あまろっくのレビュー・感想・評価
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今年一番決定(早!😆)
ただの浪花のハチャメチャ人情話しだけに留まらない、なんだか結婚に夢がない若者にも結婚に意味を感じない適齢期世代にももちろん僕ら終活世代にも(笑)生きる希望を与えてくれるような素敵な映画でした!もっと鶴瓶ちゃんに寄ったストーリーと思ってましたが見事に裏切られた、本当に大泣き大笑いでした!
安心して観れる映画
舞台は兵庫県の尼崎市。
正直スケールは小さいです。
アクションもCGも無いです。
大それたメッセージもありません。
でも初めからずーっと、ほっこり。
笑って泣いて。
そしていつの間にかこの人達が近所に住んでるような気がし始めて、応援したくなったり自分と重ねてみたり。
色々な気持ちになる映画でした。
作り手と演者の皆さんが丁寧に愛情込めて作られたのだと思います。
今までハリウッド映画は劇場で、日本映画は家で観るものだとなんとなく思っていたのですが、絶妙な間合いや、ぼそっと言うセリフは映画館で集中してこそ、その世界に入り込めるんだなと思いました。
最近は原作有りの映画が多いですが、オリジナルだからこそのこだわりが感じられて、是非この監督の次回作も見てみたいと思いました。
この不器用な人たちに祝福を。
色々気になることはあるが、笑って泣いて楽しめた
AikoとRyutaroのAmaRokku
ゆっくり回り道して帰りたくなる、よき映画でした
心温まる家族の物語
ワイもあやみに迫られたい
でかいおにぎりの梅干しの位置が変
尼さんロッカーの話ではない。海抜0メートル地帯が多い兵庫県尼崎市の港に船が出入りする際海水が流れ込むのを防いでいる「尼崎閘門(こうもん:スエズ運河と同じ方式のロックゲート)」のことを略して「尼ロック」と呼称しているそうで普段は寝転んでテレビで阪神戦を見ているだけの小さな町工場を経営する親父がいざとなったら頼りになるでという木下恵介的泣き笑いホームドラマなのだが兵庫出身の江口のりこと大阪阿倍野区出身の中条あやみが年齢逆転義理親子をふつーに関西弁で演っていてそれなりに吉本新喜劇程度のドラマはあるのだがとりたてて映画にするほどのことかいな?というふつ~に楽しめるちょっといい映画でキネ旬とかの堅物評論家の星評価は驚くほど低いが糞くらえなのだ。阪神電鉄が協力していて4月11日に甲子園の広島戦でファーストピッチセレモニーを行った中条あやみの投げっぷりがあまりに素晴らしく思わず公開初日に観に行ってしまった。長編2本目という尼崎出身の中村和宏監督はMBS企画(毎日放送の制作会社)の社員で肩肘張った映画監督とは一線を画していてそこがなまぬるくもありえーとこでもある。
「人生で起こる事は何でも楽しまなあかん」
ままならない人生を逆手にとってとことこん楽しむ大阪は下町のタコ社長は45歳年下のハタチの娘と再婚 さて独身一人娘はどうする?
あまろっく???
どぶろっく(もしかしてだけど、もしかしてだけど・・・)なら知ってる
尼崎でどぶろく飲むオヤジ?
尼さん姿のガールズロック?
45歳年下のハタチの後妻をもらう町工場の社長。
加藤茶(81)の嫁(36)。リアル45歳差。心臓の血管全部手術してる。
笑福亭鶴瓶(72)→(65)の設定
元気な鶴瓶。実際に十分ありえそうだ。
江口のりこ(42)→(39)の設定
小学校3年生ぐらいから30年ほど経っているわけか。
父親を反面教師に猛勉強。京都大学卒。一流会社のチーフリーダーだったのに、
協調性に難があり、お局様扱いされて、孤立しがち
キミならどこでも再就職先はあるだろうと
いきなりリストラされてしまう。
腐っても京大。
タコ社長の娘(美保純)とは真逆。
中村ゆりが早くに他界する良妻賢母役。
怖~い女の役が続いていたのでほっとした。
小さな町工場の社長の父親と二人暮らしの家に帰ってくると祝リストラの横断幕で迎えられる。
赤飯炊いといたわだって。
江口のり子じゃなくてもムカつくわ。
中条あやみ(27)→(20)の設定
連れ子だと思うよねw
連れ子だと、優子(のり子)の法定相続は1/4になってしまう!
べっぴんすぎる。ちょっと無理がある。
美人局じゃないの?
心臓に負担かかりすぎる。でも、中条あやみに襲われたい。
鶴瓶元気だなぁ・・・うらやましいなぁとおもったら、
あっさり逝っちゃった。
ほれ、みたことか!
尼ロックとは尼崎閘門(こうもん)のことだった。
スワンボートで親子三人で見学ツアー。
頻繁にでてくる尼崎市立魚つり公園のシーン。
川に挟まれ、水路の多い尼崎。
尼崎は台風による高潮と満潮が重なると広い範囲で床上浸水してしまう。
それを防ぐのが閘門らしい。
若いころの父親役は松尾諭。ナイスなキャスティング。
寝っ転がってハッピーターンを食べながらテレビを見ているだけ。
いざ鎌倉っていうときに大活躍して、家族を尼ロックのように守る大黒柱にはとても見えないけど、大震災の時には自分の会社をほっておいてボランティア活動。
そういや、男はつらいよ第48作寅次郎紅の花でも寅さんは老骨に鞭打って神戸でボランティアしてたなぁ。村山首相を「村ちゃん」なんて呼んで、立派な仕切り役だった。
ムードメーカーは大事だね。
追悼:佐川満男(84)(町工場の80過ぎの老職人キンゾウ役)垂水区出身。
自然と涙が
予想外に泣けた!
