劇場公開日 2024年7月26日

「本作関係者はコロナ対策に関わったすべての人たちに土下座してほしい」もしも徳川家康が総理大臣になったら よしてさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5本作関係者はコロナ対策に関わったすべての人たちに土下座してほしい

2024年8月3日
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鑑賞方法:映画館

みすず学苑の劇場版ですか?

この手のコメディにマジレスするのも大人気ないのですが、日本は大規模なロックアウトを実施せずに、コロナ禍において、他国に比べて低い感染率と少ない死者数で乗り切ったわけです。本作の雑すぎる前提や代案には辟易するほかはありません。
その意味で新型コロナ対策に従事した人々を愚弄する作品としか思えません。

一本の映画として要所要所で楽しめる部分はありましたが、そのような雑な認識をベースに、後半に説教くさい展開になるのは不快としか言いようがない。

やりすぎ感のあるコスプレ演技も同じ監督が撮った『翔んで埼玉』では、非現実感の強い舞台設定で効果を発揮しましたが、記憶に新しいコロナ禍の現実社会を舞台にすると茶番以上の評価はできないです。

本作より酷い映画はいくつもあるでしょうが、不快で嫌いな作品として、忘れられない一作になりました。

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よして