ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価
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心が貧乏な奴には理解出来んやろうな
損得勘定しているのはつまんない。
命はお金じゃ買えないんだから。
でもそのお金を上手く使えば命を延ばせるかもしれない。
何歳まで生きたら満足?そんなのはエゴでしかない。
だけど若い命を、小さな手に寄り添える大きな大人の手を差し出すのが先人の務めではないのかな。
夢や目標を共に叶える。達成出来なくとも最後までやり遂げる。
そして『次は?』
まさに貪欲に求め邁進する。
昭和の年寄にそんなのが沢山いたわ。
でもそんな日本人が大好きです。
平成令和にもそんな泥臭い頑固な日本人がいて欲しいな。
初老なじじいの戯言でした。
熱意と挫折、知識と人材
IABPカテーテルで叙勲となった坪井宣政。彼の娘である佳美は、先天性の心疾患だったが治療法がなかった。そのため樹脂加工工場を営んでいた彼は、人工心臓を作ろうと決意。医学に全くの素人だった彼は猛勉強し、大学病院に掛け合い試行錯誤と資金投入を重ねていく。
ものすごい熱意とバイタリティ、そして挫折も。残念ながら坪井の願いは叶わなかったけれど、その過程で得られた知識や人材がIABPカテーテルとなって結実し、10万人以上の命を救うことになります。今作では、IABPカテーテル制作の詳細については触れていません。そこもドラマがあるのだろうと思いました。プロジェクトX 案件ですが、あの時間では収まらなさそう。
序盤少しユーモアもあり、お母さん面白い。
学校、行きたいなぁ。
途中から本作観てまた後で全部観ようと思いつつ、
後半、
涙が出過ぎ、
涙腺弱過ぎる自分が作品鑑賞では滅多に涙が出ない。
数少ない作品だけ。
後半1時間ほど、涙が出っ放し。
セリフにグッと来るのかな?
何度も断念すべき事態に直面しつつ、諦めたら0だからと
また手段を考えやってみるお父さんの姿かな。
幼い頃から両親や姉妹や会社の人やお医者さんに愛されて、辛い治療にも耐えつつ弱音を吐かず、
自分の為に働く父の姿に感謝する
健気な佳美ちゃんの姿かな。
再度鑑賞する前に、会社概要も読んでみた。
実際の振り袖姿の佳美さんの写真も掲載されていた。
前社長が娘の為に人工心臓の開発に8年、8億円かけ、
動物実験はパス。
しかし、人間にとなると、
まだ2•3,000億円かかるとわかり断念した旨記載されていた。また、医療従事者と関わる中で欧米製のバルーンカテーテルが日本人には合い辛くまた使い辛い点も耳にしていた為、10年近く医療機器の勉強研究に費やしたノウハウを応用できないかと取り組むことにした、と。
さらには、赤ちゃん用のバルーンカテーテルが欲しいと希望する医師の声も聞き需要僅かの儲けとか度外視で作り届け赤ちゃんの命を救ったことも。
一人でも多くの命を救いたい、という企業理念を
打ち出しておられる。
この会社概要を読むだけでも涙滲みました。🥲
そして、全編。
日本全国の心臓病研究の病院を周り娘の病気を治してくれと頼むがどこも無理。アメリカ迄足を伸ばしても無理。
医療従事者の話を聞き、残された時間の無さを痛切に感じ、自分で作ろうと決意。数千万円の装置を入れて作って行くが、アメリカの失敗に人工心臓の先が見えなくなり、
大学の協力も無くなり、また娘の身体には無理だと知らされ費用の莫大さから断念せざるを得なくなる。
娘に告げると、私の命は大丈夫だから。と言う。
その意味は、あと数年ぐらいで命が尽きてもいい。
ということではないか⁉️
あまりに残酷な言葉を娘から言わせてしまった❗️
更に、苦しんでいる人を助けて、と。
あの病室で親しかった春香ちゃんの心臓病に適切なバルーンカテーテルがあれば、‥。
以前見知っていた富岡医師の研究対象でもあったので、
相談して作成に取り掛かって行く。
富岡医師も医学を目指した原点を思い起こしたのだろう。
