「良かったがラストが惜しい」港のひかり りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
良かったがラストが惜しい
北陸の港町で漁師として細々と生活してた元ヤクザの三浦は、白い杖をついて歩く少年の幸太を見かけた。両親を薬物中毒のヤクザによる交通事故で亡くした幸太は、彼を引き取った叔母やその交際相手から虐待を受けていた。孤独な幸太に自分を重ね、興味を持った三浦は、魚船に幸太を誘った。居場所がなかった者同⼠、2人は年の差を超えた友情を築いていった。みうは、幸太に視力回復の手術を受けさせるため、ヤクザから金を奪い、幸太に一通の手紙を残して自首した。突如として⾏⽅がわからなくなった三浦を捜していた幸太だが、12年後出所した三浦は・・・さてどうなる、という話。
三浦役の舘ひろしと幸太役の尾上眞秀の心温まるやりとりは素晴らしかったし、成⻑した幸太役の眞栄⽥郷敦もキリッとした青年役でカッコよかった。
椎名桔平、斉藤工の悪役ぶりも素晴らしかった。
短い出演だったが、黒島結菜は変わらず美しかった。
ずっとよかったのだけど、ラスト近くで、あんな瀕死の重傷を負った三浦を雪の降る屋外へ連れ出し手錠をかける必要があったのか、唯一と言って良いくらい違和感が有った。すぐ救急車呼ぶんじゃないの?って思ったが。
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