「心が洗われるというのは、こういうことなのかな」コット、はじまりの夏 コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
心が洗われるというのは、こういうことなのかな
主人公のコットは、おとなしいとか内気というより、いつも周りの顔色を伺って生きている子という感じ。そういう行動が学校や家で良く思われない悪循環。
のどかな田舎町に預けられ、いろいろな経験と愛情で、ほんの少しずつだけど前向きな子に成長していく。
3人の間に大きなきっかけがあるわけでもなく、それぞれの小さな歩み寄りで、ショーンとアイリン夫妻もほんの少し癒される。
すごくロケーションが素晴らしい。
キラキラとした木洩れ陽が鬱屈としたコットの日々を解放するかのよう、そしてラストはウルッとくるほどに美しかった。
父親のワンカットが意味深だけど、幸せな結末でありますように。
コット役の子、顔と声と体がアンバランスなほど美人な子だなぁ。
じゃがいもスープ美味しかった。
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