もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
全332件中、281~300件目を表示
秀吉=竹中直人
先入観として、
かなりなおふざけでら笑わせてくれる映画に違いないと
思っていたら、割と真面目な作品で驚きました。
ただ、歴史で登場人物たちのエピソードを
知っていると結構笑えます。
歴史上の人物のチョイスがいまひとつピンと来ず、
やはり史実でも本作でも濃いキャラの
家康、信長、秀吉、龍馬あたりしか記憶に残らず
しかも、主人公が浜辺美波だったことを
エンディングで初めて認識しました(笑)
内容は、今の日本の政治や国民の政治に対する
姿勢を皮肉たっぷりに批判したもので、
「人々が考え…」と、何も考えず受ける…でなく、
自ら考えることを促すのは、私としては好感が持て
ました。自分が働いている会社の従業員にも
家康と同じことを言いたいですから。
それにしても、秀吉は竹中直人が最もハマると
思います。大河ドラマの主人公のときにも
そう思いましたが、大河ドラマ「軍師官兵衛」の
狂った秀吉像がまさにイメージ通りで、
本作も晩年に近い秀吉だったため、
悪役にピッタリでしたね。
龍馬の「ぜよは、ぜよぜよ」も面白かったですし、
山本耕史演じる土方歳三の「待たせたな!」も
期待通りでした。
あ、山本耕史の土方歳三もハマり役ですね。
もうこの人しかいないくらい似合っていますが、
『燃えよ剣』の岡田准一も良かったですね。
GACKTは予想通り&期待通り、野村萬斎の家康は
威風堂々としていて所作も美しく
そして存在感があってかっこよかったです。
俳優陣の演技を見ているだけでも面白いですね。
やっぱり家康!
若者に政治に興味を抱かせたいのね。
コロナ禍で無くなってしまった日本内閣。選挙活動や投票が命に関わる危険な事と判断してなのか、AIで歴史上の偉人達を作って、偉人内閣を始めた。あれ?自分が想像してたのはAIじゃなくて、タイムトラベル物。だから過去の人間が現代に来て、どうやって社会に対応するのか対立するコメディかと思ってた。だってAIってプログラムだよ。その人物がどんな考えをするかなんて設定できる?つか、信じられる?
でも映画の中ではみんな本人だと信じてた。流石にコメディだよな。信長、家康、秀吉などみんな戦国武将じゃないかと思ってたら、聖徳太子や紫式部など、いろんなキャラが出てきてモヤッとした。松平健や吉高ちゃんにも出て欲しかったな。
浜辺美波演じるテレビ局の記者、西村理沙が取材する、赤楚衛二演じる坂本龍馬、結構カッコよかったね。もっとカッコよくて国民から好かれたガクト演じる信長が、まさか!?次に野村萬斎演じる家康が!げっ、犯人は竹中直人演じる秀吉!秀吉って楽しいキャラのイメージなのに、このキャラ酷くね?
ストーリー的にはそれほど動かなかったが、政治に関する話は結構楽しかったです。ラストは想像してた通りでした。コロナ禍がおさまってきたので、政治を人間に戻そうって事だったのかな。懐かしい大江戸捜査網のBGMでワクワクしちゃった。思ってたより楽しめました。
AI転生!
AI転生と言うネタに対しては物凄くツッコミたいが、それは置いといて、
面白かったです。何度か頷くセリフがでて、
コミカルな中で、考えさせられ、感動させられました。
原作が、漫画からと言うことで、是非とも、
オリジナルストーリーの映画も頑張れと言いたいです。
話は転生?した歴代の大人物が、日本の苦境を救うというものですが、これ、現代真っ只中の問題を真っ向から批判しています。
そこがいい。
自分は、初めの歴代の大人物の登場からの初めのエピソードが特に面白かったのと、( 心配なのはナニモセンカラ…)と、
(…掻い摘んで言うと…駄目政治家と軟化国民、
…でも信じたい。)
この辺りが感動しました。
ストーリーはこのタイプでの日本映画らしく
収まったカタチで収まります。
最後に、野村萬斎さん、やはり凄い。
ぜよはぜよぜよ!ぜよ?
とりあえずありえない設定なので、軽く笑って楽しめればいいかと思っていた。
ごめんなさい。思った以上に面白かった!
ぜよはぜよぜよにどハマり(>∀<)ww
浜辺美波はずーっと観ていられる可愛さ。素直で正直なキャラクターなので、誰からも嫌われない。坂本龍馬の赤楚くんとシーンがとってもいい。
聖徳太子が女性というのに違和感を感じつつもすぐに慣れてしまった。
GACKTの人間五十年...はこれまで観た中で、一瞬物足りない?と思った途端、野村萬斎を被せてくる!ナイスプレー。さすがの狂言師、センスさばきの所作が美しい。
最後の家康、野村萬斎の演説にこんなに胸アツになろうとは!
