もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
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偉人のふんどし+帰ってきたヒトラー
政治映画でもなければ娯楽映画でもない。何がしたかったのか…
エンタメとしてもあからさまなギャグがあるわけでもないし、なんか一丁前に政治を語りだすし…
偉人の名采配でいかに美しくコロナが終息するのかとワクワクしていたら、「ロックダウン!ハイ終息!家康政権すごいでしょ!」。あいた口が塞がらなかった。
そう簡単にコロナが終息するなら誰も苦労しない。それにロックダウン中にも関わらずに記者達はテレワークでもなく普通に出勤してるし、すべてが謎で唐突。原作は2021年なので仕方ないが…
俺はこんなに簡単にコロナを終息させられる!なのに現実の政府は〜と偉人のふんどしをはいていっちょ前に語られても、そうはならんやろとしか言いようがない。
後半パートは「帰ってきたヒトラー」のパロディがやりたかったのだろうか。しかし無理くりすぎるし、最後の語りも薄すぎる。そんな単純なことを家康のふんどしはいて語られても…もっと新規性のあることを語ってほしかった、せっかく家康なんだし。
あのような単純な話で心を動かされる人がいることに恐怖を感じる。そういう人々が映画中の秀吉みたいな人間に熱狂させられるのだろうなと。ただ、映画内で家康が語っていた事は民主主義の肯定なので、ナショナリストなどの強い言葉に簡単に動かされる人を牽制する意味ではこの映画は価値があるのかもしれない。
家康の演説に感動
ラスト近くの徳川家康の演説に感動しました。今の日本の政治に対する国民の関わり方や、政治家の状況をうまく表現しています。少し胸が熱くなりました。竹中直人の秀吉役は、はまり役です。28年前の大河ドラマ「秀吉」で演じた竹中直人が戻ってきた感じです。この人以外は考えられませんね。
目からウロコの名言!!
最初はふりふら以来の浜辺&赤楚出演に期待して観に行ったのですが、ホントにハッとさせられる言葉の数々にびっくり!
偉人が語るからそう感じるのか、その時代の人だから生きた言葉で胸に刺さるのか…
とにかく浜辺美波目線で偉人たちの言葉にめちゃくちゃ勇気づけられたし、これからをもっと違う見方で見つめられそうです!
違う見方で物事を捉える事が出来るからこそ、偉人と言われるのだと!
偉人の言葉で刺さったのは上に立つものの心構え
決断と責任…とは考え抜いたのだから何が何でもやり抜く、問題が起きたなら全責任を取る
義務と思うと辛いけど祭りの準備と思えば楽しめる!確かにー!!
不安とは何もしないものの病である
コレは目からウロコでした!確かに目的のために進んていくものは不安よりもやり抜く勇気の方が勝る!
そして何より自分に期待する!これは全人類に当てはまる!自分に期待できなければ動けるわけもない!
そしてラストの家康の演説にホントに涙しました!是非若者に、政治家に見てほしい!
配役の「なんだこれ感」はありましたが・・・
現代人には耳が痛い
コロナで内閣の重鎮が急に亡くなり、政府の生き残り御子柴氏が
スーパーコンピューターで偉人のデータをAIに学習させてバーチャル画像で
偉人を再現。その偉人たちに内閣をお任せし、コロナ禍の日本をなんとかする
という話。
官房長官の坂本竜馬の記者会見上の言葉をはじめ、選挙に行く人の少ないこと。
国会でも寝ている議員。野党も批判ばかりで代案が無いなど
それを偉人たちが次々に指摘していくという展開。
序盤、偉人が蘇り 内閣の顔合わせの様子がほんとおかしい。
大河で演じた俳優がまた、その役を演じるなど見所はいっぱい。
特におかしかったのは、徳川家康(大権現様)・徳川綱吉(五代将軍)・徳川吉宗(八代将軍)
家康以外は、同じ時代の人で二人が現代人に「犬公方」「暴れん坊将軍」
と言われていると知った時の様子。
これも小説が原作なのでまた、小説を読んでみようかな…という内容だった。
娯楽求めていったら説教始まった
頭空っぽにしようと思って行ったら最後に説教待ってた。
面白い所もCMで出尽くしてる感あるし
映画館じゃなくてよかった。
最初は爽快だったけど中盤からよくある謀略始まって退屈だった。
あのヒントで信長って思う方が少ないと思う。
最後の現実に戻す家康の演説も
もっともなんだが直接的ではなくエンタメにおりまぜて汲み取れるぐらいにしてほしい。
娯楽が見たかった。
小藪とガクトの歌と萬斎の舞は本領って感じで芸能すごい。最後の秀吉の演説の客席にホリエモンいた気がする。アマテラスは本物かと思った。綺麗。好き。
偉人ジャースに胸熱でした。
偉人内閣はどう動いたか?
