「昔の名画のようなつくりながら、現在が描かれている佳作」ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
昔の名画のようなつくりながら、現在が描かれている佳作
本年、最初の一本に相応しい作品だった。
オープニングから1970年代の雰囲気のつくりでフィルム映画っぽく、昔の名画を観ているような鑑賞体験だったが、描かれているものは、まさに現在もリアルに問題になっている事柄であって、映画の中で出てくる「歴史は過去を学ぶだけでなく、今を説明すること」を体現していた。
観た人同士で語り合いたい切り口は幾つもあるけれど、レビューとして言語化してしまうのは野暮ったい気がするので、一つだけ。
ハナムとアンガスのように、ズケズケと言いたいことを言い合いながらも、きちんと相手を丸ごと受け止められたらそれはもう家族だし、逆に、形は家族であっても、それができなかったら、残念ながら赤の他人だよなぁということを書き留めておきたい2025年の正月。
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りかさんのコメント
2025年1月4日
ハナム先生、見かけによらない素晴らしい方として好演してくださいました。
メアリー役の方も🏆をとられたようで。
コメントありがとうございます😊
こちらこそよろしくお願いします🙇
↑書き直しました😅
琥珀糖さんのコメント
2025年1月3日
共感ありがとうございます😊
私も“昔の名画のよう“と感じました。
「グッウィル・ハンティング」や、「セント・オプ・ウーマン」
みたいな匂いでしたね。
アンガスは勿論ですが、息子を亡くしたメアリーも
強く印象にのこりました。
今年もよろしくお願いします。
トミーさんのコメント
2025年1月3日
共感ありがとうございます。
アメリカの学校でもホメロスとかローマ時代の事を教える先生が居るんですねー、自分たちのルーツは欧州に在りって事なんですかね。歴史と言えば事件と年号ばかり教えてる日本とは、明らかに違いますね。