「「もしも徳川家康が~」というタイトルにひかれたことと、 単に昔から...」もしも徳川家康が総理大臣になったら トンポチさんの映画レビュー(感想・評価)
「もしも徳川家康が~」というタイトルにひかれたことと、 単に昔から...
「もしも徳川家康が~」というタイトルにひかれたことと、
単に昔から歴史が好きでみにいったんです。
「飛んで埼玉」と比較されたコメントが多いようですが
映画を見ている間、「飛んで埼玉」のことは一切連想しませんでした。
徳川家康役の野村萬斎とは年が同じなんですが、セリフがカッコ良すぎですね💓
若い方々には、あの長い台詞が大人の説教のように聞こえるかもですが
年を取ると説教してくれる人もいなくなりますから、
製作者から現代の日本人への警鐘だと思って噛みしめて良いと思います。
終盤に秀吉と家康が問答をしますが、あの問答とほぼ同じ内容を「キングダム」の中で
呂不韋と政(秦始皇帝)がやっている場面があります。(確か40巻あたりの記憶)
秀吉が富を使って大衆を騙して(洗脳して)独裁政治を行うといえば
呂不韋もまた金(カネ)の力で中華統一を果たすという
家康と政は、ぼぼ全く同じセリフをいいます。「民衆を信じる!」「民の中に光をみた!」と
今の日本、国民を馬鹿にする政治家がのさばっている間は、この国の未来はないですね。
ではどうするのか?国民ひとり一人が賢く「政治を監視」するしかないと思います。
監視できるだけの知識と良し悪しを判断する自分なりの「判断基準」を常に養わなくてはならない。奇しくも時の総理大臣が自党の総裁選不出馬を表明したこの時期、ヨーロッパでは
ロシアとウクライナ、中東ではイランがイスラエルを攻撃するとかしないとか、世界中が
世界大戦の可能性に不安を抱える中で、お盆休みに映画を楽しめるほど平和を満喫できる安穏な日本の状態を不思議に思って外国人は日本にやってくるのではないかと思いますが、
そんな中でも、この映画をきかっけに、現代の秀吉は誰か?家康は誰か?キングダムの呂不韋は誰か?政は誰か?を考えてみてはどうでしょうか?
私の答えは「すべて」日本国民です(笑)