正直言って、出てるメンツ的に完全にコメディタッチだと思っていました。
頭は良いけど協調性のないアラフォー娘に江口のりこさん、反対に誰とでも仲良しになる父親役に鶴瓶さん、そして意外にも鶴瓶さんにベタ惚れで天真爛漫な奥様役の中条あやみさん。
この3人が同じ家で家族になるのですから、そりゃ一悶着あるのは予想できますね
そして予想通り下町のホームドラマでクスッとなっちゃうのですが、予想外に途中から何度も涙してしまいました。久々にかなり泣けました。
ラスト…あー、最初のシーンのアレって、こういう事だったのね!良かったーってスッキリ!
ところで江口さん、以前に舞台で拝見したのですが姿勢が良くて舞台映えしていました。今回の役は、だらしない役なのにやっぱり映えていました。すごい女優さんですね。
ことごとく凡人の予想を裏切る展開が見事
毎週2~3本映画を観ることが生活習慣になっている俺なのだが、4月に入ってから2本目の作品を見つけるのに毎週苦労している。コロナ前はこんなこと無かったのに、未だハリウッド大作の弾が不足なんだろうなと思う。今週もいくつもの映画館のラインアップをチェックして、鶴瓶の笑顔に目が留まった。「これは楽しめそう」とやっと決まった。
そんな決め方だったので、大きな期待はしていなかったが、期待をはるかに上回る傑作だった。
【物語】
京大出のエリート近松優子(江口のりこ)は仕事に邁進し、人一倍の成果を上げて来た。職場で誰よりも有能だという自負があったが、30代半ばでまさかのリストラ。人並外れて仕事に没頭するあまり職場で完全に浮いていたのだった。
優子は行く当ても無く、故郷の尼崎に帰り、数年実家に居座っていた。一方、町工場を営む優子の父、竜太郎(笑福亭鶴瓶)は「人生に起こることは何でも楽しまな」をモットーにニート状態の優子に小言を言うでもなく、社員や近所の住民たちと呑気に面白おかしく毎日を過ごしていた。
そんな竜太郎がある日突然再婚すると言い出し、連れて来たのは20歳の小娘早希(中条あやみ)だった。優子ははるか年下の義母を受け入れられるわけもなく、早希に冷たく当たる。それでも早希は家族が出来たのが嬉しいと全くめげなかった。
そんな3人の新たな生活が始るが、1か月をやっと過ぎた頃思いもよらぬことが出来事が・・・
【感想】
やられっぱなしの見事な筋書きだった。
ことごとく想像していたこととは違う方向に話が転び、結末も「こう来たか・・・」で閉じる。
例えば、ポスターの中央に鶴瓶が映っていれば、「終始鶴瓶が醸すふんわかした空気が作品を満たすんだろうなあ」と誰だって期待するはずだが、序盤で「え、まさか」とその期待は打ち砕かれる。そんなことが2度、3度と起きる。
「え、そうなっちゃうわけ?」と。
しかし、終わってみればキャッチコピー「笑って泣けるご実家ムービー」は決して嘘じゃない。つまり意外性に富む展開でありながら、決して無理矢理な大どんでん返しを突っ込んでいるわけではなく、話に破綻は無い。
最後のオチも予想外ではありながら、結局観客が期待したところにしっかり収まる。
筋書き、脚本に脱帽。「参りました」である。
役者も脚本に応えている。
特に江口のりこが凄い。「さすが」とも言えるが、とにかくドハマり。特に前半に見せるヒールな優子像が凄まじい。
優子のキャラ立ちも凄いが、対照の位置に立つ早希もかなり変人の域。中条あやみもこの役をなかなか頑張って演じている。2人の丁々発止が見応えてがあって楽しかった。
が、演技にも増して中条あやみのスタイルが目について仕方が無かった。初めて見るわけでもないのだけど、一人歩く姿は八頭身に見とれ、他の役者と顔を並べると、相手の顔がデカく見えて仕方が無い。相手が気の毒になってしまう。
全然客は入ってなかったけど、観た人はきっと掘り出し物だったとニンマリしているに違いない。 「何だ?」と思う“あまろっく”というタイトルも観ると至極納得。
超お薦めです、今年早くも20本超鑑賞でNO1。
温かく心に染みる尼ロック
鶴瓶さん扮する優子の父、竜太郎が素晴らしかった。あんなふうに起きたこと全てを肯定して良かったと言えることがどれだけ救いとなるか。竜太郎が20歳の早希の心底拠り所となるのも頷けるのだ。その心温かい人間力でまさに尼ロックとしてみんなを守る素晴らしい人なのだ。
そんな父を持つ優子は、優秀なエリートなのに周りから疎まれリストラされ、ニートのような生活をして何年も親のスネをかじるが、やはり竜太郎の子供なのだ。
竜太郎が再婚相手に20歳の早希を連れてきて、そりゃ自分の半分ぐらいの歳の小娘が義母なんて複雑過ぎる。最初こそ反発したが、必死に家族になろうと頑張る早希を、生まれてくる早希と竜太郎の子を尼ロックのごとく守るのだ。
すごく温かくて、心に染みるいい映画だった。人の優しさに触れることが出来てじんわり目が潤う作品。
同級生のおでん屋太一もいい奴だった。
終わったあとおでんが食べたくなって、おでんを買って帰った。
ホームドラマかと思いきや
家族愛と軸(尼ロック)になるもの
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