劇場公開日 2024年6月14日

「大切な娘の一人が心臓疾患を抱えてなかったら、もし姉妹の様に健康体だ...」ディア・ファミリー ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5大切な娘の一人が心臓疾患を抱えてなかったら、もし姉妹の様に健康体だ...

2025年3月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

大切な娘の一人が心臓疾患を抱えてなかったら、もし姉妹の様に健康体だったら、筒井宣政氏は大動脈内バルーンカテーテルの研究はやらなかっただろう。そうすれば世界で17万人の命を救ったIABPの開発は何年も遅れていたかも知れない。いや、もしかすると日本での開発は無理で その後海外で開発されて日本人は国内での手術は無理で高額の治療費で海外まで手術しに行かなければならない世界になっていたかも知れません。
観ながらそう思いました。
主人公のモデルとなった筒井宣政氏と20年以上にわたり親交のあるノンフィクション作家の清武英利による膨大な取材ソースを基に林民夫が脚本を書いて映画化した実話物語。
映画ならではの脚色も有るのでしょうが、筒井氏の奥様の存在も大きく、研究に関わる人達全ての協力があってこその成功。
だからこそ光石研さん演じる石黒にはイライラさせられました。

ナイン・わんわん
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