完成し、現場で使って貰い信頼を得て来た。
17万人を救って来た、とエンドクレジットに。
娘の命を救えなかったが、多くの人の命を救えた。
しかし、親としてはたった一人のその命を救いたかっただろうなあ。
蛇足;
表彰式でインタビュアーに有村架純さんが出ていましたが。実際、17万人も救ってられるのですがら、出会う機会は少なくないと思います。しかし、有村架純さんを起用してのあの演出は、蛇足に感じました。とってつけた、という印象。興醒めしました。
もっと顔を知られていない方がされた方が効果があったと感じます。
よくある悲しいね、切ないねだけではない
他の映画を観に行った時に予告編で見て、その予告編ですでにうるっときてしまうタイプなのですが、この映画は感動物語でもあるけれど、根性の物語でもあった。
よくある悲しいね切ないねだけじゃなかった。
お父さん(大泉洋)は、「あきらめがわるい」。
医療知識もないしお金の問題や利権もあるし全然うまくいかないがお母さんをはじめ家族の応援もある。
普通は無謀だ無理だと言う。命の期限もある。当然だ。でもこの家族は違う。
ここは多少ネタバレなので注意。
私は泣かせにきてるな…と思ったの、あえてパンフレットも見ずにあらすじを見ないようにしていた為に読んでいなかったのだが、こうある。
『世界で17万人の命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話』
映画鑑賞中に、“そうか…!“と冒頭のシーンを理解した。
予告編にもある、「たとえ明日人工心臓が出来たとしても娘さんは救えない」と担当医が言うシーンと繋がった。
時間の使い方。命の価値。なんのために…と絶望に打ちひしがれるし苛立ちや悔しさも伝わってくる。お父さんだけじゃない、お母さんと3人姉妹の力もある。
でも、愛情だけでは救えない。根性だけでも駄目。悲しいけど綺麗事。
愛と根性、諦めず何年も何年も、10年もの間全力で努力して知識もつけて、結果を積み重ねていくことがすごい。
なのに結果を出しても認めてもらえず、車の中で咆哮する場面では私もやるせなさで心の中でなんでだよ!!!!!と叫びたくなった。
医学部長の言いたいこともわかるが、そりゃないだろと。
それでも諦めないからこそ差し伸べてくれる人もいて、一人ではやりきれなかったことも大勢の命を救う“事実“に繋がったことに尊敬する。
正直、邦画の感動系は難病で可哀想な恋愛でほら泣いてね?みたいなお涙頂戴が露骨で苦手意識からあまり見ていなかった。しかし今回、まんまと泣いてしまった…。
『23年間の愛の実話』の映画、とても良かった。
胸が熱くなった。感謝の気持ちを忘れずに...
うちの会社の取引先の先代の社長(大泉洋)と家族の話。取引先といっても弊社の営業努力が、足りないので、それほど注文は頂いていませんが(泣)。大泉洋やその家族が、次女を思う気持ちが、演技から強く伝わってくる。ほぼ実話ベースなので尚更胸が熱くなったきた。また、理由はともあれ、ものづくりに対する熱意が感じられる作品であった。何かを成し遂げる人の生きざまを感じた。同時にその人を支える家族、仲間、従業員他多くの人々の協力があることも忘れてはならないと思う
娘の願い
娘を想う父親の目線を通して描く。
娘の難病から救うため、人工心臓の作成に心血を注ぐ父とそれを支える母、子供たち。
「娘の願い」に邁進する父や家族の姿をストレートに描いてるのだが、スロットの緩急がもう少し欲しかった。
そして目を引く「人工心臓」の作成に勤しむ姿を中心に進むため、家族の物語なのに人工心臓が中心の様に思えたことが少し残念だった。
感動
ここ最近見た映画の中で1番と言ってもいいくらい感動した。
最近の映画にありがちな、作り手の意図が見え見えなお涙頂戴のシーンはほとんどなく、ノンフィクションならではのリアルな感動を覚えた。
また、俳優さんの演技も素晴らしく、大泉洋さんはもちろんのこと、管野美穂さんや三姉妹の演技は常に家族に対する愛情や信頼を感じさせた。
