「非常に惜しい作品」ゴーストバスターズ フローズン・サマー みるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0非常に惜しい作品

2024年4月14日
PCから投稿

ゴーストバスターズシリーズの5作目。2016年版を除くと4作目が本作です。
ゴーストバスターズは1作目がとんでもない名作で神作・世界中で大ヒットした偉大な作品ですがその最大の魅力はコメディタッチで物語が進むお化け退治映画というところでしょう。
本作は面白い作品ではありますが、コメディ部分がそがれてホラー映画テイストが上がっているのでゴーストバスターズっぽくは感じられませんでした。
例えそれが旧作のメンバーが出演していても。
面白い作品ではあったのですが、旧作が好きだった人にはちょっと肩透かしを感じるかも。

ゴーストバスターズは「ラスボスが超巨大」というのがシリーズを通してだいたいのお約束だったのですがそれがないのもちょっと物足りなさを感じました。
あと原題の副題は「Frozen Empire(凍りの帝国)」なのですが邦題「フローズンサマー」ってなんやねん。全然意味が違うじゃないですか。まだ夏に公開するから「フローズンサマー」にしたなら分かるのですが公開時期が三月って…。しかも映画の宣伝をし始めたのは12月頃の冬真っ只中。
「冬に夏の映画か…ちょっと見に行くの辞めよう…」って思った人はめちゃくちゃいると思います。
邦題考えた人はアメリカの配給会社さんに土下座すべきです。

みる