「結局、泣いていました」ソウルメイト ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)
結局、泣いていました
ほとんど最後まで涙もろい自分が泣くこともなく見終わってしまうなあと思っていたら物語が終わりに続くにつれて泣かずにはいられなかった。
伏線がいくつもあって解けるごとに二人の友情の深さがわかっていくし涙を誘う。
映画ではいきなり完成した人物像が出てくるがまるで写真か?と思うような素晴らしさ。賞を取るのは当然と思わさせられる。
この絵が最後に再度、出てくるときが一番泣いたところだ。
二人はずっと一緒ではなかった。ハウンが好きな人ができてから少しずつ関係性が変わっていったように見えたが本当はずっとお互いを思っていたのだ。
性格や行動パターンの違う二人がいつの間にか逆転している。
ハウンが住んでた家がミソの住んでた家というのがすべてを物語っているのでは。
そこにはベールに包まれたおおきな絵があって、被されていたベールをミソが取ったとき途中までの絵だった。
ハウンには時間が無かったのがわかるしそれをミソが・・・
中国版のリメイクらしいがまた良い韓国映画を見つけました。
こうなったら中国版も見ますわ。
それにしてもジヌさん、「趣味でいいんじゃない、ハウンが持っているのは技術であって才能ではない。」は無いよ。
あんたどれほどの絵がかけるんや。
あの一言でハウンは変わっていったような気がする。
泥臭いように見えてとてもピュアで切ないお話でした。
あーあ、見て良かった。
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