「逆流する市場経済のグレートジャーニー」猿の惑星 キングダム マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
逆流する市場経済のグレートジャーニー
クリックして本文を読む
チャールトン・ヘストン登場まで、あと1800年。
猿とヘストンが遭遇する場所がニューヨークマンハッタン近くなんだから、猿達の進化は結局は太平洋を渡れていない事になる。つまり、北アメリカ大陸だけの特殊な環境になる。
移動手段が馬以外ない。明らかに致命的な設定ミスなのか意図的なのか。文明の広がりが大航海時代であった事を完璧に忘れている。もしくは意図的ならば自ずとこの映画の終焉も見えてくる。但し、シリーズものの終焉を勝手に予想してレビューして良いものか?分からないので、ここでは控える。しかし、最低でも、あと2話話は追加されるであろう。
さて、お猿さんの運命や如何に。
起承転結を考えれば、シリーズ的には「転」の部分になるがゆえ、次回の作品にてこのサーガの真価も決まる。まぁ、でたらめなりに。
ヒント
ロシア、中国、日本、インド、ヨーロッパ、そして、グレートジャーニーの発生したアフリカの人間や如何に。
なんか、アメリカ主導で牽引されて来た市場経済の終わりを語っているとんでもない作品であるかもしれない。
単体では駄作なのかもしれないが。
まぁ、HGウェルズのタイムマシーンを完全にリスペクトしている。偶然できてしまった猿の社会も運命はそんなもんだろう。
コメントする
