「長回しのリアルダンスシーンでは無くて、カット割り多用のミュージック...」ストリートダンサー ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
長回しのリアルダンスシーンでは無くて、カット割り多用のミュージック...
長回しのリアルダンスシーンでは無くて、カット割り多用のミュージックPVの様な演出のキレキレダンス。ブレイクダンスを取り込んだK-POPグループのPVの様でもあり、スローモーションやエフェクトを入れて "ダンス" でありつつ "パルクール" の様だ。エミネム『8 Mile』(2002 古っ)の様に勝敗の基準が分かりづらいバトル物だが、予告編動画のダンスシーンが気に入った方にはお勧め。
主人公達の若者(という設定だが中年に見える)は貧乏では無くてロンドンに住む勝ち組の家庭で育ってるインド系、パキスタン系。
そこに一見ダンスとは無関係な貧困層の南アジア系への救済が絡んで来る。
細かいツッコミどころは気にしないで観る作品。
インド映画界の伝説的ダンサーでコレオグラファーのプラブ・デーバが共演し、ちゃんと見せ場がある。
タイトルは『ストリートダンサー』というより『ダンスバトル グラウンド・ゼロ 』って感じがした。
S.W.A.T(Sikh Welfare and Awareness Team)という実在のボランティア団体をモチーフにしたストーリーが含まれている。
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