「悪くはないが、ちょっと惜しい」阪神タイガース THE MOVIE 2023 栄光のARE Kさんの映画レビュー(感想・評価)
悪くはないが、ちょっと惜しい
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何より素晴らしいのは、映画館の大スクリーンと音響で、甲子園の大歓声を味わえること。
開始数秒で多幸感MAXになる。
内容はアレ=リーグ優勝までの軌跡となっており、試合映像とインタビューが織り交ぜられながら進んでいくが、「2023年を語るにあたって、そこを飛ばしたらあかんやろ」という場面がちょくちょくあった。
例えば
・近本の離脱と復帰
・梅野の離脱と坂本の奮闘
・恐怖の8番木浪
・鉄壁のリリーフ陣
など…
限られた時間の中で、インタビューを取れた選手のエピソードを中心に組み立てたらこうなりましたという印象。
それならば、全体的なものは受注生産のDVDがあるのだから、もうすこし4番大山の活躍と葛藤にフォーカスするとか、首脳陣や裏方の思いなど「アレの裏側」に迫るとか(安藤と藤本のインタビューは良かった)、視点を絞ったほうがよかったように思う。
以上、「悪くはないが、ちょっと惜しい」と感じた理由。
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