劇場公開日 2024年1月19日

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「ドラァグはアートだ!」ジャンプ、ダーリン talismanさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ドラァグはアートだ!

2024年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

自分にとっては「ヘドウィッグ・アンド・アングリー・インチ」以来のドラァグ・クイーン映画。予告編も見ず予備知識もほぼなかったのでとても嬉しくワクワクして感動した。音楽が全部良かったし、パフォーマンスもかっこよかった!

主人公ラッセルのおばあちゃんはユーモアがあってキュートで一言一言に笑えてしまう、素晴らしい女優!ラッセルのママは最初は嫌な描かれ方だったが彼女も辛かった。息子から許可もらって息子をハグするママ。おばあちゃんもママも息子の元・パートナーに会っていてよく知っている。そう、この映画にはゲイかどうかなどを気にしたり問題にする人はそもそも登場しない。世間なんかどうでもよくて「自分はどう生きたいのか」をシャープに焦点としている。観客は祖母を中心としたファミリー・ストーリーを知り、孫のラッセルが俳優かドラァグ・クイーンか、で迷い悩み、祖母と母と改めて邂逅することで前に進む姿を見届ける。最後のパラレル・シーンは哲学的で美しく優しい。アート。人生そのもの。

うちに帰ったら、日本人女性カメラマンによる写真集”DRAG QUEEN”を見よう。みんなすごくかっこよくて美しくて自由で力強い!

talisman
ゆ~きちさんのコメント
2024年4月8日

talisman さん、それは大変でしたね。このアプリ、ログインできない時も多くて参ります。

でも私たちのアカウントでtalismanさんのコメント読めますし、私もこれからもたくさん書きますね。

こちらこそ宜しくお願いします🙇‍♀️

ゆ~きち