「後半は政治に対するメッセージを感じる作品だった」もしも徳川家康が総理大臣になったら BANAO1975さんの映画レビュー(感想・評価)
後半は政治に対するメッセージを感じる作品だった
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原作であるビジネス小説は読んでいたので、小説をどう実写化したのか興味があり鑑賞。
コロナのクラスターが首相官邸で発生したことで、総理大臣をはじめ主要な大臣が亡くなり危機的な状況に直面した政府は、最後の手段として歴史上の偉人たちをAIホログラムで復活させ最強の内閣をつくり、危機的状況を乗り越えようとするところから物語が始まる。
鑑賞してみての感想としては、2時間枠におさめないといけない事もあり、原作を忠実に再現することは出来なかったけど、これはこれでありなのかなと自分は感じた作品でした。
小説とは違うラストでしたが、この国を変えていくためには偉人の力といった他人に依存するのではなく、自分自身としての個人が変えていきたいとの思いで動くことが大切なのだと、この映画から問われているようにも感じた作品でした。
もしもだから、大胆な政策が可能だけど現実はなかなか難しい面もありますが、今の時期だからこそ見た方がいい作品なのかなとも感じた映画でした。
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