原作が好きで、どう映画化するのか楽しみでした。
映画として、上手くまとめてるなぁ、と思いながらも、仕方ない事なのですが、原作を読んでる身には、かなり薄味になったなぁ、と。この手の映画で薄味という事は、単純化されるという事。政策等があまりに簡単に決められている様に描かれていて、その過程が面白かったのに、残念だった。時間も限られてるから仕方ないのですが…。
特にリモート国会のシーン、今の国会の悪い部分を浮き彫りにしていく痛快さが良かったんだが…。
また後半の大幅な変更。家康の大衆の前での演説で皆が興奮する。…これじゃ今までと変わってないやんって思う。
原作も前半と後半が全く別の作品の様に書かれているので、いっその事、前編と後編の2部作にしても良かったのでは?
余談ですが、コロナ禍での取材陣のマスクの少なさはイカンでしょ。余りにリアリティ無さ過ぎて。
#もしも徳川家康が総理大臣になったら
ちっくとコメディ、風刺、メッセージ?
コメディ映画として、ちっくっと風刺を入れた映画ですかね。
所々に今の有名な方々の真似や流行り事を面白く入れたコメディタッチの映画かな
ただ大爆笑するわけでも無く小笑いの連続で気付かないと笑えない
偉人の人選をなぜこのメンツにしたのか??
人気ランキングでもないし、今必要とされている人選でもない気がするし、
メッセージ性も薄い気がするし
軽いコメディ映画として見るなら.....
役者の人選もコメディぽくしたい様に見えるけど、
役者ごとの味が生かしきれず小コメディ化して
原作を読んでないのでコメディ?ガッツリ風刺?メッセージ性が強い物語?分かたないですが、
多分原作も殺しちゃってる気がするけど?
小コメディ映画として見るにはいい映画だと思います。
同時放映されてる映画の中ではインパクトが薄すぎる映画になってます
真面目かっ!
見に行くつもりはなかったけど、ドタバタコメディに見せてすごく批評性の高い映画だ、というネットの評を読んで、映画館に足を運んでみた。
見てみると、「独裁はいかんよ。みんな自分の頭で考えないといかんよ」というのを、大真面目にやっているのである。
とにかく語る語る。
が、ピクリとも面白くないのである。映画館が笑いで包まれる、なんて事は一回もなかった。
空転するおふざけと、妙に真面目なメッセージ。
なんかもっとやりようはあったんじゃないかしら。
日本は2600年の歴史を誇る、とか潜りこませてくるところも、なんだかなー。
徳川家康が、400年後に転生して(AIなんだけど)、一番心に残るのは、繁栄する江戸=東京の街並みと言うのは、ちょっと良かった。当たり前だけど、繁栄は大事。
そりゃ設定から無理があるのを承知の上で
それでも、偉人ジャーズが今の政治を好きなように
引きまわしてくれたらきっとスカッとするかもしれない・・・
という、ファンタジーだけど日本人みんな根底で感じている
感覚をエンタメにしてくれている佳作
秀吉や家康が語る演説、浜辺美波ちゃんに語らせるセリフも
決して真新しい事を言っているのではないのに
「あぁ、その通りだ」と共感して目頭が熱くなった
人に頼るな 批評家になるな の対義語として
自分に期待しろ という言葉が使われてて妙に腑に落ちた
私を含め、政治に期待しない、諦めている、そもそも関心がない人々が
「そんな遠くの世界」に意識が持てなくても、自分にだけは期待しよう
自分が自分の応援者になれたなら、そんな人がひとりでも増えるだけで
日本は良くなる気がする
という気持ちにさせてもらえた、この映画に期待していなかった自分が
そんな気づきを貰えた映画
登壇シーンはさすがに胸熱
大江戸捜査網♪─
タイトルなし(ネタバレ)
翔んで埼玉テイストの、おバカな楽しい映画を観たい気分で行ってみました。クスっと笑えるところは沢山ありましたが、予想より感動よりでした。大権現様や信長様など、偉大な先人たちからの、令和の日本国民へのメッセ―ジはわかりやすかった。最も歴史ある国である日本の事を、現代日本人の皆様が誇りに思えるようになったらいいな。
ベテラン役者さん達はさすが。江口さん(北条政子)、いい存在感で大好きです。なんと眩しい大御神まで・・
Gackt信長かっこいい。低い声がまた良き。謙信のイメージが強かったけど、信長コスチュームも大変よくお似合いでした。途中で消えてしまって残念。復活して~、と民たちと共感しました。
せっかくなら、野村萬斎さんの舞をもっとしっかりみたかった。
竹中さんは、圧強め。竹中さんらしい、か。
聖徳太子は索敵できたのね、ヒナミか貴方は
