港のひかりのレビュー・感想・評価
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薄味だ
舘ひろしが引退したヤクザで漁師をしている。正義のヤクザで、負の側面が全くない。男の子の義父を殴るくらいしか暴れない。最後拳銃で大暴れするかと思ったら拳銃を置いて膝をついてお願いする。ピエール瀧も全く暴れず大人しいまま死ぬ。
盲人は明かる人が多いと言う。目が見えないうえにいじめにあって、家でもDVでは暗くなるのも仕方がないけど、あまりにベタだ。学校にも通わせられていないし、DVもあるし児童相談所が親身に対応してくれるケースだ。
また、密漁など、漁業はヤクザの利権であることも多く、そういった側面があるかと思ったら全くない。
目の手術で500万は無保険か。子どもは医療費が安く大体520円で診察が受けられるし、高額医療の場合はお金が戻る。医者も含めて無知なのか。
12年の歳月が流れ、ともすれば近未来SFにもなり得るのだけど、時代の流れが描かれない。どこも現代にしか見えない。
東映マークで始まり、任侠ものらしいところや、刑事役の市村正親はどこか鶴田浩二の面影がある。少年役は、藤純子(お竜さん)の孫だし、令和の「東映映画」になった。
陳腐な話と思っていたけど、監督・脚本が藤井道人だったので、ちょっと期待して見てきた。
監督が脚本を書いているだけあって、映像で語ろうとするところがいい。
話はそれほど作り込みは感じなかったが、破綻がなく、滑らかに見入ってしまう(結構無理がある話だけど、気にならずに見入ってしまう)。
カット割や映像はオーソドックス。木村大作のカメラが往年の「駅 STATION」のような映像で楽しませてくれる。(荒れた海などの自然のカットが、フィルムらしい味わいがあり良かった)
鈴のキーホルダーや、黒スーツにワイシャツなど上手く使っている。大人になってからの出会いのシーン、鈴のキーホールダーでの二人のやりとりは泣かせる。ワイシャツの効果としては、ラスト、舘ひろしが殴られながら水をかけられると、ワイシャツが濡れて刺青が透けて見える。そこには、活字(小説)にはない、映画としての醍醐味がある。
ラストの吹雪の中、舘ひろしが濡れたワイシャツのまま熱演するシーン。眞栄田郷敦も良かったけど、何より舘ひろしがいつものカッコよさ以上に、貫禄のある演技を見せてくれる。
東映マークで始まり、任侠ものらしいところや、舘の兄貴分的な刑事役の市村正親は、どこか鶴田浩二の面影があるし、少年役は、藤純子(寺島純子)の孫(寺島しのぶの息子)だし、足長おじさん的な話は「冬の華」を思い出す。令和の「東映映画」になった。
で、ラストのクライマックスは、「レザボア・ドッグス」のような撃ち合いになる。
アクションシーン、銃の発砲シーンは手を抜かずによく出来ている。筋もよくアクションシーンもいい、さすが藤井道人監督。ちょっと古さを感じさせるけど、職人的なうまさを感じさせ、娯楽映画としては一級品だと思う。
倉庫からでるとそこは大雪だった
舘ひろし主演と言う時点であらかじめ諦めてはいたがいろいろ中途半端で残念な作品。何より許せないのはMEGUMIの出番初日に12年後のシーンから先に撮ったこと「むしろ若返ってないか?」という違和感の理由を知り唖然とした。ストーリー自体は悪くないけれど脚本が浅くて無理筋のだめだめでこんなに簡単に自分の人生を投げ出せるほど少年に尽くす「おじさん」の心情がこれっぽちも描かれていない。藤井道人監督が出世作「新聞記者」からずっとタッグを組む河村光庸プロデユーサーが企画に名を連ねてはいるが2022年6月に亡くなられていることを考えるとどこまで脚本や制作に関与しているのかは疑問で撮影監督に木村大作を起用して35㎜で撮ることにどれだけの意味があったのか?もしくは老害によるマイナスの方が大きくないかと勘繰る。メイキングでヤクザ事務所のシーンに即席のクレーンを手作りしているエピソードが紹介されていたけれど老人の自慢話でしかなく本編でその移動ショットが全く無意味であったことを確認しやるせなかった。「名カメラマン」の洗礼を受け藤井監督も自分たちのやり方に確信が持てたのではないだろうか?次回作を楽しみにしたい。
期待通りの良い映画でした。