特に、大泉洋さん演じる父が行き詰まったり、諦めそうになった時に、妻や娘が「次はどーするの」と声をかけるシーンが何度か登場したが、この言葉がなければ父は研究を成功させることはできなかったと思う。
医療界の現実を突きつけられたり、娘の命を助ける研究を続けるか、その他大勢の難病を患う患者の命を救う研究にシフトするかという決断をしなければならなかったり、そんな時に背中を押してくれたのは他の誰でもなく家族だったと思う。
家族への愛と温もりを描いた傑作。
挑戦した証
この映画は、実話ということで観る前からとても楽しみにしてました。
娘の病気を治すために、父親が自分の経験を活かしながら未経験の分野に挑戦していく物語です。実話ということもあり、決してハッピーエンドではなかったですし、フィクションであればうまくいくところもなかなか上手く進まなかったりしました。
ですが、結末も含めて私はこの映画がとてもよかったです。
タイトルにもあるように、諦めるということは決して悪いことでなく、挑戦した証だと思いました。
もちろん思っただけ、考えただけで諦めてしまう場合もありますが、そういうことも決して無駄ではないと思います。
何かに挑戦したいと思った時がスタートラインだと思います。ゴールまで行ける場合もあれば途中で諦めてしまう場合もあるかと思います。
ですが、そういう小さな積み重ねが大きな成功や当初の目標とは違った形でも叶えられるのではないかと感じさせてくれる映画でした。
事実に勝る作品は無い
医療の映画ではコードブルーしか観たことがない自分ですが、登場人物に心疾患があることと実話という前情報をがあったので観ました。今回の映画は人工心臓がつくれずバルーンカテーテル手術というものの誕生秘話ということでした。自分は専門学校で医療の知識を学んだ際、先天性心疾患の治療でバルーンカテーテル手術があることを知り興味を持ちました。大病院に就職して入院のカルテを見ると、小児科や循環器内科ではバルーン手術が常識的に施行されていました。理由は映画でも明かされている通り身体への事故がなく傷つけることもないからです。それを知っていることもあり映画に釘付けになりました。現状、人工心臓は無くIPS細胞での作製が進められています。
映画内では大泉洋さんや菅野美穂さん等の名演技が凄すぎて内容も込みでずっと泣いていました。
最初のシーンで20代の女性が搬送されてきて心電図モニターが0から40になり心臓停止から復活したシーンがあったのですが、おそらくは心筋梗塞か狭心症のためバルーンを使っての処置を施したのだろうと推察しています。
教授に抵抗した医師のたまごがいましたが、「医者は人を救うのが仕事。自分の立場ばかり~」なセリフが琴線に触れました。60人分の治験データを出し厚労省からも認可を得ていた。あの執念が凄かった。
セリフの一つ一つが心に響きました。
ただ子供を抱きしめるだけ
仕事が遅くなり、帰宅すると、子供の寝かしつけを邪魔してしまう中途半端な時間だったので、レイトショーで観てきました。
実話との事で、驚くような展開はないが、実際のビジネスや現実に沿っていて、そうだよなあ、と思う事もしばしば。
親が自分の子供の寿命を聞かされた時の絶望感は計り知れない。徐々に迫ってくるタイムリミット。突然命を奪われる事の理不尽さ。生きる可能性を探し続け、努力し続けた。それでも現実は厳しかった。
娘が頑張っている親に向けて伝えた、「わたしの命はもう大丈夫だから」。それを言う子供の気持ち、それを聞く親の気持ち。何も言えない。涙がこぼれ落ちる、落ち続ける。
時間が経ち、誰かを助けられた事実。大泉洋が、自分の開発した製品で命を助けた記者に伝えた、「ありがとう」は娘との約束を守れた事に、これまでの自分のした事に、本当に心からそう思っているのだろう。
映画を観終わって帰宅後、寝ている我が子を抱き締めて、そこにいてくれる事に感謝しながら、床に就きました。
大いなる愛
我が子【娘】の命を護りたい!
