「流石に賞賛され過ぎている気がします。」ディア・ファミリー ちはやさんの映画レビュー(感想・評価)
流石に賞賛され過ぎている気がします。
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知人の勧めで一緒に鑑賞。
自分はテアトル系のあまりメジャーではない映画系が好きで、邦画や広告過多映画は苦手。なので、鑑賞前から期待はしていませんでした‥が、想像以上に合いませんでした。(好評の方が多いので、心苦しいですが‥)
史実としては本当に感動するお話なのですが、映画としては‥。
◯
・70年代描写が細部にまで行き届いている。
・初めの名古屋駅のシーンは本当に昔はああいう風景?だった?忠実に再現されていました。
×
・顔面アップのシーンが多すぎる。
・カメラ定点シーンが少なく、常にカメラが動いており、「作り物」感が際立っている。
・家族愛の映画なのに家族エピソードが少ない、薄っぺらい。逆に商品開発のシーンが多すぎる、くどい。
・姉妹が仲良すぎて(喧嘩シーンなどがなくて)現実味がない。
・主役の起用は大泉さんでなければならなかったのか?泣きのシーンなんて、大泉さんである以外何者でもなく、一切感情移入出来ない。
・最後、いきなり出てきた有村架純さんの一言大変重みがあるのですが、物語の中に何かしらののフリを入れて欲しかったです。
因みに一緒に観てた知人は号泣してティッシュが足りてなかったようです笑。恐らく、彼とは映画の趣味合わないんだろうなぁ。
観た後に、知人と酒飲みながら「何が良かったの?」という話で盛り上がりました笑。こういう映画の楽しみ方もあるんですねぇ。
それでも心に残ったのは「次、どうするの?」。苦難に陥った時思いだしたい、一言でした。
※この映画を賞賛している人、本当にごめんなさい。
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