マダム・ウェブのレビュー・感想・評価
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ミステリーではなかった
MARVEL初のミステリーというコピーでしたが、全くミステリーではなかった ミステリーと言うなら、執拗につけ狙う敵役、犯人の正体を襲い始める前から出しちゃダメでしょ 逆の視点で3人の少女がなぜ自分を殺しにくるのかも、全く不明? ウェブと今回の事件でつながらなければ、蜘蛛女?になることなんてないとかしか思えない 結局、サスペンス、ミステリーとしてもアクション映画としても中途半端になっちゃってます あと、テンポ、時間配分が悪すぎる 能力の発動が遅すぎ、運命の糸を手繰れば、同時に複数の場所に干渉できる能力は3人がバラバラになったりしまう状況があってもよかった気がする
前日譚
今までとちょいと毛色が違う。
まぁ、これはこれで面白かった。
またも蜘蛛の話ではあるのだけれど、主人公はコスチュームも着なければ、世界を救いもしない。
今後、世界を救うであろう3人の女の子を救う事に奔走する。
物語は彼女の誕生から語られ、今回の敵は彼女の母を殺した犯人だ。コイツもまた蜘蛛の力を手に入れていて…スパイダーマンに酷似している。世界観がこんがらがりそうなんだけど、スパイダーマンが居る世界なのか、はたまたお得意のマルチバース的な展開なのか。
彼女は未来を予測する。
故に未来に起こる危険を回避する。
なかなかに面倒くさい解釈を要する能力なんだけど、その能力の表現はなかなかに面白かった。
敵のやられ方に多少疑問も残るし、その能力はまだ先があるようで…底がしれない。
ただ、女性が主人公のヒーローとしては母性とかも絡めてあってうってつけかと思われる。
まぁ、なんせ、量産されるスーパーヒーロー。
これから展開されるのか、このままもう観る機会がないのかアメコミに疎い俺にはわからない。
ともあれ、CGの恩恵を大いに堪能できるマーベル作品はたまに観るなら面白い。
結局のところ、女の子達がいかにヒーローになっていくのかは語られない。
スパイダーマンの廉価版のような気もしなくはないが、今後どうなってくんだろうなぁ。
期待を込めて⭐︎+0.5
絶対可憐チルドレン
2回観ました! 2回目は字幕版スクリーンXでメモりながら観たので、以下に備忘録。
○初見の吹き替え版、子安武人さん!❤
大島優子さんもダメなところ無し!末永く 続投お願いします。
○1973年、ラス・アラニャス達カッケー! (パンフにも写真ない、静止画だと粗が目立つのかも?)
◎赤ちゃんの誕生で早くもうるっとくる🥹
◎2003年、ベン・パーカー!? うるっとくる🥹 メアリーとメイおばさんは別? …のはず。メアリーとリチャードの生まれてくる子がピーター・パーカー!?
○カサンドラとキャシーは同一。
○海に落ちた時のビジョンに既にクライマックスの「S」の看板や花火もあった!
○キャシーの牛乳パックでか!
○マティ、スケボー!
◎マティの叔父さんのジェナはJ・ジョナ・ジエィムソン!?
◎オニールの事故の、急に画面の横からトラックが出てきてぶつかるやつ、アメリカの映画やドラマでよくあるけど、今回は手前のキャシーにピントがいっててぼやけてて逆にこわい!
○『クリスマス・キャロル』は吹き替えないのかぁ
◎ハトの生き死にで能力の可能性に気付くのうまい! 窓のヒビが蜘蛛の巣状なのも心憎い!
◎この監督、うまいんじゃ? …S・J・クラークソン。ドラマ『ジェシカ・ジョーンズ』やってるのか!❤ そういえばXのツイートで「ネトフリドラマっぽい」というのを見かけて、確かに!と思いました。
△でもオニールの死をやり直そうとはしないのか…ってちょっと思いました。時間が経ち過ぎてた?
◎地下鉄のおばさん、デイリービューグル読んでる!
