もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
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演技というより政治描写のリアリティがゼロ
こういう映画はリアリティのある政治の世界にありえないキャラがいるから面白いのにこの映画はパロディのキャラがそのままパロディの日本を舞台にしてしまっているので、なんの落差もない。俳優の演技もペラペラの日本を舞台にしているので迫力がない。徳川家康が特に薄っぺらい。
予告編と多少乖離あり
予告編観て「飛んで埼玉」みたいな作品を想像して鑑賞。 …したら、確かに面白いパートもあるものの、どちらかと言えば真面目に政治を語る場面の方が多かった印象です。 いや、これはこれで内容として良かったし、しびれるセリフもあって観てよかったんですが。チカラ抜いてアホな映画を観ようと思って挑んだ手前、ちょっと戸惑いました。 最初からもう少し真面目な政治劇だと思って挑んだら評価・印象も違ったかもしれません。 ただ、エンドロールの音楽もどちらかと言えば明るめの曲でしたし、監督的には面白可笑しくしたかったのかも、とも感じました。 最初笑えて、だんだん深く難しくなっていき、かと思えばエンドロールの曲は明るめムード。ちょっとコンセプトが行ったり来たりしてたような。
「至ってまとも」な偉人政権?
コロナ禍の日本を救うための偉人内閣の話・・・だよね?現代人はマスクをしてたりしてなかったりと中途半端で、パンデミックの緊張感がまるでないスタート。
マスクなど存在しなかった過去の人たちがまず現代の文明に驚き戸惑うシーンもなくすんなりと現代に溶け込んでいる。
前半は偉人たちが、歴史の授業で習ったような業績をそのまま活かした政策をすすめていき、なんのひねりもないな~と思って見ていた。そのうち不穏な空気が流れ、絶対バトルが起きる・・・と思っていたら信長暗殺→秀吉無双の流れも史実から大幅にはずれているわけでもなく。よいよい秀吉も、「秀吉俳優」と言ってもいい竹中直人さんなのであまり新鮮味がなかった。絶対裏切るわけがない人が裏切って政権がめちゃくちゃになるくらいのハチャメチャさがあればもっと面白かったのでは。酒向芳さんは大河で明智光秀を演じたので、彼が信長を殺す流れでも良かったかもしれない。
野村萬斎さんは最近では「アンチヒーロー」での怪演ぶりがすごかったので、狸親父と言われた家康ならではの胡散臭さをもっと出しても良かった。
最後はキレイにまとめてそれなりにすっきりはしたが・・・もうちょっと遊び心があってもよかったかな!!(政子の部屋と政子カ・イ・カ・ン♪は良かったが)
それからせっかく山本歳三さんを出すのならもっと政治に絡めてほしかった。これぞキャラの無駄遣い。
最後に。観月ありささんが悪かったわけじゃないけど、長井短さんのあのお顔立ちは平安時代がよく似合う。よって紫式部は長井さんでもよかった。
中身は☆3だが、豪華出演陣でオマケして☆3.5にしました。
現代日本人にはちょっと耳の痛いお話
翔んで埼玉みたいに全編おふざけではなく、今の日本人の生き方に対する憤りや未来志向を示唆するような内容になっています。 秀吉はトランプさんぽいですね 辻元清美さんいじられてましたね笑 死して屍拾うものなし
テルマエ・ロマエぐらいのふざけ具合が
大丈夫な方であれば、十分、楽しめるコメディ映画です。
歴史や背景を気にせず、純粋にドタバタ活劇を観てほしい。
徳川萬斎の声、立ち振る舞いが、素晴らしかった。
こういう上司がチームに欲しい。
織田ガクトも知的で、視線が鋭く、かっこよかった。
謙信よりも、こっちがあってるかもと思う。
個人的に小手義満が良かった。
金メダルをあげたい(笑)
低偏差値映画だが
経済政策や法的問題などをいちいち気にしてはいけない低偏差値お馬鹿映画として前半は進行していきます。 私達、現代日本人が政治に期待していることは批判をされても責任を持って実行すること。 ある種、独裁的に強引に改革して欲しいと思っている。 問題点は誰もが分かっていて誰もが同じような問題意識を持っている。 でもじゃあどうするの?と言ったら誰も実行出来ないしやらない。この映画では織田信長や豊臣秀吉などが剛腕でもって実行していくのでカタルシスがあります。 後半では打って変わって、現代の政治についての問題を我々に問うてきます。これこそがこの映画が言いたかったことなのである。 現代の政治と政治に対しての国民の関わりについての問題点を過去に生きた偉人が語ります。 さて、この偉人の言葉を我々はどう受け止めるのか。 映画館で鑑賞して感じて下さい。 レビューは芳しくない評価がされていますがそこまで悪くなかったかなぁと思います。
90分間我慢して良かった!