その切実な念いと願いを込めた愛は
いつしか多くの人々をも救済出来る力へと変貌を遂げていきます。
ひとりの父親の細やかな家族愛が
命限りある娘との約束を経て
菩薩的な愛へ・・
更に日本の医学界をも突き動かす大きな愛へと拡大していく・・
美しい、感動の物語です。
ラストシーンの老夫婦の姿は
まさに日本、世界の宝です。
終始涙が止まりませんでした。
魂【心】が浄化される久々の映画です。
ありがとうございます。
実話の重み
医療の知識が全くない主人公が娘のために人工心臓を作り始めるという物語。
実話であるということに価値がある。
結局娘の命は救えなかったがその努力は無駄ではなく結果的に多くの命を救った。
この物語の中で主人公は2度ほど挫折するのだが超前向きの妻と娘の言葉に奮い立ち研究を重ねる。特に妻の「次はどうする?」という言葉がすごく胸に響いた。
立ち止まったら終わりではなく物事は次があるんだよということを思い出させてくれる。
ここっていう場所じゃなくずっと涙
すごく展開を求めてる方は期待外れなのかもしれませんが、私は久しぶりにいい作品に出会えたなと思いました。
きっかけは娘を助けるために始めた人工心臓だったかもしれませんが、結局娘さんを助けらなかったこと、バルーンカテーテルの開発にシフトしたことは実話を元にしている分リアルでしたし、人工心臓が開発できれば、娘さんを助けられれば映画として良い結果だったかと思いますが、今もまだ人工心臓は不完全ですし、簡単ではないことを思い知りました。
それでもバルーンカテーテルにシフトしたことで多くの人の命を繋げていることは素晴らしいし、変わった家族の形かもしれませんがその形がとてもいいなとも思ってしまいました。
確かに残りわずかな命の娘さんとの時間をたくさん作ってあげてなかったことは少し残念な気はしましたが、いろんな家族があると思います。
私の家族もここまでではないですがドライなところはありますし、父が海外出張が多く学生時代までは一緒にいられる時間が一年の間で短いことが多かったです。
でも私は父をとても尊敬しています。
私事を挟みましたがそれぞれの家族の形があるところもとてもよかったなと。
ものすごい感動的なシーン!みたいなものはないですが、ジワジワ涙が溢れ、そこから最後までずっと涙が止まらず...涙腺崩壊してました。
娘さんは救えなく後悔はずっと残っている中で、最後にバルーンカテーテルで救えた方が大きくなって元気に生きられてる姿に会えたのは少しでも救いになったのではないかなと優しい気持ちで映画を終えることができて私は満足です!
原作未読
とにかく全体的に良く、冒頭の何をやってるのかよくわらないものでも物語が進むにつれあー、冒頭のシーンはここに繋がるのかと理解できたし構成としてもいいように感じた。
ん
お父さん筆頭に坪井家の家族愛、現実ではどうしようもできない壁にぶつかった時の折れても立ち直る直向きさ全てが刺さりまくり、特にラストの方は涙無しには見れませんでした。
映画なんだからそんなチャチャ入れんなとも思うが作品を客観的に見た時、町工場の社長によくあんな機械を作る・買う費用があったなと疑問がついたのと有村架純にしては出番の少ない役柄ではあったもののそれにしては比較的おいしい役所だったなと感じた。
誰かのためになること
この映画は佳美の病気が軸にあるけれど、そこに焦点を当てて涙を誘う話でないことは、彼女の死が描かれないことからもわかる。嗚咽を堪えるくらい泣いたけれども、悲しい涙ばかりではなかった。そして人工心臓を作ること自体に焦点を当てた医療ドキュメンタリーでもない。
最後の方の授賞式のシーンで、宣政(父)は佳美との約束のために奔走したのであって、別に世のためという思いではないという葛藤があったのだろうと感じられる。でも、彼の奔走により多くの苦しんでいる人がたしかに救われた。その事実に宣政も救われた。それを最初はちょっと無神経だと感じた記者によって描かれるのが秀逸。こう繋がるのか、というサプライズもあった。
自分や身内のためだけでなく、誰かのためになることが、自分自身のことも救う。一度は離脱した若手医師が自分の医師免許を賭けて宣政を助け、多くの人を救うことを決意したシーンや、また別の医師が「やっと筒井さんの力になれる」と言ったシーンもよかった。彼らにも人生があり葛藤があり、かつて力になれなかったことへの後悔があって、それをやっと埋めることができ、救われたのだと思う。
いろんなことを考える映画だった。観る観点によって、涙するポイントは違うかもしれない。でも、どの角度から見ても感動すると思う。
泣けない
全く泣けない。
展開も結構無理矢理すぎる。
正直内容よりも、エンディングのDearが良かった印象しかない。
娘(名前はもう忘れた)が亡くなるのも、ぬるっとした亡くなり方だった。
というか娘が助からないと分かったのも早すぎるし。大泉洋が娘に寄り添わないことも普通にムカついた。
最初は面白いと思ったけど、バルーンカテーテルが出てきた後は眠すぎて寝た。
それで、どうするの、次は!?
