「ものづくりの厳しさと素晴らしさ」ディア・ファミリー chieyoさんの映画レビュー(感想・評価)
ものづくりの厳しさと素晴らしさ
実話をもとにしたストーリーだけあり、日本における医療機器開発の厳しさや現実をリアルに表現していると同時に、日本のものづくりの素晴らしさを改めて実感した映画だった。
医療機器メーカーの血の滲むような努力と試行錯誤の上に今の医療があるということに、とても尊い想いになった。
素晴らしい会社で素敵な社長さん。感動ストーリーながら下町ロケットや陸王のような爽快感もあり、とても面白かった。
医療ドラマというよりは開発、ものづくりのストーリーなので医療ドラマが苦手な人も楽しめる。名作なのでこういう映画が世に広まればいいなと思う。
コメントする
みかずきさんのコメント
2024年6月17日
はじめまして、みかずきです
我が子の為に頑張ってきた主人公が我が子の命が救えないと知った時は
心が折れてもおかしくないと思いました。
しかし、我が子の”私は良いの。私の様な病気で苦しんでいる人達を助けて”という言葉で、主人公は再生、覚醒したと思います。
我が子の為という家族愛の物語が、他者の為という人間愛の物語になっていきます。
私が主人公と同じ立場だったら、我が子の延命に尽力したと思います。
主人公は立派です。
良い作品を観ました。今年一番心を揺さぶられた作品でした。
ー以上ー