何から何までツッコミどころ満載のくだらない90分間を耐えに耐えた後に訪れる徳川野村萬斎の名演説 これを最大限に活かす為の超絶くだらない90分後があるんだね にしてももう少しなんとかならない? めちゃくちゃな90分間をあの名演説でほんのり泣かされる所まで持ってく野村萬斎の凄さにつきる ☆マイナスの90分間が名演説のお陰で☆3つまで上がりました ちょいちょい挟まれるくだらないワイドショーが90分間の薄っぺらさを増長し、本当にしょうもない感じで描かれる国民達 偉人ファンなら席を立つんじゃないって程、偉人もうすっぺらい この90分間が悲しい事に全然笑えないのが問題だね 翔んで埼玉並に笑かしてくれれば良いのに、脚本と演出がいただけない テレビで放映されたとしても90分間チャンネル変えずに見てもらえるのか? 徳川萬斎の演説を見ずに終わってしまう可能性高いのが残念 製作陣の言いたい事は判るし、本当にそうだよねって納得しかないし、自分を振り返って反省できる しかし今の人達はここまで説明台詞だらけの映画じゃないと理解できないんだろうか? とも思う ワイドショーのしょうもない面をかなり馬鹿にしているように感じるのでテレビ局は製作に入っていないんだね と思いながら見ていたエンドロールに日本放送って、、 中の人達も自分達の番組あり方に疑問を持っている事がわかって救われる やはり上層部のなんやかんやを必殺仕事人に成敗してもらうのが正解なのかもね って思った帰り道です
どの視点で見るかだね
序盤はテンポよく進行し刮目。 ただ後半はやや助長な展開で、近くの席にいたおじいちゃん(失礼!)は大いびきかいて寝てしまう始末(笑) 個人的にはそこそこ楽しめました。 コメディに振り切ったらもっと楽しめたのかも。 それにしても浜辺美波は良いですね!
期待度△鑑賞後の満足度◎ “ぜよはぜよぜよ!”には笑た…浜辺美波ちゃん、可愛ゆいわ…と、もうそれだけでも良いんだけど…結構メッセージ性の強い硬派なエンタメ映画でした...
①特に演出が際立って上手いわけでもなく、話も穴だらけで(歴史好きからすると)ツッコミどころ満載なんだけれども(幹事長、最後はどこ行った?皇室には全く触れられていないし…ま、仕方ないか)、最後の徳川家康(野村萬斎)の演説には泣かされてしまったので悪い点は付けません。 ②赤楚衛二くん、朝ドラ『舞い上がれ』の繊細な短歌青年のイメージしかなかったのですが、ワイルドな坂本竜馬役なかなか良かったです。竜馬にはちょっとイケメン過ぎるけど… ③偉人内閣の面々、初めは何でこの人選?と思うところもあったけれど、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三人は知名度・人気度からして外せないだろうし、足利義満とかちょっとマニアックな人も加えたりしてバランスを取ったのかな。 私が選ぶともっとマニアックな人選になっただろうし、真面目に考えるとかなり悩みそう… 政治力から言えば、天智天皇・藤原不比等・桓武天皇・北条義時とかも入れときたい気もするけど… ④
ただのギャグだと思ってた
コロナでAIで現代によみがえったと言う破天荒な設定なのでネタ映画と思ってたけど、コロナ乗り越え部分はあっさり終わってしまった。
あとは信長、秀吉、家康の主導権争いからの現代のおまえら頼むでって感じで終わり。
そんなに思想的に強めではないのでそのへんはまだ楽しめる範囲だった。
死人内閣と腐国驕弊
開始数分でコロナ描写のガバガバさが目についた。
クラスターで内閣崩壊した直後にノーマスクで密な会見とか、有り得ないにも程がある。
しかも半端にマスクしてる人間が映り込むもんだから余計に違和感が消えないし。
偉人たちのホログラム設定もぐだぐだ。
自由に動き回り、足音がして、椅子に座って、物にも触れられるホログラムってなんぞ。
そのへん無視するかと思えば、終盤で消されたり「自分には触れない」と言ったり逆に強調してくる不思議。
どう見ても実体あったよね。
歴史や文化、言語などの知識があることについては、プログラムだということで納得。
