劇場公開日 2024年7月26日

「中学校の教室で、是非。」もしも徳川家康が総理大臣になったら ミズ、ハルさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0中学校の教室で、是非。

2024年9月5日
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鑑賞方法:映画館

テレビの再放送で、チョビひげ探偵の野村萬斎を見たら、和装の本域の萬斎さんを観たくなったので、慌てて映画館に。

キャスティングも音楽も見事で、
メッセージ性もコンセプトも良かったのに
なんかイマイチな感じを受けたのはナゼだろう。

コロナ禍真っ最中だからこそ起こったという設定なのに、
マスクをしてる人の方が少なかったり、
ワイドショーの出演者やオフィスで働いてる人がソーシャルディスタンスを取ってなくて、微妙な感じがするから?

ちょっと説教くさいなと思ってしまうのは、政治家に期待なんて1度もしたことがないから?

それでも最後まで飽きずに観れたのは、野村萬斎と竹中直人とGacktの迫力が凄かったから。

野村萬斎は狸というより狐のような妖艶さが滲み出てるけど、やっぱり上に立つ人が似合う。
竹中直人は、この先は誰が豊臣秀吉を演じられるの?ってくらいズル賢い秀吉が定着してる。
織田信長は、岡田准一も江口洋介も良かったけど、Gacktの低音&妖艶さも良かった。

やっぱりいい声の人って、カリスマ性があるよね。

最後の演説は、政治や選挙の事だけじゃなくてSNSについても大事なこと言ってると思うので、ぜひ全ての中学校で、義務教育のうちに見せて政治とかソーシャルネットワークって個が集まるとどうなるのかとかを見て感じて欲しい。

余談だけど、エンドロール見るまで「舞い上がれ」の内気な幼なじみが坂本龍馬とは気づかなかった…あと観月ありさ。
知ってから集合写真を見ると、あホントだ!って感じ(笑)

ミズ、ハル