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台詞が少ない演技ができる舘ひろし、ピエール瀧、とても良かったです。椎名一平も期待通りのヤクザを演じていました。昔ながらの日本映画です。
人に優しくすること、人を想うことを考えさせられました。私は今は亡き父と母のことを想いました。
最初の「出演者」と最後のスタッフ・収録地等の紹介字がわかりやすい字で横に流れていくのは、観ていて優しく大変良かったと思いました。
ヤクザ映画。昔の昭和の懐かしい香りのする映画
見どころは被災前の輪島市場
子役、主演や眞栄田郷敦の演技
港の風景
目に障害があるけど素直すぎる可愛い男の子の
キャラ設定が心に響く。
もう少しおじさんと男の子の触れ合いのシーンのエピソードや時間多めでもいいかなぁ?とか思う。
なんか昔の懐かしい昭和の映画な感じがした。
といっても私は平成生まれなのですが。
監督や演者には申し訳ないけど、この映画は
映画館で観なくてもいいかなぁ?と思う。
家でぼーっとなんかたそがれながら見たい映画。
両親に他に親戚とか、祖父母がいたら、その人に育ててもらったほうが幸せと思う。この子は本当に
おじさんに出会えてよくしてもらってよかったね。
目も治ったし、一瞬、目が治らなかったら?と
思ったけど、目が治らなかったら映画というかお話しにならないですね。
私はもう少しおじさんと男の子の触れ合いの部分を期待してました。後は目が治らなくてもその子が成人して大人になる。おじさん支えるみたいな暖かい映画でも良かったかなぁ。と思います。盲導犬がでてきたりとか。
ヤクザ要素はなくてもよかったかな。
まぁ好き嫌いですね。単純に触れ合いが見たかったです。斎藤工は最後気づきました。
輪島市場が見れる貴重な映画かと思います。
輪島市場での買い物の時、絶妙な嘘をついてあげるおじさんは優しいです。おじさんがヤクザじゃなかったらな。
誰かのために生きる
漁師として細々と生活する元ヤクザの三浦は、白い杖をついて歩く
少年の幸太を見かける。両親をヤクザ絡みの交通事故で亡くした幸太は、
彼を引き取った叔母やその交際相手からも虐待を受けていた。
孤独な幸太にどこか自身の姿を重ねた三浦は、自身の船に幸太を誘う。
どこにも居場所がなかった者同士、2人は年の差を超えた特別な友情を築いていく。
幸太に視力回復の手術を受けさせるため、ヤクザから金を奪った三浦は、
幸太に一通の手紙を残して自首する。
12年後、突如として行方がわからなくなった三浦を捜していくうちに、
幸太はある秘密を知る。
といったあらすじ。
ヤクザとはいえ、常に誰かのために、他人のために、と生きてきた三浦。
その優しさを感じ取った盲目の少年、幸太。
最後は悲しい結末だったけど、誰かのために生きる尊さ、素敵ですね。
でも、三浦にはもっと自分のためにも生きてほしかったかな。
斎藤工さんファンとして鑑賞
最高でした
なんか勿体無い
『港のひかり』は、元ヤクザの漁師と盲目の少年が心を通わせていく物語としての設定自体は悪くありません。むしろ、題材だけを見れば胸を打つドラマに発展しそうなポテンシャルを感じました。
しかし、実際の本編では一つ一つの描写が浅く、感情移入がしづらいという印象が終始つきまといます。特に、舘ひろし演じる主人公が、なぜあの少年にそこまで思い入れを抱くようになったのか——ここが映画の核であるはずなのに、丁寧に描かれていないため、観客側が勝手に理由を補完しないと成立しません。
「誰かの役に立ちたい」「助けたい」「生きがいを見つけたい」という動機を推測することはできますが、結果として彼は元所属していた組の“汚れた金”を使って少年の手術費用を捻出するという、倫理的にも現実的にも無理のある展開へ進みます。作品として舘ひろしを“ヒーローとして描きたい”意図は理解できますが、もし自分が少年の立場なら、
「汚いお金で助けられた」と知った瞬間に罪悪感すら芽生えるのでは?
という気持ちも否めません。
終盤、椎名桔平との結びのシーンも唐突で、物語としての説得力が弱いまま進みます。加えて、斎藤工が取り乱し、椎名の“タマを取る”ような暴発行動に出る場面は、もはや「なぜそうなる?」と首をかしげるばかりでした。
さらに言えば、ピエール瀧のポジションも理解が難しい部分があります。
あれほど舘ひろしに忠誠心があったのであれば、彼が引退するときに一緒に足を洗えばよかったのでは?
