劇場公開日 2024年6月21日

「期待度◎鑑賞後の満足度◎ おそらく2023年度の最良のアメリカ映画の一つ。アメリカ映画もまだ捨てたもんじゃない。」ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5期待度◎鑑賞後の満足度◎ おそらく2023年度の最良のアメリカ映画の一つ。アメリカ映画もまだ捨てたもんじゃない。

2024年6月22日
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鑑賞方法:映画館

※2024.06.27. 2回目の鑑賞。《ユナイテッド・シネマ橿原》

①人生はどんなに不条理でも不公平でも不合理でも不平等でも立ち止まらずに前に進んでいかなくてはならない、歴史を学ぶのはそのためのもの、ということを教えてくれる映画。歴史が好きな私には頷けることばかり。

②良い脚本、良い演出、良い演技があれば良い映画は出来る、ということを今更ながら沁々と教えてくれる映画。

③3人のメインキャラクターは俳優陣の繊細な演技によって見事に息を吹き込まれ生きた人間を感じさせる。

④始まって直ぐにこの映画は良いかもと感じた。その辺りの直感はちょっと自慢。

⑤現代がこんな時代なのは過去の歴史の歩み・人類のやってきたこと(進歩?も含め)のある意味当然の帰結であり、人間一人一人の現在は過去に望む望まないに関わらず起こったこと・経験してきたこと・通りすぎてきたこと・失望・落胆・後悔・苦労・あがき・戦い・諦め・叶わなかった夢・期待、様々な事柄の結果である。
どんな人にもその人の歴史がある。人に語らないだけで。
そんな当たり前なことを思い出させてくれ、なおかつ

もーさん