でも逆に「現代に蘇った」体で話されても「いや、あくまでAIですよね」と冷めた目で見てしまう。
(本人たちはその設定でも、周りもそう扱うのは…)
しかもプログラムということは少なからず組んだ人間の思想が入っているので、素直に見られず。
まぁ、キャラ付けの解釈違いもそこが起因と好意的に受け入れよう。
物語については、後半のバタバタが強過ぎて肝心の政がご都合ダイジェストなのが残念。
パロディ的な政策はあれど、唸らされたり“ならでは”感のあるものはあまり見られなかったかな。
内閣以外にもいっぱい偉人出しちゃうから個々が薄いし。
浜辺美波が、アナウンサー志望っぽく(普段はいまいちな)滑舌を頑張ってたのは好印象。
あとは竹中直人が楽しそうだった印象だけが残りました。
なんの予備知識もなく楽しめた
テレビCMだけ…予備知識は一切ない状態で観ました。 冒頭のナレーションでストンと舞台の背景が手短に分かり、エンドロールまでテンポよく楽しめました。 おそらく選挙にも行かないような人は終盤の家康の独演が長くて不満を持つだろうけど、あれが無ければ、この作品の意味がないと思います。 個人的には、タイトルが出た時をはじめ随所に流れる「あの時代劇の名曲」で驚き、涙が出そうでした(少し大袈裟かな)。でも、ハマってますからね。全体として110分とは思えないくらい濃密に感じられました。
ちょうどいい塩梅の映画
タイトルそのまんま「コロナ渦に徳川家康が総理大臣になる」お話。 パッとしない昨今の日本で、なんかこう起爆剤になる物語はないものか、と考える人はいると思うけれど、そこから、徳川家康はじめ歴史上の偉人を内閣に据えてみようという発想が生まれることにまず脱帽です笑 内容は、コメディに振り切るわけでもなく、かといってメッセージ性が強すぎるわけでもない。 中途半端な印象を持つ人もいるかもしれないけれど、私はちょうどいい塩梅に感じました。 歴史に明るくない私でもくすっと笑えるエピソードが随所に盛り込まれているので、歴史好きならさらに楽しめるかも。 竹中直人さんの豊臣秀吉とか、山本耕史さんの土方歳三とかも、きっとたまらん人にはたまらんキャスト。 というか、竹中直人さん、すごくない?その迫力にクラクラしました(もちろんいい意味で)。今おいくつなんだ?と思わずwikiで調べてしまったよ。 過去の偉人の目を通して現代の問題点も描かれています。 ちょこちょこ「刺さる」セリフもあって、わが身を振り返る機会にもなりました。 ただ、、、伝えんとするテーマは確かに大切なもののはずなのに、ラストに独演会?のような手法をとるのはちょっと残念。 冗長した感は否めず、途中からやや飽きてきてしまった。 そんな時は、家康の後ろに映る「わんこ」を見て和んでました笑 できれば、一から十まで一人語りで説明するのではなくてもうちょっと違う角度から伝えていただきたかったなぁ。 総理大臣が死んじゃうくらいコロナで大混乱中の世間が舞台ですが、そんな中、政府付きのテレビ局員が終始ノーマスクというのもちょっと不自然な気も。 浜辺美波のきれいな顔を隠さないで!と事務所からリクエストでもあったのかしらんなんて穿ったことをツラツラ考えながら見てました。
思ったより面白かった
予告を観て面白そうだったので、レビューの低評価を気にしつつも観てきました。
歴史上の偉人達の功績が分かりやすく織り込まれ、多少のコメディを交えながらも、伝えたい要素もしっかり伝わり進んでいくストーリーは楽しめました。
天照大御神まで担ぎ出されたら、日本人はもっとしっかりしないと見放されそうです。
GACKTさん演じる織田信長がとてもカッコよくてシビれました。
コメディの中に真面目さがあった。
