猿の惑星 キングダムのレビュー・感想・評価
全252件中、181~200件目を表示
いったい何がしたいんだ
「猿の惑星」シリーズ第4弾。
何世紀か後の地球は荒廃した世界となり、人類は退化し、ウィルスにより高い知能と言語を得た猿(エイプ)たちが地球の支配者となっていた。イーグル族の若き猿ノアはプロキシマスに村を襲われ、刃向かう猿は殺され、従う猿はキングダムへ連行された。ある日、ノアは人間の女性メイと出会った。メイは野生動物のような人間たちの中で誰よりも賢いとされ、猿たちから狙われていた。メイと一緒に行動することになったノアは、人間が賢いことを知り、猿によるキングダム建設に違和感を持ち・・・てな話。
真面目に猿の惑星を観たのが初めてかもしれない。
イーグル族は鷹匠みたいなもので、動物タンパクを得るには貴重だったのだろう。そこはわかる。
プロキシマスのキングダムであの扉を開けようとしてた王は筋肉バカなのか?
メイを助けたオラウータンは川に流され死んじゃったのかな?
で、メイは何がしたかった?
猿を殺し、キングダムにいた人間も殺し、通信の回復に寄与して人間の復活?
ノアは賢いと思ったが、猿顔だとどの役者にも感情移入が出来ず、メイ役のフレイヤ・アーランもあまり魅力的ではなかった。
ノアの行動だけは理解できるが、他は人間も猿も、いったい何がしたいんだ、という感想。
「学びは続く」
悪いけど顔で識別できない
シーザーのために"学び"は続く
ノア✕ノヴァ=なんて日だ!素晴らしい日だ。感情的に満たされる展開に続きの気になる終わり方、そして映像美やキャラクターも魅力的だが、なんせ(内容に対して)尺は長い。
シリーズを続けるにあたって、例えばスター・ウォーズ7〜9のように、オリジナルの精神を引き継いだつもりの形骸化した輩と対峙する図式。エイプス・トゥギャザー・ストロング!ミスした部下をすぐ殺したりしないボスなのは分かるが、すぐ他の連中を盾にして自分は後ろに隠れたりするなど、プロキシマスの薄っぺらさ含め。映像はすごい。
そして、予告から期待したような、エイプと人類と共闘する図式、というよりも実際は、むしろ逆に疑問符を投げかけるような作品だった。伝説再始動の序章!ノヴァのその世界を生き残るのに必要な狡猾さと人間サイドの意地、みたいなもの。思っていた作品と違った。予想通りだったのは、前シリーズのシーザーに続き、やっぱり主人公エイプだけイケメンなやつね。
にしても長すぎないか?正直ぶっちゃけ2時間弱に収められた気がする。予告で使っていたシーンのアクションなどは良かったが、逆に全編通してアクションらしいアクションとなる見せ場はほとんどそこだけだったし、バイオハザード・ステージ辺りはタルかった。次回作以降、エイプvs人間の図式になったら、"もう見たよそれ!"ってなる危険性アリなことは変わらない。
時間軸がわからなかった
支配者
シーザーの死から何世代も後、鳥使いのイーグル族のノアが、キングダムに連れ去られた仲間たちを助ける為に旅に出る話。
他の人間とは違う賢さを持つと言われる人間の女を捜す仮面の猿の軍団に、その人間に出会ってしまったノア達の村が襲撃されて巻き起こっていくけれど、猿が猿を殺す!?そしてシーザー!?
今作もリブート前の猿の惑星シリーズのオマージュや、もしかしたらこの場所が禁断の地の洞窟!?なんて匂わせを織り込みつつ展開していき、あい変わらず長いけれど引き込まれる。
キングダムというサブタイトルの割にキングダムがショボかった気はするけれど、今作でちゃんと起承転結出来ているし、次作への期待も膨らむ感じでとても面白かった。
そういえば、穴は空いているものの服の生地はしっかりしているしサイズピッタリだしとかいうツッコミなんかは無用ということでw
人間は最低だぞノア
原始部族社会を営む猿たちが、人間の歴史の知識を得たことで古代の王国へ発展した!
王国の力を結集し、開けられない鉄扉を無理やり開けようとして何度も失敗する猿たちは、どこまで行っても人間に届けずしかし人間の所業を繰り返す未来の暗喩だろうか。
猿たちが人間に及ばない中で、恐らく最も足りないのは悪意であろう。基本的に同族であれば集団の首長しか猿は殺さない(少なくとも、防衛以外で意図的な殺猿シーンは作中にはない)。
それに対し、人間のメイは目的のためであれば人間だろうと猿だろうと殺す。何も知らない猿たちを騙すし、恩猿を前にしても決して銃を手放さない。
人間の目的さえあれば徹底して害をなそうとする意志の固さは、敵対的であってもなお群れの維持のために緩い信頼関係を保つ日和見的な猿とは対照的だ。
とはいえ、猿たちがある意味で無垢なのは文明が発展途上だからであろう。次回作以降どのように猿が汚れる、ないし人間になっていくかが見物なシリーズだ。
どうかと思う
前3作のシーザー・シリーズに対する奇妙なリスペクトというかオマージュみたいなものは入ってるけど、スケール感がグッと小さくなってる感じ。
人間の歴史に取り憑かれ人間のレガシーを手に入れることで自分の(エイプの)世界であることを証明しようとする王と、それを取り返すことで再び人間の世界にしようとする少女、あくまでも自分の部族だけを取り返そうとするノア。
構図としては面白いんだけど、やっぱりなんか小さくまとまってしまって物足りない。
冒頭から、CG全盛時代になって全くスリルを感じない高所アクション、一人だけちゃんとパンツ履いてる少女(その理由は後ほど明かされるんだけど)、メイシーさんはどうして?とか、ノアって名前だからやっぱりいろんな種を救うのかな?とか、いろいろ雑音になってしまうのも観客側の責任だけじゃないんじゃ…?
