「薄味だ」港のひかり 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
薄味だ
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舘ひろしが引退したヤクザで漁師をしている。正義のヤクザで、負の側面が全くない。男の子の義父を殴るくらいしか暴れない。最後拳銃で大暴れするかと思ったら拳銃を置いて膝をついてお願いする。ピエール瀧も全く暴れず大人しいまま死ぬ。
盲人は明かる人が多いと言う。目が見えないうえにいじめにあって、家でもDVでは暗くなるのも仕方がないけど、あまりにベタだ。学校にも通わせられていないし、DVもあるし児童相談所が親身に対応してくれるケースだ。
また、密漁など、漁業はヤクザの利権であることも多く、そういった側面があるかと思ったら全くない。
目の手術で500万は無保険か。子どもは医療費が安く大体520円で診察が受けられるし、高額医療の場合はお金が戻る。医者も含めて無知なのか。
12年の歳月が流れ、ともすれば近未来SFにもなり得るのだけど、時代の流れが描かれない。どこも現代にしか見えない。
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