「社会風刺的なメッセージが無くなった!」猿の惑星 キングダム Michiさんの映画レビュー(感想・評価)
社会風刺的なメッセージが無くなった!
ストーリー展開が遅い上にテンポも悪い。
ただただ「猿の喧嘩」を見せられ続ける。
ただでさえ、「猿の惑星」シリーズは、日本では人気がない。
実は、米国でも人気がなく、日米を除く世界で売れているのだ。
「人種差別」を非難する「社会風刺的」な作風だから、
「白人至上主義」の米国と「島国根性の単一民族」の日本では売れなかった。
なのに、今回は唯一の魅力「多様性」が薄まった作品となり、
「普通のSF作品」になってしまった。
唯一、end rollの直前10分は、メッセージ性があっただけ。
ちなみに、「猿の惑星」は、1968年に公開され、
最初のシリーズは、5作目の1973年に完結しています。
そして、2011年に今回のシリーズが再開し、
今作が第4弾となります。
最新作でも、コロナ前の2017年公開なのに、
当該シリーズでは、「新型インフルエンザ」を扱っており驚きでした。
あーあ、猿の惑星、好きだっただけに、がっかり。。。
Michi
コメントする