もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
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コミカルでスカッとする映画
翔んで埼玉系の映画だと思って気楽に笑うつもりで観に行ったら、コミカルだけど現代日本社会の至らぬ点を鋭くと指摘してくれて、悔しいけど全部当たっていて、そこが良かった。それに配役が絶妙だし役者が偉人に成り切っていて良かったし、こんな荒唐無稽なストーリーを違和感なくまとめ上げた脚本と監督は凄い!
笑って泣ける作品でした
GACKT目当てで観に行きましたが
期待し過ぎた
私は聖徳太子推し👕
本作の見所は何と言っても配役!徳川家康を演じる野村萬斎を始め、GACKT、竹中直人は素晴らしい演技を見せてくれました。解散総選挙を決める時の竹中直人の演技には狂気すら感じ、ゾクゾクしました。
豪華キャスト陣の中でも異様な存在感を放っていた聖徳太子の長井短。凄い俳優さんがいたものです。演技がどうこう以前にただならぬ雰囲気に魅入ってしまいます。あ、演技が下手とかそういう話ではないですよ。本当にハマり役で、今後聖徳太子といえば本作の聖徳太子を思い浮かべるだろう程に強烈なインパクトでした。
浜辺美波さんは相変わらずとてもキュートでした。ショートもいいですね💞
あまりの馬鹿馬鹿しさに不安になるところもありましたが、シリアスパートを盛り込みストーリーを展開していき、なかなか良い脚本だったんじゃないかなぁと思いました。しかし、クライマックスはちょっとやり過ぎかな?細かいことは作中に散りばめ観客に感じさせ、大事な事を短いセリフでビシッと決める。そういうスマートな見せ方だったら良かったかなぁとか思いました。でも、込められたメッセージは刺さりました。
少々説教臭い印象が残ってしまいましたが、非常に面白い設定のコメディ映画。俳優達の名演やメディア関係のパロディなどとても楽しめました。……聖徳太子めちゃくちゃ面白かったからスピンオフやってくんないかな(笑)
序盤から終盤まで
入りやすさ
キャラ立ち演者の続々の登場はまるで吉本新喜劇
いきなり大江戸捜査網w
トンデモSFファンタジーなので細かい事を突っ込んだら一気に面白さが半減してしまうので、観てる側も一緒になって設定に乗っからないといけないタイプの映画。
各偉人たちの誰でも知ってる特徴をそのままストレートにキャラ付けしたわかりやすい設定という事もあり、小学生くらいの子も楽しんで観ることができる夏休み映画の一面が大。
「きっと彼らならこうするね」というのがそのまんまだったりするので逆に大人には物足りなさがあったかな。
演者もメジャー俳優を起用しているのですんなりとストーリーに入り込めグッド。
浜辺美波ちゃんは癖のない正統派な美人だがあれだけアップになってもほんとに綺麗なお顔なので今更ながらその造形の完成度には驚く。
赤楚衛二さんはカッコ良く坂本龍馬が本当に似合ってた。
武田鉄矢に聞け!には笑った。
なんか化粧を落としたマツコデラックスがいたような・・・気のせいかw
メッセージ性のある知的な歴史コメディ!歴史好きにはぜひ見てほしい!
ビジネス小説の原作も、結構売れていたように、やはり設定自体がとても面白いと思う。歴史の偉人たちが内閣を組閣する、こんな設定、なかなか思いつかない。しかも、時代は全てバラバラで、日本の歴史上の有名どころの偉人たちが集まってくる、もうこれだけで、歴史好きにはたまらない設定だった!
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の偉人が出てきて、これが愛知県民にはとてもアツい設定だった。3人とも愛知県出身で、名古屋・愛知では「三英傑」と言っており、今も三英傑を扱ったおまつりまであるぐらいだから、この3人が一つの内閣にいるなんて、本当に感動!
設定が面白いだけでなく、政治的な腕前も抜群と、次々と改革を成功させていく、、、そんなお話だった。北条政子の、天照大神、これは意外性もありなかなか驚いたし、歴史ものを扱ったフィクションだから演出できる内容だった。
改革を成功させた後の、お話がまた驚いた。あんまりネタばれになってもいけないが、まさかあの人物が、、、という気持ちになった。政治的なメッセージ性もあり、どこか意外な印象を受けたが、政治にもっと関心をもっていこうという気持ちになった。
★アクションプラン
・原作作者の眞邉明人さんに興味を持った。眞邉明人さんの『ビジネス小説 もしも彼女が関ケ原を戦ったら』も、読んでみたいと思った。
・この映画の監督の武内英樹さんの他の作品も見てみたいと思った。『テルマエロマエ』は見たことあるけど、『翔んで埼玉』見たことないから、すごく気になる。
モヤモヤがいっぱい
ラストの偉人の語りが饒舌過ぎるかなぁ
入りの偉人の「あぁ、こんな感じ」というインパクトは十分。また、その後のパロディパートも面白く、劇場内に笑い声が響き前半は大成功。そして、事件が発生して大団円へ。細かい突っ込みどころはありそうだが、うまくまとまっていると思う。
ただ、見終わったあと、考えさせられるという印象がない。扱っているものが政治でありその政治を支える我々の意識であることを考慮するとちょっといただけない。そのため3.5という評価にした。
なぜ、考えさせられないのか?
ラストに偉人がしゃべり過ぎるからではないかと思う。家康と秀吉が今の政治と社会の問題点と処方箋を語るのだが、饒舌過ぎる。一方が「強いリーダーがいる」とし、他方が「それでも民を信じることが大事」とする、話は単純ではないのでいろいろな説明を加える必要性はわかるのだが、あまりにしゃべり過ぎるので、観ている側が考える余地がとても少ない。本来ならどっちも一長一短あるからこそ、どちらが良いのかを悩む必要があり、悩むからこそ偉人に対する共感と感動が生まれるはずだがこのあたりが抜け落ちてしまう。
ここはもっと観客を信じて強いリーダーがいる場合の政治のありようとこれまで通りの民主的な政治のありようを映像で見せて「どっちが好みなのか」と問うような感じのほうが印象に残ったかなと思った。
現代人への警鐘
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