ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価
全365件中、1~20件目を表示
学校、行きたいなぁ。
途中から本作観てまた後で全部観ようと思いつつ、
後半、
涙が出過ぎ、
涙腺弱過ぎる自分が作品鑑賞では滅多に涙が出ない。
数少ない作品だけ。
後半1時間ほど、涙が出っ放し。
セリフにグッと来るのかな?
何度も断念すべき事態に直面しつつ、諦めたら0だからと
また手段を考えやってみるお父さんの姿かな。
幼い頃から両親や姉妹や会社の人やお医者さんに愛されて、辛い治療にも耐えつつ弱音を吐かず、
自分の為に働く父の姿に感謝する
健気な佳美ちゃんの姿かな。
再度鑑賞する前に、会社概要も読んでみた。
実際の振り袖姿の佳美さんの写真も掲載されていた。
前社長が娘の為に人工心臓の開発に8年、8億円かけ、
動物実験はパス。
しかし、人間にとなると、
まだ2•3,000億円かかるとわかり断念した旨記載されていた。また、医療従事者と関わる中で欧米製のバルーンカテーテルが日本人には合い辛くまた使い辛い点も耳にしていた為、10年近く医療機器の勉強研究に費やしたノウハウを応用できないかと取り組むことにした、と。
さらには、赤ちゃん用のバルーンカテーテルが欲しいと希望する医師の声も聞き需要僅かの儲けとか度外視で作り届け赤ちゃんの命を救ったことも。
一人でも多くの命を救いたい、という企業理念を
打ち出しておられる。
この会社概要を読むだけでも涙滲みました。🥲
そして、全編。
日本全国の心臓病研究の病院を周り娘の病気を治してくれと頼むがどこも無理。アメリカ迄足を伸ばしても無理。
医療従事者の話を聞き、残された時間の無さを痛切に感じ、自分で作ろうと決意。数千万円の装置を入れて作って行くが、アメリカの失敗に人工心臓の先が見えなくなり、
大学の協力も無くなり、また娘の身体には無理だと知らされ費用の莫大さから断念せざるを得なくなる。
娘に告げると、私の命は大丈夫だから。と言う。
その意味は、あと数年ぐらいで命が尽きてもいい。
ということではないか⁉️
あまりに残酷な言葉を娘から言わせてしまった❗️
更に、苦しんでいる人を助けて、と。
あの病室で親しかった春香ちゃんの心臓病に適切なバルーンカテーテルがあれば、‥。
以前見知っていた富岡医師の研究対象でもあったので、
相談して作成に取り掛かって行く。
富岡医師も医学を目指した原点を思い起こしたのだろう。
完成し、現場で使って貰い信頼を得て来た。
17万人を救って来た、とエンドクレジットに。
娘の命を救えなかったが、多くの人の命を救えた。
しかし、親としてはたった一人のその命を救いたかっただろうなあ。
こんな家族素晴らしすぎます
今まで「感動作」などと紹介されて、素直に感動したことなどほとんどな...
家族を思う大切さ
ストーリーはいいけど大泉洋の演技はオーバー!
