「ぶっ飛んだ魅力に思わず感動」もしも徳川家康が総理大臣になったら manyaさんの映画レビュー(感想・評価)
ぶっ飛んだ魅力に思わず感動
コメディと思って鑑賞したら、感動させられてしまいました。もちろん、笑える部分がとても多く、音楽や衣装などもしっかりつくりこまれていて、ワクワク、世界観に一気に惹きこまれます。
それぞれ、歴史の授業や伝記などから、各偉人に対するイメージがあると思いますが、この映画に出てくる偉人たちはとても人間的で魅力的。全員”これはこれであり”と、しっかり思わせてくれます。現在の常識や価値観とはもちろんズレもありますが、偉人として名前を残すほどの人物たる所以を感じる場面もいくつもあって、吹っ切った偉人たちの魅力が満載です。
偉人内閣と、メディアに振り回される国民の様子を観て、様々な情報を簡単に広めることができ、また誰もが多くの情報にアクセスすることができるこの時代、自分でしっかりと調べ、自分の信じる情報を取捨選択することの大事さを思い起こさせてくれました。
また私は、海外在住を経験して、日本の歴史や文化、日本人であることなど、”日本”についてより考えるようになったのですが、これから日本人として日本をどうしたいのかについても、もっと考えていかなければならないと思いました。
強い意志を持ってまっすぐ生きたいです。
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