もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
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おちゃらけた映画と想ったら、結構メッセージ性のある映画でした。
飲み会までに時間があるので暇潰しに鑑賞📽️題名からしてバカにしていたけど、意外にもとても内容の濃い映画でした。
世界最古の国、日本国のプライドについて徳川家康が最後に語る内容は重くて心に響く内容。
腐敗した今の政治、当事者意識の薄い国民、選挙に無関心な国民、他力本願な選択。身につまされます。
政治家に見てほしい映画です!
ポップコーン映画
小説もそうだが前半は盛り上がり面白いのだが、後半の陰謀パートは全く笑いどころもなく面白さが右肩下がり。
映画でどう変えてくるのかと思ったが同じだった。
全体は良くまとまり面白くなってはいるが、やはり後半の失速で飽きる。
荒唐無稽と思ったが。意外と楽しめて説得力もあり。
最初の15分間で偉人内閣が組織された事情、経緯を一気にたたみかける。ここはさすがに手練れの武内監督だけあって要らぬ疑問や不審点を抱く間を持たせない。気づくと偉人内閣の面々が次々打ってくる政策やパフォーマンスに目が釘付けになっているという仕組み。
浜辺美波の演ずるTV記者が家康総理に依頼されて捜索することになるAIデータ上の秘密なるものがあまりにもセコくてめげそうになるが、それにも増してGACKT演ずる織田信長と、竹中直人演じる豊臣秀吉の弾けぶりは凄まじく、この二人だけでも観に行く価値あり。
結局、歴史好きというか歴史をベースにした物語が大好きな日本人にとって、偉人たちのキャラクターが想定通り、期待通りなので映画にも安定感があるのでしょうね。
数限りなくある歴史小説を片っ端からAIに覚え込ませたらバーチャルで徳川家康(ホンモノというよりはキャラクターの)を復活させることはできるかもしれない。家康の生身の身体を再現させることは無理としてもすべての政策をバーチャル家康の考え、判断に従って制定する「家康党」のようなものが今後、登場してもおかしくないよね、そんな感想ももちました。
エンタメ特化!日本をもっと好きになれる最高のお祭り映画‼
この映画は沢山の人に観てもらいたいと思ったので物語の本筋に関わるネタバレは避けてレビューします!
劇場に朝イチで観に行ったのですが客層はシニアが多めでちらほら家族連れがいる、といった印象。それを見て勉強がニガテだった私は「エンタメ映画とはいえ政治テーマは難しいかなあ…」と思いながら鑑賞を開始したのですが、めちゃくちゃ杞憂でした!!
まず、誰にでも観やすくデフォルメされた偉人たちを豪華絢爛な俳優陣が演じられているので見応えがあり、偉人と呼ぶに相応しい貫禄を放っているため、画力(えぢから)があって見飽きません。この配役を決めたキャスティングの方には頭が上がりません。特にラストシーンでの野村萬斎さんと竹中直人さんの熱演には強く胸を打たれ感動しました。
劇中では現代×歴代の偉人というクロスオーバーが大きな魅力となっており、コメディ映画の名に恥じず笑えるシーンも沢山あります。劇場で笑いが起きるという体験もとても楽しかったです。
先述の通り本作はコメディ映画として公開されていますが、社会風刺や史実に基づく偉人たちの葛藤や謀略など、とにかく見応えのある作品に仕上がっており「ただのコメディ映画」として消化されるのはとても勿体無い映画だと個人的に思いました。
ただ☆4.5なのは、コロナ禍の日本が舞台の映画なのに、民衆や、内閣を取材する記者の多くがマスクをしていなかったのが気になったからです。まあ、でも逆にそれ以外は最高でした。
総評ですが、大大大満足でした。歴史と政府がテーマですが、いい意味で中学生でも観られる…寧ろこれからの日本を生きる若い世代にこそ観てほしいと思う映画でした。日本史がニガテでも社会の授業がニガテでも大丈夫!日本史赤点の私でも楽しめました!でも、軽く登場人物の予習をしておくとより楽しめるとは思います。
豪華俳優陣で送る、最高のエンターテイメント作品を是非劇場でご覧ください!
長文失礼致しました。
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