めれば『あれ、作風のトーン変わったな?』と、感じてから長く感じ締めまでにダレた
のは防げたのでは?
この映画のメッセージ部分は、
それこそ今の若い世代、これからの日本を作る世代に向けて発信してほしいし、若い方に観に来てもらえるような宣伝などをしてほしかったなぁ。
小・中学校の歴史で出てくる偉人だし
特に歴史に強くなくとも名前と時代ぐらいは知ってる偉人たちの話だからこそ若い人向けに、ね。
タイトルは『もしも徳川家康が総理大臣になったら』だが
萬斎さんの徳川家康の出番は少なく
赤楚衛二の坂本龍馬と浜辺美波演じる政治記者•西村の話で
偉人は信長と秀吉の出番が多い。
配役は、まぁお見事。
ただ赤楚衛二の龍馬…
雰囲気、ビジュは許せるが
土佐弁が酷すぎるのが、個人的にはイラッときて落ち着けなかった。
『ぜよ、はぜよぜよ』過ぎて、ほぼすべての語尾が『ぜよ』なのはホント酷すぎる。
書店で原作本の隣に同作者の同シリーズ
『もし彼女が関ヶ原で戦ったら』
『もし豊臣秀吉がコンサルだったら』
が、あるのを知り
この映画の原作とともに興味を引かれた。
まだ未読だが
映画より原作のほうが良かった…パターンなのかも
もしも歴史上の偉人と会話が出来たら何を話す?
「もしも歴史上の偉人が生きていたら?」
誰もが一度は考えた事のある
このテーマを見事に実写化した本作
笑いあり涙あり
心に残るメッセージあり
最高のエンターテイメント作品でした。
歴史上に生きた
全ての人々が
懸命に生きた土台の上にある
現代社会
私達は先人達から
どのようなバトンを受け取り
未来の子供達に
どのようなバトンを渡すのか?
「どんなに困難でも自分で考え決断して行動する。」
「自分の可能性を信じ自分に期待する。」
言葉の一つ一つが胸にしみました。
難しい事があっても
未来を信じて
今この瞬間を全力で生きる!
そう思わせてくれる映画です。
追伸
竹中直人さんの怪演
観賞後
しばらく脳裏から
離れませんでした。
凄い演技でした。
久しぶりに楽しめた映画
クセ強めの豪華なキャストの偉人達も
さすが演技が達者なのと、
今の世相に対してセリフに考えさせる場面も
多々あり、最後まで楽しめました。
主演の浜辺美波さんの演技も素晴らしくて、
役の幅が広い女優さんだと関心しました。
思ってた感じと違いました
予告から
非常に楽しみにしていたのですが
思ってたより
コメディの部分が少なくて
偉人達が
偉人過ぎて
メッセージに説得力があり過ぎるのですが
そのメッセージが
いまいちピンとこないので
とても残念でした。
もっと偉人達同士の絡みを観たかったです。
次作があるなら
武田信玄
上杉謙信
卑弥呼
藤原道真
源頼朝
勝海舟
山本五十六
あたりもお願いします。
浜辺美波さん見たさに行った
そんな私のような人達に取っては、
『ショートカットの彼女も可愛いなぁ。』
と、思いながらみて満足されたのでは?
全体を通してもソコソコ楽しく見られたし、説教くささも、程好いテイストにしか感じられない私はある意味、映画の中の代表的な国民なんだろうな。と見終わった感想です。
コメディとお説教
キャスティングが素晴らしい。どの歴史上人物もキャラクター性が色濃いが、その魅力を引き出せる配役に感じる。歴史上人物のイメージを崩さないためか、人物自体を掘り下げるシーンはあまりない。ただ、その人物ならではのギャグは面白い。
『大江戸捜査網』のテーマ曲で政が始まるシーンは(作品のオリジナル性に欠けるが)引き込みが上手いと感じる。
実際に政をするシーンはあまり深く考えない方が良さそう。歴史上人物で今の政をするとこんな感じなのだろうなとギャグとして留めておくのが良い。
絞めに数分間に渡る現代人への"お説教"。これがメインで言いたかったというのは分かるが、ストーリー内組み込めればもっと良かったのでは。大半が良かっただけに少し残念。
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