という疑問が残りますし、10年以上も椎名桔平の元に身を潜めていた理由も物語上十分に説明されません。
総じて、『港のひかり』は設定に魅力があるだけに、人物描写と動機付けの弱さが非常にもったいない作品でした。テーマが重く深いだけに、もう少しキャラクターの内面と行動に説得力があれば、観客の心に残る映画になり得たのではないかと思います。
ベタとか言われてるが
私の中では非常に最高でした!!!
無理があり過ぎる
元ヤクザの漁師と、たまたま知り合った盲目の少年をつなぐ物語。
なのは分かるのですが、人物の描写が浅く、行動が不可解で都合が良過ぎ、感情移入には至りませんでした。
まずあの環境の子供を良く頻繁に連れ出せたな、と。
しかも親も幸太が三浦と会っていた事を知って快く思っていなかったはず。
バレない訳無いだろ、ってひやひやしながら見てました。
病院では三浦が完全に保護者になってましたし。
そもそも三浦はいくら幸太を不憫に思ったとしてもなぜ犯罪を犯してまで彼の為に行動するのか、その動機付けも弱過ぎると思います。
説明ではなく説得力が足りないのです。
また主人公が仮にも漁師をやっているくせにタバコを投げ捨てるシーンはいただけません。
この人物に感情移入させたいのにこんな不要なシーンを入れた意味が分かりません。
幸太が初めて三浦の顔を見る再会の場面も信じられない位あっさりと過ぎてしまいます。
そして最後のヤクザとの決戦の「段取り感」は半端ありません。
そんな馬鹿な、の連続です。
死にそうな三浦を雪の吹きすさぶ戸外へ引っ張っていくのも意味不明。
この絵が欲しかっただけというのがあからさまです。
キャストは総じて存在感のある良い演技でしたが、残念ながら脚本は壊滅的に感じました。
あと細かいですが、魚が本物に見えないシーンがあって嘘くさかったです(釣りや焼き魚)。
ただエンドロールは押し付けがましいテーマソングなどを歌わず、美しい音楽で終わらせたのだけは良かったと思います。
舘ひろしの演技と映像美に涙
少年が盲目の間は全体的にどんよりと低く暗い空のシーンが多く、手術により目に光が届くようになってからはきれいな青空・・という具合に、ストーリーの進行と映像がリンクしていて、しかもその映像がとても美しかったです。
また舘ひろしの、言葉少なながらも背中や表情で語りかける演技に感動しました。
ストーリー的には意外な展開があったりというわけではありませんが、映像美と俳優の優れた演技によりとても良い映画だと思います。スマホやテレビの小さな画面ではなく、映画館の大画面でぜひ観ていただきたいです。
一緒に行った高齢の母も、観にきてよかったと言っていました。
海とおじさん
2025年映画館鑑賞113作品目
11月23日(日)イオンシネマ石巻
6ミタ0円
監督と脚本は『宇宙でいちばんあかるい屋根』『ヤクザと家族 The Family』『最後まで行く』『青春18×2 君へと続く道』『正体』の藤井道人
ロケ地
富山県富山市
富山南警察署
炉ばた焼き浜っ子
富山刑務所
粗筋
元ヤクザの漁師の三浦は幸太少年を気にかけていた
幸太は交通事故で両親を失い事故で盲目になり富山の漁村に住む叔母と同居していた
交通事故の原因はシャブ中のヤクザの逆走
ヤクザを憎む幸太に元ヤクザと言えなかった三浦はヤクザを取り締まる元刑事だった
かつての子分で河村組の大塚に情報を聞き出し中東系の外国人からシャブの売上金を強奪
その大金で幸太は500万もかかる手術を受けることができ目が見えるようになった
三浦は逮捕され刑務所に服役
幸太は麻薬取締の刑事になった
出所後運転代行になった三浦に対し復讐に燃える河村組
僕はこういうヤクザ映画が大好きなんだな
人情物昭和任侠映画
幸太少年に元刑事だと嘘をつく直前の三浦の仕草が良い
味な細かい芝居をしている
斎藤工の仕上がりぶり
笑いどころはロン毛のカツラが取れてしまいシャブが出てきて逮捕されてしまう間抜けなヤクの売人