そして、悪役の秀吉、竹中直人もなかなか良かった。
秀吉ダンスの登場シーンを観ていると、映画化より舞台化の方がもっともっと笑って感動できる気がしてきました。
AIは、偉人じゃない
大江戸捜査網のテーマソング
だとイントロでパッとわかった人は確実に時代劇マニアでしょう
創作としての着眼点は良かったと思う
今の流行りの転生ものに歴史上の人物を引っ張り出し、ちょいちょい小ネタ挟む感じは親しみやすい印象を受けた
ただ時間的な問題もあってか偉人ジャーズ主要4キャラ以外の影が異常に薄い、特に北条政子と紫式部は人数合わせ感が否めない
加えて最後に延々と語る時間が与えられてる家康と秀吉以外の偉人達は復活してどう思ったのかの描写もない
その辺りが割引点ですが、娯楽作品としては楽しめる出来だと思います
私的にはちょっと盛り上がりかけた坂本龍馬の恋愛パートがもっとあったら更に良かったかな…
意外にもメッセージ性の強い作品
【物語】
2020年、新型コロナのクラスターが首相官邸でも発生し、内閣は大混乱となり総理大臣が急死。 国家の危機を救うため歴史上の偉人たちをAI・ホログラムによって復活させ、組閣することになる。徳川家康(野村萬斎)が総理大臣、坂本龍馬(赤楚衛二)が官房長官、織田信長(GACKT)が経済産業大臣、豊臣秀吉(竹中直人)が財務大臣を担当する。
いよいよ内閣御披露目の会見でテレビ局政治部記者の西村理沙(浜辺美波)は、政府のスポークスマンである龍馬に稚拙な質問したことをきっかけで、逆に親しくなる。大胆な政策をとる偉人内閣に国民の指示も高まるのだが・・・
【感想】
観賞前は、ある日偉人たちがタイムスリップ的に現代に現れるという、ファンタジー的設定なのかと思っていた。しかし、そうではなく政府関係者の発案によるAI⁺現代映像技術、しかもそのことは政府の機密ではなく、国民に周知してあるということが、
「そういう設定なんだ」
と、まず意外に思った。現実的とは言えないが、完全なおとぎ話ではないSFとも言える設定は悪くない。
そして、最後まで観て意外だったのは、宣伝のイメージから本作はコメディーだと思い込んでいたのだが、そういう空気もあるものの、特に終盤に掛けては現代の日本社会に向けたメッセージ性の強い展開が待っていた。
それも悪くなかった。
役者については、クレジット的には浜辺美波主演ということになっているが、主役はやはりタイトルからの連想どおり“偉人内閣”。序盤は赤楚演じる坂本龍馬からGACKT演じる信長へ、後半は竹中演じる秀吉から萬斎演じる家康と主役がリレーされるイメージ。特に終盤にかけての竹中、萬斎の熱演が圧巻。この2人の存在が作品の質感を1段も2段も上げている。 特に竹中のキャスティングはハマっていたと思う。舞台で彼を観たことがあるのだが、声量も含めて舞台上の竹中の存在感は凄いと感心してしまったのだが、まさにその舞台の支配力、本作では彼のスクリーンの支配力に思わず引き込まれた。
目当ての浜辺美波は、俺好みのショートヘア―が凄くチャーミングで、作品の華として目を楽しませてはくれるが、意外に影は薄い。 彼女は“君の膵臓を食べたい”で稀有なヒロイン力で一気に虜になったのだが、未だにそれを超える作品に出会っていない。早く、再度彼女に惹きまれてしまう作品の再度出会いたい。
最後に、今はAIによる政治を任せるというのは荒唐無稽だが、現在のAIの進化速度からするち、20年後、いや10年後には、過去何百年の傑出した政治家の判断をデータ化し、学習させたAIの方が凡庸な政治家の判断よりよっぽど正しいという時代は現実になるかも知れないと思った。少なくとも、政治家がAIの判断を常に参考にするということは当たり前になっていそうだ。
頭からっぽにして観る
GACKTの映画 終盤セリフ長過ぎ^^;
意外にもかなりマトモな主張の映画だった
