「こんな人が、あなたの身近にいるかもしれない・・・」毒娘 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな人が、あなたの身近にいるかもしれない・・・
クリックして本文を読む
やっぱり、人が一番怖いっていうホラーですね。
あまり深く考えずに、こんな人もいるんじゃないかと身近の恐怖を楽しむ作品かな。
最初は、心霊的なものかなって予想してたんですが、何でもないただの異常者でした。
真っ赤な薄汚れた格好で、自分が元々住んでいた家に執着する少女の話。自分勝手で、自分が思ったとおりの行動を取っていく。他人のことなんて全く考えない。
そして、これに感化されていく少女がまた恐ろしい。
【ネタバレ】
結局、最終的に感化されていく少女も、異常者にはなりきれなかったという当たり前の展開で幕を閉じます。
ある意味、救いではあるのですが、面白みには欠けますね。
まぁ、コトの元凶と思われたあのオヤジがあんな目に遭ったのだけは良かったですけど。
何故、あの異常者がそのまま放置されてしまうのか。他人を傷つけたり、物を破壊したりと、刑法的な犯罪も存分に犯しているのに警察が活躍していないという矛盾も感じますが、まぁそういう話なんですね。ホラーですから。
余談ですが、先日通勤電車の中で騒ぎ出す少女を見かけました。そういう病気なんだろうなと、分かっているつもりではありますが、もしそれが他人を傷つける行動に発展したら・・・
逃げ場のないところでは恐怖を感じますね。
佐津川愛美さんもあんな大きな娘の親を演じるようになったんですね。それでも魅力的な女優さんではありますが。
コメントする