◎MARVEL初のミステリーサスペンス、というふれこみだけど、エゼキエルはホラー! 『ウルトラマンネクサス』のメフィストみたいな発光しない赤目! カッケー! 最初、一般人には見えないのかと思った。
◎画面がぐるんと回る演出も最高! 比較的低予算なんだろうけど。心の不安定さも表してる。
○椅子の人、鈴木紗理奈さんに似てると思ったけど、『スパイダーバース』の女ドックオクにも似てる。生き残ったからヴィランになる?(多分ならない)
○ブリトニー・スピアーズの♪TOXIC って、有毒 って意味なのか!
○三人娘かわいい! 椎名高志先生の『絶対可憐チルドレン』みたい! ジュリア メガネっ娘だし。
◎アーニャの身の上話に涙😭
○母の写真に前は写ってなかったエゼキエルもいるってこわ!
◎アマゾンの奥地、産まれた地でラス・アラニャスの人と再開し、『ドクターストレンジ』のアストラル体に!
◎母が自分の病気を治すために妊娠中にアマゾンに行ったことがわかり、自分も愛されてたとわかり涙😭
◎「大いなる力には大いなる責任が伴う」に似たセリフ
△救急車は盗まない方がいい…
○救急車が看板ぶち抜いて降りて来るの、2回目観た時も忘れててどうやったのかよくわからなかった。(2回ともビックリできた!)
◎救急車の天井に電気ショック流すのもおもしろ!
○クライマックスのペプシの倉庫はオニールが死んだ所と同じっぽい。
○火花をニュータイプみたいによけさせまくる!
○瓦礫をシールドに!?
△助けようとしてくれたヘリが爆発しても、そこはやり直そうとしないのか…というモヤモヤ。
◎マダム・ウェブの能力、同時に別の場所で救助! なんか涙😭
○沈んだキャシーの目に火花が直撃! 日本人には噴石事故を思い出してつらい…
○教えといた心臓マッサージ、自分の蘇生にやらせるの、ちょっとおもしろいけど伏線回収としてはいい!
◎メアリーの赤ちゃんはトムホになる? ピーターも普通の両親のもとに愛されて生まれてきたんだと思いうるっとくる🥹
○未来の、並び立つ3人のヒーロー、マティ手を後ろに組んで見下ろしてるの、めっちゃいい!
○映画で続編あるなら、なぜあの3人が選ばれたのか、理由がほしい気も。
○誰推しかはまだ決めかねる、みんないい! マダム・ウェブも、エゼキエルも!❤
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以上です。
酷評されていた分、冒頭から「ああ、この映画当たりっぽいぞ」という安心感も伴い何度も泣けました!
SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースっていうのかぁ)の中で一番好きです!
スパイダーバースの、スパイダーマンはひとつの次元にひとり の法則をくつがえすように複数ヒーローがいるのも希望的。
『ホームカミング』とかに繋がるのかもしれないけど、どっちでもいいかな。プレステのゲームに繋がってほしい。で、プレステの『Spider-Man3』には3人のスパイダーウーマンを出してほしいです! そしてどんなドラマや能力があるのかを堪能したい。
ヒットは見込めないかもですが、自分がこの映画を楽しめるタイプでよかったです(^^)
ハードル低くして鑑賞したからかも。
結構面白かったです。
突発的に視える未来予測で戦うのが、見てて緊張感ありました。
吹替版で見たので、子安さんの悪役声が良かったです。
主役に関しては、そこまで酷いとは思わなかったたけど、普通に声優使ってもらったほうが良かったかなあ…と。
あの子達がどうやって力を手に入れるのかとか続編気になるけど、厳しいのかなあ。
あとシドニー・スウィーニーの実年齢見て驚きました。
今後は?