特に、この後血生臭い展開しか浮かばないラストってのはどうかと思うよ…
超面白い
何を描きたいの?
完全新作の意味
猿の惑星シリーズ鑑賞はSF好きとしては当たり前。
で、今作、シリーズをとうしてベスト3でした。ベスト1は初作品、ベスト2は二作目。
映像が綺麗、ストーリーがえ〜〜、
猿と猿が戦うのがメインの筋書きと思いましたがとんでもない。
この方向で進めるとは思いませんでした。
初代シリーズと新シリーズ、そして短編のプラネット……をもシーンとストーリーに入ってます。次回作品が待ち遠しいです。
ネタバレを云いたくないので……ただ、あの星の意味がまたなぞをそそります。
シーザーの人間と猿の共存を望んだ思いはどのように完結するのでしょう。
この、ストーリー?脚本を創った人天才です。
単に映像だけで評価すると言うより、
ストーリーで、持ち上げています。
次回作品が待ち遠しいですが、凄いウエイトがのしかかるでしょう。
全く違う所からの干渉が無いと、次回作は今作より盛り上げるのは無理ではないのか?そんな気がします。
猿の惑星は人類の破滅、後猿の文明が舞台の作品ですが、それをそれだけで完結する訳が無い、けどただ人類が盛り返すデモない、
そんな作品の序章、そんな作品です。
やっぱり人間は信用できない!!
猿の惑星観てきました
ウホッ!ヤッパリニンゲンシンヨウデキナイ
ニンゲンノオンナフクキテル
スッポンポンデハシレヨ!バカ!!
最初の感想はコレです
言葉なくしてんのに服着て逃げてんじゃねーよ
なんでビキニスタイルなんだよ
毛がなくて寒いならちゃんと服着ろよ
スケベ心じゃないぞ!バカにすんなよ人間ども!!
皆そう思うよね?
でもすごく面白い映画でした
こっちの方がデカい猿の映画よりエンパイアしてる
タイトルを猿の惑星ニューエンパイアにしよう笑
キャラクターもよい
ノアはなかなかよい主人公でした
悪役もちゃんとキャラがたっていた
オランウータンのラカもナイスキャラで大好き
ノアとメイとラカ3人並んでるとちょっと西遊記に見えた
ラカがなんかカッパみたいに見えたの
沙悟浄みたいに泳げたらよかったのに…
この映画の売りはアクションになるのでしょうか
アクションシーンはけっこう迫力があって
人間では到底出来ない動きの数々に
もう人間のアクション映画いらないじゃんと思えた
そのくらいよい動き
内容は
シーザーなき後ちょっと歪んで進化したお猿さんと
言葉まで無くした人間どもの落ちぶれっぷりを楽しむ映画
だと思っていたらちょっと違った
喋る人間のメイがなんか怪しいと思っていたら
やっぱり目的がありました
結局は人間様の世界を取り戻すために善意のお猿さんを利用したのね。やっぱり人間信用できないわ
共存できるか
字幕版吹き替え版両方観ました!
対人間から猿同士の闘いへ
猿の棲み分け?
人間とエイプスは共存できるのか?
1968年にチャールトン・ヘストン主演で公開された最初の『猿の惑星』のラストシーンの衝撃は、幼心にも鮮明に覚えているし、映画史に残るワンシーンとなった。あれから56年の年月が流れる中、シリーズ化もされて、原作をリブートした本シリーズ第4弾となる本作は、前作から300年が経った地球を舞台に描かれている。
人間の文明が栄華を誇った地球上も、今や廃墟となってジャングルと化した。そこには、人間との立場が逆転し、高度な知能と言葉を身に着けたエイプ(類人猿)達が支配をしていた。その中でも、凶暴で傍若無人なゴリラ一族は、地球の新たな支配者としてその頂点に君臨し、キングダムを築こうとしていた。
平和に暮らしていたノアが住むオラウータン一族の村にも、ゴリラ軍団が襲い掛かり、一族が拉致され、族長の父親も殺される。生き残ったノアは、ゴリラ軍団への復讐を誓い、孤軍奮闘していくストーリー。そこに、1人の人間の少女ノヴァが現れて、ノアと行動を共にする中で、その後の物語のキーパーソンとなって、派手なクライマックスのアクション・シーンへと結びついていく。
本作の素晴らしさは、その映像技術にあるだろう。エイブス達の一つ一つの動きや喜怒哀楽がしっかり伝わる表情、廃墟となった建物や都市の背景等、細部に渡るまで手抜きが無く、全編に渡ってCGやVFXを駆使した映像は、流石に一級品のハリウッド映画。低予算でアカデミー賞に輝いた『ゴジラ-1.0』とは、スケールがまた一段も二段も違う、多くの予算と人材をかけた映像に魅了された。
また、エイプのノアが人間少女ノヴァと、一緒に行動していく中で、この時代、人間は家畜以下で、野生動物の様に扱われていたが、その賢さや言葉を喋ることを知り驚く。これまでの常識が覆されたノアが、次第に本当の人間の姿や想いを知り、心が揺れ動いていく様は、ヒューマン・ドラマのようでもある。そして、エイプスと人間のそれぞれの立場から湧き出る葛藤や苦悩を描くことで、違う立場の者をどう理解し合うのか、という現代社会の課題に一石を投じているとも感じた。
良かった!
シーザー亡き後の世界は荒廃し、人類とエイプの立場は完全逆転… ここ...
全252件中、181~200件目を表示