賛否が分かれてる映画だったので観るか観ないか迷ってる映画でしたが、歴史上の偉人が主役という事や俳優陣がそれなりに豪華だったので見る事を決意。観てきました。 前半はコメディ、中盤は推理ドラマ、後半は政治という感じで分かれてたと思いました。レビューを散見すると終盤(政治)が面白くなくなるというのが多いですが、個人的に政治ジャンルはまぁまぁなので飽きずに観おえました。。最後の家康の政治演説は社会科の授業で流すと良さそうに感じました笑。面白さの中に真面目さがあり程々によかったんじゃないでしょうか。 俳優陣も歴史上の偉人になりきれていて、とても迫力があり、見応えがあったんじゃないかなと思いました。ガクトさんと山本耕史さんが個人的に良かった。
賛否両論ありますが
周りでも賛否両論ありますが、 私は面白いと感じました。 まず、歴史上の偉人に 現代の政治を任せようという 発想だけでもなかなか面白い。 割りときちんと改革を実行してる 所も笑えました。 現実のコロナ問題等も 盛り込みながら、ただの バラエティー映画に終わらず 最後にはきちんと政治に無関心な 層に向けてのメッセージもきちんと あって、私的にはよく出来た作品だと 感じました。
浜辺美波を天照大御神に! キャスト再考の余地あり
危急存亡の秋ならば、最初は信長を総理大臣に、本能寺の変、秀吉中継後、家康総理大臣にしたほうが、馴染みやすいストーリー展開かなと思いました。映画のタイトルも「もし信長が~」にしたほうが、観客動員UP確実。
聖徳太子、紫式部、足利義満、北条政子、坂本竜馬と比べると、綱吉、吉宗は格落ち、弘法大師空海、武蔵坊弁慶、鼠小僧次郎吉、天草四郎時貞、山本五十六連合艦隊司令長官等々、絵になる方は沢山います。国際化の時代にあっては鑑真和上やペリー提督の登場も面白い。
宗教団体や政党からクレームが来るくらい大胆な発言も欲しかった。国会の場面では「総理・総理」と叫んでほしかった。ギャク性への期待は今一歩。
記者役の浜辺美波はアナウンサーへの人事異動を断って、天照大御神として再登場してほしかったです。きっと似合うと思います。
野村萬斎に説教される映画
前半の畳みかけるようなテンポの良さは小気味良い感じ。
偉人にちなんだ小ネタもちらほら。小藪さんのキャスターっぷりも良い。
でも中盤からなんかちょっとダレてきましたね。
ノッブがああなったあたりから偉人が偉人である必要がなくなっていて、
このキャラクターの多さが足を引っ張っている。
せめて偉人が偉人らしいエピソードをぶっこんできてほしかった。
後半は野村萬斎の長々と続く説教。
老人の昔語りはあまり嫌いではないですが、それ、あんたがいいますか?
とはいえ二時間しかないのも事実。原作を読めばそこらへんがちゃんと深堀りされていたりするかなと思いました。
歴史が好きなので各種偉人のエピソードにちなむ小ネタがわりと好きでした。
「小野妹子は女ですか?」「違う!!!(食い気味に)
偉人オールスター
役者さん達も豪華メンバー。 最初にAI内閣が誕生してから、ずっと面白いです。 ある程度、展開は読めるものの剛腕で偉人達が政治を推し進めていくのは楽しいです。 浜辺美波はショートカットで可愛いし、織田信長のGACKTは迫力があってカッコ良い。 他の大臣のキャラクターも非常に良くて、最終的には偉人達から何か元気をもらえたような気がした作品でした。
茶番感
『飛んで埼玉』の3作目といっても不思議じゃない、茶番感あふれる展開。 それもそのはず、『飛んで埼玉』でも組んでいた監督・武内&脚本・徳永コンビでした。 歴史上の偉人たちが打ち出した政策は、すべて後出しでの「こうすればよかったのに」の集積なので、さほど目新しくもない。 そもそも、偉人たち自体、AIのプログラムに過ぎない疑似人格だから、プログラミングした人の思考・偏向などが混ざってないかも疑問。 そのAI偉人たちが、自分のことを「偉人」とかいうと、「俺、偉い奴」って自画自賛ぶりがすごすぎて、鼻につくのもあったりするけれども。 ただ、政治家に官僚、マスコミ、国民一人一人に対する、批判精神がベースにあり。 説教じみた「政治を他人事ととらえ人任せにする愚かさ」「自分のこととしてちゃんと考えろ」というメッセージを込めながら、笑わせる仕上がりは、悪くない。 そして何より、浜辺美波がかわいい。
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