コロンビア・ピクチャーズ100周年とは・・・ おめでとうございます。 しかし、1発目?の作品から、アメリカ本国では酷評とは・・・ ってか、そこまで酷いとは思えないんだけど。 個人的にはだけど、『モービウス』よりか楽しめたかな。(笑) タイミングもあるんだろうけど、『ヴェノム』と似たような内容を2作品連続で見せられた。 こんな印象しか残らなかった記憶がある。 まぁ、いいや。 あえて言えば、能力的には戦闘向きではないので、ラストのバトルは地味ってのか、「え・・・」 って感じだったが。 相手の能力考えたらだけど。 で。 この作品からどうするの? これだろう。 『スパイダーガールズ』なのか、『スパイダーウーマンズ』なのかは知らんが、3人娘の話で展開させるのか? それとも、軌道修正ほぼ無理だろう的な、トム・ホランド版『スパイダーマン』に結びつけるのか? 個人的には、トム・ホランド版はディズニー用の別世界にして、新たな『スパイダーマン』の世界を再構築してはいいのでは? その方が、ヴェノム、モービウス、あと・・・ クレイブン・ザ・ハンターだっけ? それと、マダム・ウェブ&スパイダー娘。 可能性が広がると思えたけどね。 ディズニーサイドが製作している、マーヴェル作品が、迷走している印象しか受けないから。 ソニーはソニーで、スパイダーマンの道を行ったほうがいい。 とは思えた。
続編
がみたいですねえ。マダム・ウェブや3人娘の能力開花がどのような展開でされて、どんな能力なのか?を観たいです。その他のキャラクターとの関係性も観たいですねえ。ダコタ・ジョンソンの綺麗な瞳が好きなのに、今後は隠れてしまうのですかねえ。
誕生前から糸は紡がれてた
こないだ鑑賞してきました🎬
ダコタ・ジョンソン演じる救命士のキャシーは、勤務中に死にかけた事で予知能力が覚醒。
同僚オニールの死を防げなかった事に責任を感じながらも、鳩が窓にぶつかり死ぬ未来を回避できた事をきっかけに、電車に乗り合わせた3人の少女が殺される未来を阻止しようと奮闘していく…。
どこまでも追ってくるスパイダーマンそっくりの能力をもつエゼキエル。
以前底辺の生活をしていた経験から、今の地位を守ろうと必死になり自分が殺される未来を回避するべくもがく。
キャシーの未来を予知し、同時に複数の場所に存在できるという能力がありながらも肉体的な強さは持たないヒーローという設定はなかなか良いのではと🙂
興行的にはあんまり良くないそうですが、私はわりと好きですね。
キャシーが母の真実を知った時の演技は、私までうるうるしてました🥲
続編あるなら、観に行きます👍
2024 19本目(劇場4作目)
アメリカで酷評、、 どんなだ?と思って観たが いうほど悪くなかった。 個人的にはモービウスと同程度かな。 マーベル初ミステリーってわけではない。 ほんと今回のが序章であってこの先面白くなる可能性があるのに、失敗で続編はないだろうなぁ。 スパイダーマンのスピンオフ?的な作品とはいえ、敵がだいぶマヌケなスパイダーマン似ではなぁ笑笑
焚火の火の始末してから 出かけろよっと。(゙ `-´)/
評論は 良し悪しで真っ二つなので 見てみました。 女の子たちが 可愛かった。 キモい スパイダーマンを見た気がしました。 糸は出ません。 密林を歩く時は ガイドとコンパス 忘れずにね。
これはどう評価したら良いんだろう?