いいなこんなことで笑いをとる俳優って松浦祐也
シャブの取引なんて普通夜間でしょ
それも埠頭とか
いくらなんでも昼間の漁港とか三浦抜きでも目撃者多数でしょ
エンドロールは左から右
富山の漁港
配役
河村組若頭だったが組長から除名されカタギになり今では小さな漁村で働く余所者の漁師で目が見えない幸太少年には元刑事と嘘をつく三浦諒一に舘ひろし
幼い頃に交通事故で両親を失い自身も目が不自由になり少年時代に諒一と出会い援助を受け手術で視力が回復し警察官(刑事)になった大森幸太に眞栄田郷敦
幸太の幼少期に尾上眞秀
幼い頃に養護施設で幸太と出会い仲良くなりやがて妻になる浅川あやに黒島結菜
あやの幼少期に岡田愛梨
病気で亡くなる前にカタギになるよう三浦を除名する河村組の元組長の河村時雄に宇崎竜童
河村組の現組長で三浦の元舎弟だった石崎剛に椎名桔平
石崎の右腕でシャブを捌く現場責任者の八代龍太郎に斎藤工
石崎の手下だが実は三浦派の大塚夕斗にピエール瀧
幸太とコンビを組む先輩刑事の大黒浩に一ノ瀬ワタル
三浦の理解者でマル暴の刑事の田辺智之に市村正親
幸太の叔母で姉夫婦の遺産を横取りした大森美和子にMEGUMI
美和子の彼氏で労働意欲がないうえに幸太を粗末に扱う島木に赤堀雅秋
元ヤクザと知りながら三浦を世話する地元漁師の組合長の荒川定敏に笹野高史
足を故障し運転代行業に転職したバツイチの元Jリーガーに岡田准一
シャブを扱うことには気が進まなかったが現組長の方針で従うことになった石崎の部下に山崎潤
マル暴の刑事に中野英樹
ロン毛カツラが取れてバレてしまうヤクの売人に松浦祐也
余所者の元ヤクザが漁師をやっていることが気に食わず悪態を垂れている漁師3人組の1人に藤澤アニキ
余所者の元ヤクザが漁師をやっていることが気に食わず悪態を垂れている漁師3人組の1人に伊藤ひろし
余所者の元ヤクザが漁師をやっていることが気に食わず悪態を垂れている漁師3人組の1人に水野直
いじめっ子に國場丈太郎
いじめっ子に山下玲空
いじめっ子に金澤颯
いじめっ子に松本海希
河村組のヤクザに香川幸充
河村組のヤクザに城明男
眼科医に福澤重文
違法ドラッグを買う女に上田遥
ニュースアンカーの声に増林千晶
施設の子どもに中村俐月
施設の子どもに中村瑠璃華
施設の子どもに奈須野想士
施設の子どもに松下善
施設の子どもにヴィーラコーン綺姫
施設の子どもに中川聖菜
施設の子どもに杉本昊世
施設の子どもに澤田賢侑
施設の子どもに髙屋朱音
施設の子どもに平木孝弥
いつもの方々かいつもの役を演じている作品。期待以上でもなく以下でも...
舘ひろしも、歳と共に演技に渋みが出てきたかなと 尾上眞秀も流石に所...
港のひかりを観て
盲目の少年と漁師の関わり合いとは何かと思い観てきました。まさかのヤクザ映画だったとは!感動する映画でした。舘ひろしさんの格好良いこと!でもあんなヤクザはいないかなぁ~。憧れちゃダメですよ。男気には憧れてもヨシかな。精神的な目の疾患が簡単に治るというのも実際は期待してはダメかな。でもストーリーの展開としては必要なところ。最後の時間を伝えての逮捕劇は不要だったかもね。全体的に見入ってしまうとても良い作品でした。なんと言っても椎名桔平さんと斎藤工さんの悪そうな演技は素晴らしかったですね。思うところ、舘ひろしさんではなく、高倉健さんや渡哲也さんだったらどんな感じ何だろうと想像してしまいました。眞栄田郷敦さんもなかなか良かった。ピエール瀧さんはキツかったろうね。でも復帰するとはこう言う壁を乗り越えていくことだろうな。笹野高史さんは安定感ありすぎ。この方がいるだけで映画になるよね。
そうか。港のひかりとは灯台。少年を導いてくれた漢は灯台としての役目を果たしたのか!
全187件中、21~40件目を表示
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