原作は未読である。2020 年のコロナ禍の日本を舞台にした SF で、コロナで急死した総理大臣に代わって AI が蘇らせた日本史の偉人たちに期間限定で政府を任せようという荒唐無稽な話で、笑えるかもと期待して観に行ったら、非常にまともな主張をする啓蒙映画だったのが意外だった。
蘇らせた偉人たちと各役職は、聖徳太子(法務)、紫式部(文科)、北条政子(総務)、足利義満(外務)、織田信長(経産)、豊臣秀吉(財務)、徳川家康(総理)、徳川綱吉(厚労)、徳川吉宗(農水)、坂本龍馬(官房)で、閣僚ではないが石田三成と土方歳三も登場していた。それぞれ個性的な俳優が演じていたが、聖徳太子だけが作り物過ぎて違和感があり、あまり見たことのない女優が演じていた。よく観たら「PERFECT DAYS」で OL 役だった人である。何か訳があるのかもと思って見ていたが、最後までこのキャスティングの意図は不明だった。
こんな個性的過ぎる偉人たちを一堂に会してしまっては却ってまとまりを欠いてしまうのではと思われたし、各役職にはもっと相応しい人物がいるのではとも思われた。各キャラのビジュアルは KOEI のゲームから抜け出したようで、非常にアニメチックだった。GACKT の信長はハマっていて見事だったし、綱吉と吉宗が家康を「大権現様」と呼んで平伏するのも面白かったし、綱吉などは完全にイジられキャラだった。ただ、龍馬の髪型だけが異常に乱れていたのが気になった。
各偉人の装束は当時のままで、それぞれ議員バッジを付けているのだが、襟に付けるというやり方はレンポーと同じでものを知らないにも程があり、全く頂けなかった。和服にバッジをつける場合は、組紐か帯留めに付けるのが男女とも正式であり、そうでなければ高価な着物に穴を開ける必要が出て来てしまうのである。
まずコロナ対策として全国民に一人当たり 50 万円を支給して1ヶ月間外出を禁じ、コロナを封じ込めるというのだが、流通が止まってしまっては買い物もできず、例え一人 50 万円貰っても使い道がないのではと思われたし、外国との貿易や外国人の来日も止めなければ意味がなく、あまり現実的ではないと思われた。
AI には予め仕掛けが施されていて、それを使えば消し去ることも出来てしまうというところが物語の鍵となっていて、AI ならばバックアップからリストア出来るはずなのだが、バックアップごと消滅するというので、人間の死と同じ喪失を意味する。
やがて一人の AI が暴走を始めて日本を支配しようとするのだが、その主張が実に現代社会の穴を突いていた。選挙の投票率が低くて関心のない国民が増えているのだから、明確な意思を持った独裁者が国民に指図して従わせた方が上手くいくというのである。この意見はある意味正しいのだが、それは有事などの限定的な場合に限られる。全面的にそれを認めてしまうと、ヒトラーやプーチンのように他国へ武力侵攻など始めてしまうので、その危うさをもっと強調すべきだった。また、折角自由な選挙権を手に入れながら、結果的に世襲になってしまっているところも厳しく指摘するべきだった。
音楽はパッとせず、デモ隊が鳴らす太鼓のリズムが丁国の「テーハミングク」だったのも意味がわからなかったし、ムードに流される一般国民ばかりが登場したのも気になったが、主演の浜辺美波の美しさを十分に見せてくれたのは褒めるべきだと思った。本来、選挙権は納税とバーターなのだが、選挙年齢を 18 歳に引き下げたため、選挙権の意味が薄れてしまった現代人に、是非考え直して貰いたいテーマである。
(映像4+脚本4+役者5+音楽2+演出4)×4= 76 点。
お説教がくどい!
家康の野村萬斎の臭いこと。
秀吉の竹中直人の煩くて大袈裟なこと。
それが好きな人は楽しんでください。
更に、
信長のGACKTの大根演技も見どころです。
キャラクターを濃ゆくし過ぎて面白くもあり、熱演過ぎて気持ち悪い。吐きそうになりました。大したものです。
最後の方になると竹中直人秀吉は大袈裟にやり過ぎ、
野村萬斎家康はバカくさい話を長々と喋り過ぎです。
しかも、あの二人があんなはんか臭いこと言うか?
