ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突のレビュー・感想・評価
全8件を表示
怪獣映画の是と非
親子とチーム戦というブレーザーらしいテーマを描いた傑作。
CGではない、ミニチュア特撮も素晴らしく、ここに極まれたと言っても良い。
非常に高いレベルで、TVと同じ濃密な作品をスクリーンで味わえる。
ただ、TV以上のモノがあるかと言われれば、そこは物足りない。
また、東京に住んでいる人々の姿が描かれていないのも残念だ。
やっぱりウルトラマンブレーザーは面白い。
テレビシリーズを観たことのある方もない方も見て欲しい作品。
前半にテレビ版のダイジェストが流れるので作品を知らない方も概要の理解はできます。
ドラマパートはハードSFでかなり大人っぽい要素がありますが、アクションシーンは大胆かつコミカルなので、お子さんも楽しめると思います。
個人的に感動したのはOP演出でした。本編を全話観た方なら熱い気持ちになるかと思います。
本編内の要素もしっかりあったり、どの世代、観客の方も結構楽しめる怪獣特撮映画だと思います。気になった方は是非劇場へ!
身勝手な大人たちの悪の巣窟、霞が関と国会議事堂をぶっ壊せ! ミニチュア特撮の火を守れ! 他のウルトラマンが出てこないのがイイ
冒頭に、ドラマシリーズのこれまでのダイジェストが流れるので、「アースガロン」登場編でリタイヤしてしまった初心者や、アースガロン登場編でリタイアしたので「アースガロン」がイケメン声でしゃべるのにびっくりした私のような者でも安心して観れます。
他のウルトラマンが出てきたり、わけのわからない劇場版スペシャル武器や、劇場版スペシャルフォームが出てこない、エピソードの1本として完結するのがいい。
ドラマ同様のオープニング主題歌も流れます。
敵侵略宇宙人は、まず、地球環境破壊を続ける地球人の中枢、霞が関と国会議事堂の破壊を目指す。
飯田基祐の登場だけで、暗雲立ち込めるストーリー展開が予想できてしまうw
本作の見せ場は、国会議事堂のミニチュア破壊!!
大スケール25分の1で、壊れるときレンガ状に崩れる芸の細かさ。
霞が関周辺の実景合成の破壊シーンも超リアルで、違和感全くないのが素晴らしいです。
冒頭でTVシリーズの簡易総集編をやってくれたので、最終回の時点まで...
冒頭でTVシリーズの簡易総集編をやってくれたので、最終回の時点まで気持ちが戻りました。
ニュージェネの客演など無い、純粋にTVシリーズの続きにしたのは、本作においては正解だが、TVの前後編エピソードをそのまま見せられている感は否めない。
ブレーザーのお茶目さUP!
野暮は言いたくないがウルトラマン…なのかなぁ
ストーリーは良かった、演者も頑張っている。
短時間なので細かい背景は全パスしたが、ヒューマン系に仕上げたのは新鮮。その分ウルトラマンが活躍してないな(笑)隊長の喜怒哀楽ももう少し欲しかった。
最後の隊長エピソードは引っ張った割に肩透かし、ハッピーエンドに着地したけどユウキ君は小学生?とはいえ極刑レベル、とてもパパと暮らせないよね、そこだけは突っ込みます
基本的に大人向きです
現代的で重いテーマが貫く
面白かった。
物語的にはTVで前後編くらい、実質の第26〜27話といったところ。
一応、TVシリーズをアマプラなどで慌てて観なくても、冒頭にダイジェスト&設定説明がある親切設計でもありましたが、完全初見は少し厳しそう。
霞ヶ関の各所のミニチュアセットなど、予算的には映画だったからよかったって感じ。
また、テーマが実に現代的。
「大人は責任取らず、欲望にまみれ、問題は大きくして子どもたち次世代に押し付けている」
「大好きなお父さんは仕事ばかりで僕たち子どもはどうでもいいんだ」
なんとなくハッピーエンドだけど、描かれないところでは機密漏洩と、補償問題などで、凄まじい責任がやってくるはずで、実はかなり重い。
なんといっても、登場人物の人間ドラマがしっかりあって、そのもつれが怪獣となり、科特隊ならぬSKaRD(スカード)が事件解決に取り組むという、(ウルトラマン任せウルトラマンの物語ではない)初代『ウルトラマン』のような構造が嬉しかった。
全8件を表示