劇場公開日 2024年7月26日

「社会の授業で上映すればいいのに」もしも徳川家康が総理大臣になったら 10Kasさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5社会の授業で上映すればいいのに

2024年7月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

原作はビジネス書寄りらしく…
映画観て、ああ納得と。
劇場は年配者が多かった。

序盤ギャグで後半メッセージ色の強い内容だが、
もっとギャグやノリの部分を多めにしてから、シリアスに締めれば『あれ、作風のトーン変わったな?』と、感じてから長く感じ締めまでにダレた
のは防げたのでは?

この映画のメッセージ部分は、
それこそ今の若い世代、これからの日本を作る世代に向けて発信してほしいし、若い方に観に来てもらえるような宣伝などをしてほしかったなぁ。

小・中学校の歴史で出てくる偉人だし
特に歴史に強くなくとも名前と時代ぐらいは知ってる偉人たちの話だからこそ若い人向けに、ね。

タイトルは『もしも徳川家康が総理大臣になったら』だが
萬斎さんの徳川家康の出番は少なく
赤楚衛二の坂本龍馬と浜辺美波演じる政治記者•西村の話で
偉人は信長と秀吉の出番が多い。

配役は、まぁお見事。
ただ赤楚衛二の龍馬…
雰囲気、ビジュは許せるが
土佐弁が酷すぎるのが、個人的にはイラッときて落ち着けなかった。
『ぜよ、はぜよぜよ』過ぎて、ほぼすべての語尾が『ぜよ』なのはホント酷すぎる。

書店で原作本の隣に同作者の同シリーズ
『もし彼女が関ヶ原で戦ったら』
『もし豊臣秀吉がコンサルだったら』
が、あるのを知り
この映画の原作とともに興味を引かれた。
まだ未読だが
映画より原作のほうが良かった…パターンなのかも

10Kas