配信(DMMTV)で視聴。
よくある人工心臓開発に関する家族の秘話だが、色々考えさせられた。
ただ、ストーリーを観ていて気になったのは坪井役の大泉洋は明らかにミスキャスト。演技もわざとらしいし、この作品には合わない。
ただ、tohoシネマの幕間ガール福本莉子はよく頑張って演技をしたのでおまけ。
その人生は愛する家族のために
娘を愛する気持ちがあれば、世界中の父親が同じようにここまでできるのか。
ほとんどの場合気持ちだけでは難しいと思います。
誰かに頼る選択肢を取る他ないと思うのが普通なのかもしれません。
しかし筒井氏(坪井氏のモデル)は違った。
誰もが難しいというなら自分がやる。娘を助けたい一心で生まれたその想いが数え切れない人々の命を、今でも尚救い続けています。
医療の知識が全くないところから始まり、時には圧力という名の壁にぶつかり道のりは険しくとも、娘と交わした約束を守り最後まで諦めることのなかった筒井氏の人生に感服致しました。
又、それを支えた御家族、病気である娘さん御本人の父親への愛、信じ続けてくれた仲間たちの存在が、筒井さんが諦めずに成し遂げられた理由なんだと思います。
語彙力が無くお恥ずかしいですが、とてもグッとくる素敵な作品でした。
ずっと泣いてた
心開発・三学士
よくある悲しいね、切ないねだけではない
他の映画を観に行った時に予告編で見て、その予告編ですでにうるっときてしまうタイプなのですが、この映画は感動物語でもあるけれど、根性の物語でもあった。
よくある悲しいね切ないねだけじゃなかった。
お父さん(大泉洋)は、「あきらめがわるい」。
医療知識もないしお金の問題や利権もあるし全然うまくいかないがお母さんをはじめ家族の応援もある。
普通は無謀だ無理だと言う。命の期限もある。当然だ。でもこの家族は違う。
ここは多少ネタバレなので注意。
私は泣かせにきてるな…と思ったの、あえてパンフレットも見ずにあらすじを見ないようにしていた為に読んでいなかったのだが、こうある。
『世界で17万人の命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話』
映画鑑賞中に、“そうか…!“と冒頭のシーンを理解した。
予告編にもある、「たとえ明日人工心臓が出来たとしても娘さんは救えない」と担当医が言うシーンと繋がった。
時間の使い方。命の価値。なんのために…と絶望に打ちひしがれるし苛立ちや悔しさも伝わってくる。お父さんだけじゃない、お母さんと3人姉妹の力もある。
でも、愛情だけでは救えない。根性だけでも駄目。悲しいけど綺麗事。
愛と根性、諦めず何年も何年も、10年もの間全力で努力して知識もつけて、結果を積み重ねていくことがすごい。
なのに結果を出しても認めてもらえず、車の中で咆哮する場面では私もやるせなさで心の中でなんでだよ!!!!!と叫びたくなった。
医学部長の言いたいこともわかるが、そりゃないだろと。
それでも諦めないからこそ差し伸べてくれる人もいて、一人ではやりきれなかったことも大勢の命を救う“事実“に繋がったことに尊敬する。
正直、邦画の感動系は難病で可哀想な恋愛でほら泣いてね?みたいなお涙頂戴が露骨で苦手意識からあまり見ていなかった。しかし今回、まんまと泣いてしまった…。
『23年間の愛の実話』の映画、とても良かった。
胸が熱くなった。感謝の気持ちを忘れずに...
うちの会社の取引先の先代の社長(大泉洋)と家族の話。取引先といっても弊社の営業努力が、足りないので、それほど注文は頂いていませんが(泣)。大泉洋やその家族が、次女を思う気持ちが、演技から強く伝わってくる。ほぼ実話ベースなので尚更胸が熱くなったきた。また、理由はともあれ、ものづくりに対する熱意が感じられる作品であった。何かを成し遂げる人の生きざまを感じた。同時にその人を支える家族、仲間、従業員他多くの人々の協力があることも忘れてはならないと思う
予想を裏切るヒューマンストーリー
お涙頂戴に滑り落ちない
公開時以来、僕の鑑賞予定リストには全く入っておらず、むしろ、積極的に排除していました。僕は、日本の難病・余命映画、早い話が安易なお涙頂戴映画が大嫌いなのです。多くが「事実に基づく」お話であるので、その映画を批判する事は実際に亡くなった方や遺族の方々を傷つけている様で気が重いという面もあります。だから、はじめから観ません。本作も公開前に映画館で流れた予告編は「お涙頂戴路線」ど真ん中で、特に、僕は大泉洋さんがちょっと苦手なので早々に撤退しました。ところが公開以降、「単なる難病映画と思ってはいけない」との賛辞をあちこちで目にするようになり、「本当かな・・」と腰が引けたまま、公開20日近く経ってから漸く映画館に向かいました。
なるほど。物語は、お涙頂戴に滑り落ちない様に細やかに心を配りながら組み立てられていました。余命僅かな娘の命を救うために人工心臓を一から作りたいと動き始めた父の「ものづくり映画」としてお話を駆動させるのでした。そして、ここぞと言う所で観る者を揺さぶります。巧みに撮られた映画でした。
全365件中、1~20件目を表示