娘の命を救うために頑張る父親大泉洋、お涙頂戴物だなと思っていたら評価が高い。「言えない秘密」のレビューでも書いたような「推し活」によって評価が押し上げられた訳でもなさそうだ(大泉洋だからね)。
新宿ピカデリーで実話の映画化「ディア・ファミリー」を。原作未読。
私は心臓に異常が有る。日赤で検査をして判ったのだが、生まれつき冠動脈の位置が常人とは違うそうである。従って心臓に負担が掛かると冠動脈が圧迫されて虚血の症状が出る事がある。それが心電図に現れるため健康診断で指摘され、検査を受ける事になったのだ。
幸い日常生活を送るのに問題は無いが、今後の生活で問題が生じ無いよう予防的に冠動脈が圧迫されないようにその部分にステントを入れる事も可能だと言われた(入れなかったけど)。それまで考えた事も無かったけれど、ステントやカテーテルを体内に入れると言うことは自分にも起こりえる事だと、その時に知った。
映画の前半は、心臓の弁に異常が有り手術を受ける事も出来ない娘が余命10年程だと言うことで、娘のために人工心臓の開発に尽力する父親・筒井宣政(大泉洋)とそれを応援する妻と家族の姿が描かれる。妻を演じる菅野美穂の立ち位置が良い。
医学の知識も無い町工場の親父は心臓について学び、(製品が海外でバカ売れして)工場で稼いだ私財を投げ打って設備投資(8億円!)をして、大学医学部の学生達の助けを得て人工心臓の開発に没頭する。しかし、人工心臓は出来ない。
後半は、人工心臓を諦め娘の意志を組んで人の命を救うために日本人には合わずに事故が多発する外国製のIABP(大動脈バルーンパンピング)バルーンカテーテルを日本人向けに改良して立派な製品とするべく努力を重ね完成させる。しかし、完成してもその採用にはまだ高いハードルがあった。
医師となった人工心臓開発時に助けを得た当時の医学生達の協力で筒井宣政の改良したバルーンカテーテルは使われるようになる。非協力的だった大学教授(光石研)にバルーンカテーテルの採用を認めさせた後の大泉洋のガッツポーズはグッド。
長年の医学への貢献を認められた筒井宣政は表彰されるが、表彰式の取材に来た記者(有村架純)もまたバルーンカテーテルで命を救われたと感謝されるのである。
人工心臓は今でも作られておらず、バルーンカテーテルは17万人もの人々を救った事が字幕で説明される。
脚本的には工場従業員の不満、心臓の悪い娘の生活や状況の変化等描き込みが不足と思われる部分もあるが、父親と娘、姉と妹、そして支える妻。素晴らしい「ディア・ファミリー」の物語であった。
大泉洋はどんな作品でも大泉洋である事が多いが、本作はちょっと違ったかな。佳美の幼少期の鈴木結和ちゃんが可愛かった。
結局、しっかりと、お涙頂戴されてしまったわい。
マイナス要素なんてひとつも無い
親も子供たちも誰一人諦めないんだなぁー
その証拠に余命宣告より長生きしてるの凄い
そして、
奥様が旦那様のこと尊敬してて、着いていくし
ちゃんと背中推してくれる存在。
だから子供たちも同じ方向見てくれる。
めちゃくちゃ理想的なご家族ですね💕︎
味方になってくれる若者たちもまた良いですね!
泣くよ!絶対泣く!
何度観ても泣く自信あるわ😭
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