「泣かせる要素てんこ盛りのプロジェクトX風の映画」ディア・ファミリー お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
泣かせる要素てんこ盛りのプロジェクトX風の映画
難病患者がいる家庭の家族愛を描いて観客を泣かせにかかったプロジェクトX風の映画と言ったら、石ぶつけられますかね・・
冒頭の「in vitro」(イン・ビトロ:試験管内)、「in vivo」(イン・ビボ:生体内)を医学猛勉強中の父親が知らなかった時点で、映画見る気が失せてしまいました(門外漢の自分でも知ってる初歩の初歩の用語です。知らないのは明らかにおかしい)。
そうなったら普通だったら気にならない齟齬も気になる気になる・・
・主演の福本莉子さん。綺麗な女優さんですけど血色良すぎです。
・心臓移植についてほとんど触れないのは何故でしょうか。海外移植が抑制される前の話ですが・・
・バルーンカテーテルを選んで開発しようとした理由があるようで無い・・
・十数万人の命を救ったとは盛りすぎ。十数万人の患者に使って医療事故が減ったが正確かと。
・記者の有村架純さん、偶然すぎて不自然です。
実話ベースの話ですが、過剰演出っぽくてイマイチ気に入らないという感想でした。
ただ、決してモデルの方を貶す意図はありません。
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