最後まで、コメディに徹して欲しかった。
この映画を知人に鑑賞を勧めることはできません。
(^○^)
もしも徳川家康が総理大臣になったら
2021年に出版され大ヒットを記録した同名ビジネス小説を原作に、AIで復活した偉人たちによる最強ヒーロー内閣の活躍を描いたコメディ映画。
コロナ禍の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、総理大臣が急死した。
かつてない危機に直面した政府は最後の手段として、歴史上の偉人たちをAIホログラムで復活させて最強の内閣をつくることに。
江戸幕府を作った伝説の男・徳川家康を総理大臣に据え、織田信長や豊臣秀吉といった偉人たちが集結した夢のような内閣が誕生する。
その圧倒的なカリスマ性と実行力に日本中が熱狂する中、アナウンサー志望の新人テレビ局員・西村理沙はスクープを狙い、政府のスポークスマンを務める坂本龍馬に接近するが……。
主人公のテレビ記者・理沙を浜辺美波、
内閣官房長官・坂本龍馬を赤楚衛二、
内閣総理大臣・徳川家康を野村萬斎、
経済産業大臣・織田信長をGACKT、
財務大臣・豊臣秀吉を竹中直人がそれぞれ演じる。
「テルマエ・ロマエ」の武内英樹監督がメガホンをとり、「翔んで埼玉」でも武内監督と組んだ徳永友一が脚本を担当。
もしも徳川家康が総理大臣になったら
劇場公開日:2024年7月26日 110分
着想は面白そうなのだろうけど
コメディ映画と思いきや
国民よ、目ぇを覚ぁませええ!
そして選挙に行くんだ。
もっとおふざけだらけの映画かと思ってたら、最後はいい演説でした。
それが説得力があるのは、信長・秀吉・家康の三英傑のこれ以上ないキャスティング。
竹中直人は、CMも含めてこれまで秀吉を演じてきたのはこの作品の秀吉を演じるためだったのかと思うほど。
あとの二人もこれまでのキャリアがあってこその格好良さ。
(昔は、太閤秀吉と言えば立身出世の鑑で子供向けの伝記物では一番人気。ドラマで演じてたのも緒形拳や山口崇といった好感度の高い俳優さんたちだったけど、いつからかお隣りの国に気を使ってか悪役になってしまいましたね)
新しい学校のリーダーズ、あんまり好きなことなかったけど、エンディングの主題歌がとても合っていて?よかった。 そして何より、大江戸アンタッチャブルのテーマは名曲だったんだなぁ。
代案もないのに文句だけ言ってる野党の党首と会議中に居眠りしてる議員たちは実際の映像を使って欲しかったな。
めちゃくちゃ面白かったし感動もした!
原作はまだ途中だったんだけど、これの公開が楽しみで仕事終わりで観に行ってきました!
登場人物は原作やコミックと比べて少なかったのとちょっとは配置換えみたいなものもあったけど、さすがビジネス小説だけあって今の社会や政治にも言えることもいってて良かった
てか、どっかのバカはこの原作を1億冊買ってこの映画を毎日エンドレスで観るべきだな
ま、「聞く耳持たない」クズなんでなーんにも響かないと思うけど
0.5はもうだょっと沢山歴史上の人物を出してほしかった
恥ずかしげもなく青臭い説教をよくやるよ
つまらなくても、人畜無害なら2.5はつけるんだけれど、少し考え方に偏りがあるので、害ありと判定し、2くらいの評価
コロナでロックダウンって、中国か
そんな事しなくても、日本人は真面目にマスクはするし不要不急の外出を控えていただろ
コロナ対策はロックダウンが正しいと思っている事自体、偏った考え方だ
世界的にはいったん感染させて、抵抗力をつけた方がいいって考えもある
感染者が少ない日本ではいつまでたってもコロナが無くならない
ワクチンも正しいかわからない
誰だか知らないが、狭い視野しか持たないのに、説教だけは一人前
情報に踊らされるな
扇動されるなって言うが、なにを根拠に言っているんだ
社会主義国の情報統制は、人間の尊厳に関わる事です
SNSを批判しているが、テレビや新聞などが、権力に媚びへつらい、忖度し、結果的に情報統制している以上、情報源としてSNSがどれだけ重要かわかっていない
そして、どれだけ勉強しようが、どの情報が正しいかなんて、誰にもわからない
それを、わかれと言うこと自体、無理なのはわかるでしょうに
顛末は、皆さんにお任せしますですか
ではいったい、何がいいたかったのか
非常事態には、即断即決のできる独裁政治が必要で、解決すれば、また、民主主義に返しましょうってことですか
怖い考え方です
きっと、ずっっと、非常事態のままになりますよ
なんの方策もなく説教してるだけですよね
たぶん、制度とかの問題をなくしても何も変わらないと思います
それは、ヒトという生物の性質だから
結局は教育じゃないでしょうか
全てのヒトが高みを目指すための教育
ヒトは社会という組織を作ることによって大きく発展しましたが、考え方は野蛮なまんまです
制度で規制するのはもう限界でしょう
個々の心を豊かにし、社会に相応しい精神を作り上げるしかないでしょう
これは僕の提示する解決策です
出来もしない事を娯楽の映画で声高に発表し、カッコつけるなら、それなりの解決策を示すべきでしょう
意外と…
全332件中、281~300件目を表示