浜辺美波さんは、等身大の頑張って生きてる現代人として共感できる人も多そう。竜馬さんとの関係は、無理に恋愛にもっていかなかったので、良かった。
目を醒ませぃ
ちょっと説教臭さが気になったが面白かった
原作漫画を読んでいないので原作がどんな感じなのかは分かりませんが、ニュース番組の小籔が出てくるシーンなど露悪的というか薄っぺらく退屈に描かれていて、よっぽどコメンテーターが嫌いなのかなと感じました。
愚かな国民とマスメディアを強調したかった意図があるのかもしれませんが、もうちょっとコミカルな愛嬌のある感じでやって欲しかったです。
あの辺などはどういう気持ちで見ればいいのか分かりませんでした。
最後の家康の演説シーンも内容は兎も角、長かったのでもう少しコンパクトにまとめて欲しかったです。
何やってたんだかよく分からない家康が突然ペラペラ喋り出して周りが持ち上げ始めるのでなろう系かな?と思いました。
役者さんの負担軽減のためか、途中から綱吉があまり映らなくなってしまったのも説教なげーよに拍車をかけました。
ワイプでもいいのでもっと綱吉が見たかったです。全体的にもう少し笑いが欲しかった。
文句ばかり書いてしまいましたが大筋は面白いし、良い事も言っていて見て損はない映画だと思います。
秀吉のテーマなど音楽も印象的で、役者さんもみんな役によく合っていて良かったです。
人間体の綱吉もニコニコしていて可愛いのですが、特に犬の綱吉が可愛かったです。
綱吉グッズを販売したら売れ筋商品になりそう。
時や環境が変わってAIになっても、結局は自分の部下に討たれる信長というのは感慨深いです。しかも同じ場所で…
綱吉のシーンでは笑いが起きていたり、終盤鼻を啜って感動してる方もいたので劇場で見て良かったと思えた映画です。
序盤で偉人達が出てくる前に飛んでいた鳥は何だったのか分からなかったのでテレビで放送されたときなどにまた改めて見たいです。
ちょっと足らないけど
不完全燃焼
聖徳太子のキャスティングが渋すぎて好き
2024年映画館鑑賞74作品目
8月4日(日)イオンシネマ石巻
ACチケット1000円
監督は『テルマエ・ロマエ』『テルマエ・ロマエII』『翔んで埼玉』『劇場版 ルパンの娘』『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』の武内英樹
脚本は『翔んで埼玉』『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦』『カイジ ファイナルゲーム』『劇場版 ルパンの娘』『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』の徳永友一
コロナ禍で内閣総理大臣が亡くなるなど内閣閣僚は軒並み重症化
そこで予々準備していたAI技術による歴史上人物を3D化することによって日本の歴史的偉人内閣を発足するという馬鹿馬鹿しいコメディー
こんなくだらないことは誰でも子供の頃は思いついたはずだがあまりの馬鹿馬鹿しさにすぐに投げ出した人が殆ど
それをとことん追求したのが映画の原作本
案の定権力争いが勃発
くだらないコメディーにとどまらない展開
寓話的作品
クライマックスの秀吉や家康の演説
ラストの政治部記者西村理沙のコメント
胸に染みる
ヤフコメ民とかに是非観せたい
身体中に傷をつけてあの3人の説教を塩のように塗りつけてやりたい
配役
テレビ局政治部の新人記者の西村理沙に浜辺美波
内閣官房長官に就任した坂本龍馬に赤楚衛二
経済産業大臣に就任した織田信長にGACKT
農林水産大臣に就任した徳川吉宗に髙嶋政宏
総務大臣に就任した北条政子に江口のりこ
厚生労働大臣に就任した徳川綱吉に池田鉄洋
外務大臣に就任した足利義満に小手伸也
法務大臣に就任した聖徳太子に長井短
財務副大臣に就任した石田三成に音尾琢真
警備隊隊長に任命された土方歳三に山本耕史
ワクチンを開発する医学者の緒方洪庵に田中茂弘
テレビ局政治部部長の森本慶一に梶原善
財務省官僚の吉田拓也に足立英
情報バラエティ番組司会者の島川徹に小籔千豊
情報バラエティ番組のコメンテーターに野間口徹
情報バラエティ番組のコメンテーターに村岡希美
情報バラエティ番組のコメンテーターに徳井健太
日本党幹事長の御子柴学に酒向芳
文部科学大臣に就任した紫式部に観月ありさ
財務大臣に就任した豊臣秀吉に竹中直人
内閣総理大臣に就任した徳川家康に野村萬斎
ナレーションに窪田等
全379件中、181~200件目を表示