スパイダーマンみたいな敵に対して、ニンジャタートルズみたいな女の子たち。 主役の女性はほんの少しの未来予知が出来るだけ。 これで面白くするのは大変だったんじゃないかな? そんなハードルを無視して飽きさせない展開にしてるんだから良作と言えるんじゃないかな? でもいつもみたいな派手さは全くないし、SFXもおとなしかったです。 これは多分序章に過ぎないだろうから、今後に期待なんだけど、ヒットしてないみたいだから続編が作られるのか微妙ですね。 ちなみにおまけ映像は有りませんでした。
「スーパーヒーロー映画」ではない、「ガールズムービー」だ。
先週公開された米国での売上&評価ともボロボロだったので、「期待値」低め& 擁護するネット記事には「ヒーロー映画ではなく、サスペンス」というのも見かけたので、 どーなのかなあ、と思いながら鑑賞。 「スーパーヒーロー映画」ではない。 もっと分かりやすく言えば、 「一般人が期待するスーパーヒーロー映画」ではない。 「サスペンス」とも違う。 むしろ「ガールズムービー」だと思う。 「チアーズ」とか「ピッチ・パーフェクト」とかそっち系。 欠点も多い。 「女の子3人必要?」とか (白人、黒人、ヒスパニックという人種に配慮するため3人いるの?と思えてしまう。別に1人でも良かったような。) 「3人の活躍の場がないよね?」とか、 「スーパーバワーを得たことの『葛藤』がないよね?」とか、 「ストーリーがありきたりでヒネリがない」とかね。 でも「ガールズムービー」として見れば面白いよ。 最初は仲の悪い女の子たちが、仕方なく一緒にいるうちに仲良くなり、成長し、助け合うようになる。 敵を倒すとか、母親の死の真相を知る、ってのはオマケの話。 女の子の友情&成長物語なんだって。 でも、製作費はいくらだろう? 1.5億ドルぐらい? そんなにハードルを上げるとキツいな。 「マーベルズ」と同様に。
どうしてそういうキャスティングを(吹替鑑賞)
大島優子って、、、ちゃんとした声優使いましょうよ。昔は「吹替の方がいい」と言われた映画もあったわけだし。これ、このシリーズずっとこの人なわけ?吹替声優業界も育ちませんなあ。
サスペンスではないよね。そして結構ヴィランが弱いというか。3人少女誰も覚醒しないで勝ってしまうというね。
続編ありきで、今回はキャラ紹介の要素がメインかな。原作とか知らないのだけれど、これはスパイダーマンとは繋がる世界なのかな?マーベルちょっとメインキャラ多すぎないかなあ、、、複数同時進行って観る方もキツいというかね、、、ただ全体的に女性メインになりつつある構成は悪くないけどね。今後3人少女が覚醒して、3人それぞれにスポット当てて、最後キャシーが覚醒ですか?それだとあと4作くらいできるなかな?楽しみでもあり、その前に食傷気味にならないか不安。
エンドロール後何もなかったのはちょっと新鮮。。。
予告編を2時間見た感じ、いろいろ中途半端に感じた
入りはストーリー性を感じて良かったが、3人娘を助け出す所から背景、追手側の逼迫性が全く説明不足。肝心の蜘蛛パワーもゴリ押し感が強い。超人ではないからアクションも控えめでもOKなのだけど見せ場はどこですか。 ダコタはそれなりに魅せるが、3人娘の魅力は乏しく惹き込まれない。 これはダコタが今後3人娘と共に戦う、蜘蛛一族?パワーの解析など100%続編ありきと思い、エンドロール席を立たずに待ってたらあっさり終了→え〜〜っ! かなり消化不良でした
世界観なくても楽しめました
字幕編を観たので4.5にしました 吹き替え版の数を増やして欲しいです 知らない人達がチームに成長していく所は凄く良かったです。 クライマックスが楽しく拝見しました。 あまり書くとネタバレになりますのでかっこいいヒーローではなく気軽に楽しめます。 おすすめします
ヒーロー映画には、やはりヒーローらしさが必要
字幕版で鑑賞 今見ている映像が予知能力によるものか、現実なのか分からずドキドキしながら観ていました。その点でサスペンス要素があり、そこまで悪くはなかった。アメリカでの悲惨的な評価はちょっと可哀想。 しかし問題点を感じなかったわけではない。 ヒーロー側が予知能力しかないので、ヴィランがすごい能力を持っていたら勝てない。だから弱く、魅力の乏しいヴィランとしか描きようがない。ヴィランとの激しい見応えのあるバトルは描けない。このヒーロー映画としての致命的な弱点が全て。 なら、3人の少女は後にどの様に覚醒したか語られていないので、キャシー との強い絆や友情を感じて、今この場面で覚醒して共に闘っても良かったのでは。それならもっと強いヴィランでバトル出来ると思う。 ********** エンディング曲で「夢中人……!」。もとい、クランベリーズの「ドリームス」。 本当は王菲(フェイ・ウォン)のヴァージョンが大大大好きなのですが。でも最後にテンションMAX?
十分楽しめるマーベル異色作品!
アクション・サスペンスと、みなさん評価されていますが、まさにその通りと納得しました。ヒロインを演ずるダコタ・ジョンソンのご両親は、どちらも俳優なので、まさにサラブレットというイメージですが、その繊細な美しさは素晴らしかった。1973年のアマゾン熱帯雨林地帯から映像が始まりますが、臨月の蜘蛛の研究家が何故こんな危険な場所に出てくるのか疑問でしたが、娘のためであったということを知り感動が走りました。2003年に舞台は変わりますが、そこでその娘が予知能力に覚醒していきます(娘は救命士として活躍。コードブルーの新垣結衣を観ているようなイメージです)。そのストーリー展開は、わかりやすくて、なんと言っても、未来から現在に戻って、未来の危険を回避するという作業は、この作品の一番美味しいところだと思います。面白くて楽しいシーンです。ヒロインは予知能力を体験的に取得していくわけですが、敵は夢を見るたびに予知能力を取得しているという設定でした。この差異が戦いの勝敗を決しているような気がしてなりません。敵の動きはスパイダーマンのようで、まさにマーベルらしさを髣髴とさせていましたが、別物のような気もしました。ラストは、次回作(四人の女性の大活躍)を期待させる仲の良い明るいシーンにまったりです。
追記 評価がイマイチなのは、おそらく今までのマーベル作品のようなイメージが少なく、独立したアクション・サスペンス作品だからでしょうか。私的には十分満腹になりました。
新たなサスペンスアクション「マダム・ウェブ:マルチバースからの新たな物語
スパイダーマンがマルチバースの世界を描くようになって、色々なスパイダーマンを観てきましたが これはストーリーも良かった。アクション好きにも楽しめるミステリーサスペンス ②マーベル・コミックスのキャラクター、マダム・ウェブを主役に描くミステリーサスペンス もしや地味な内容かと 思っていたけれど 今までのマーベル作品とは違った作風でたのしめました。 ここから、新たな物語が展開していくのが楽しみ。
「知力で勝負」ではなかったのか?
「マーベル初の本格ミステリー・サスペンス」というキャッチコピーの割には、ミステリーの要素はほとんどない。
せめて、3人の少女が命を狙われる理由ぐらいは「謎」にできたはずなのに、早々に説明してしまうのは、どうしたことだろう?
主人公の能力も、未来予知というよりは、時間を巻き戻して起きたことをやり直すというもので、どちらかというとタイムリープのイメージに近い。
ただ、クライマックスの花火工場のシーンでは、タイムリープではなく未来予知をしているように見え、そうした表現方法の一貫性のなさが気になるし、突如として「分身の術」みたいな能力を発動するのも、ご都合主義に感じられる。
そのクライマックスも、主人公にずば抜けた身体能力や戦闘能力がないので、アクションが地味になってしまうのは致し方ないとしても、もう少し、「知力を駆使した頭脳戦」みたいな見せ場は作れなかったものだろうか?
肝心のヴィランにしても、彼がどんな悪行を積み重ねて富を築いてきたのかが描かれず、ただ少女を追いかけ回しているだけなので、「巨悪」とか「極悪非道」とかといったイメージとはほど遠い「小物感」がつきまとう。
広告塔に押し潰されるという最期も、ヴィランにしては、あまりにも情け無いと言わざるを得ない。
そもそも、彼が少女を殺そうとしなければ、彼女達と主人公は知り合わなかったはずで、彼女達がスパイダーガールズ?になることもなかったのではないか?
あるいは、ヴィランの見たのが「正夢」だったとすれば、彼は、少なくとも少女達がスパイダーガールズになるまでは生きていられたはずで、彼女達を殺そうとしたことによって、かえって自分の死期を早めてしまったのではないか?
仮に、未来が変わったのではなく、すべてが運命づけられていたのだとしても、ヴィランの間抜けぶりばかりが気になって、気の毒にさえ思えてしまった。
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