あまろっくのレビュー・感想・評価
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温かく心に染みる尼ロック
鶴瓶さん扮する優子の父、竜太郎が素晴らしかった。あんなふうに起きたこと全てを肯定して良かったと言えることがどれだけ救いとなるか。竜太郎が20歳の早希の心底拠り所となるのも頷けるのだ。その心温かい人間力でまさに尼ロックとしてみんなを守る素晴らしい人なのだ。
そんな父を持つ優子は、優秀なエリートなのに周りから疎まれリストラされ、ニートのような生活をして何年も親のスネをかじるが、やはり竜太郎の子供なのだ。
竜太郎が再婚相手に20歳の早希を連れてきて、そりゃ自分の半分ぐらいの歳の小娘が義母なんて複雑過ぎる。最初こそ反発したが、必死に家族になろうと頑張る早希を、生まれてくる早希と竜太郎の子を尼ロックのごとく守るのだ。
すごく温かくて、心に染みるいい映画だった。人の優しさに触れることが出来てじんわり目が潤う作品。
同級生のおでん屋太一もいい奴だった。
終わったあとおでんが食べたくなって、おでんを買って帰った。
ホームドラマかと思いきや
家族愛と軸(尼ロック)になるもの
想定外に泣けました
たまたま尼崎に馴染みがあったので
軽ーい気持ちで見に行ったら、、、
ストーリーがあまりにも心にスッと入ってきて、
気づいたら泣いてました。笑
前半は、江口のりこさん演じる優子に、
こういう人いるよなぁ、、、学校とか会社とかの集団生活だと生きづらいよなぁと、自然と感情移入して苦しかったです。笑
そして鶴瓶さん演じるお父ちゃんの、明るすぎる励ましや
再婚相手のさき(中条あやみさん)のいきなりすぎるお母さん感に、優子同様、辟易としていました…。
ですが、お父ちゃんが亡くなったあたりから、
さきの生い立ちや、
"家族団欒が一番の幸せ"という曲がらない信念を追いかける姿に感動しました🥺
亡くなったお父ちゃんも、阪神淡路大震災の、
人が人を助け合うという、
人として1番大切なことを身をもって体現している姿に心を打たれました。
人間はやっぱり助け合わなきゃ☺️ということと、
何が起こっても楽しむのが人生!
っていうメッセージがまっすぐ入ってきました🌟
人生色々あるけど、難しいことは置いといて、
すごく前向きになれる映画でした!
見に行ってよかった!!また近々おかわりしにいきます✌️
お話は少し出来過ぎ君ですが、人情噺たまにはいいですね。
登場人物の設定が気になります
江口さん目当てで鑑賞しました
家族の会話は良かった
『あまロック』のくだりも、そこに繋げるんだなぁ…と
江口さんの、目の演技も判りやすかった
でも脚本が昭和の話し?または人生経験浅い人が書いた?と感じる事多い
あえてコメディ調にしたのかな
鶴瓶さんを簡単に思い出の人にしないで欲しい(話しを急展開させたい時に良くやる手)
エリート?が中東に新幹線を売りに…の会話…へぇそうなんですかと感服…
そして旦那も会社辞めて鉄工所に勤める
そうかこれは○○新喜劇ベースだったんだと気が付く
作品を貶すつもりはまったくありませんが、気になった事が多くてコメントしてしまいました
甘ろっく
何となくそんな気はしていたが、自分には合わなかった。
総じてキャラ付けが“いい人”っぽ過ぎて嘘くさい。
冒頭の過去パートが長く感じ、子役の台詞回しが微妙なのも手伝っていきなり躓く。
(表情芝居は江口のりこに寄せてて上手かった)
早希の登場からも、3人がマイペース過ぎてイライラ。
優子は偉そうなこと言ってもアラフォーニートだし、早希は義娘とはいえ20歳近く上の相手にちゃん付けタメ語。
竜太郎はちゃんと2人を取り持ちなさいよ。
安直に人の死や震災を絡める話運びもイマイチ。
ボートのシーンは尺と回数に見合うほど活きてない。
矢印出てそうなおでん屋の兄ちゃんも、結局ただの愚痴をこぼす場所というだけで終わってしまうし。
南雲は実直であるのはいいが、あそこまで童貞臭くする必要はあったのか…
おまけに大プロジェクトを放り出して転職とは、『四月になれば彼女は』の弥生より無責任。
鉄蔵さんが怪我する原因となった若造に触れなかった上に、最後偉そうに再登場してモヤモヤ。
完全コメディならまだしも、演技は総じて力不足。
度重なる無音の演出、あからさまなBGM、無駄にドローンを使ったカメラアングルなども鼻についた。
そんな心境だからか、エンドロールの露骨な尼崎推しにも白けてしまう。
65歳と20歳の結婚は字面のインパクトにしかなってなかったし、優子と同年代の方がよかったのでは。
キャストを関西出身で固めたせいか、配役と脚本もハマってなかったように思いました。
見てよかった…
この映画の存在を知らなかったのですが、
映画好きの友達がオススメしてくれて、見に行きました。
見てよかった‼️
オススメしてくれた友達に感謝‼️
泣いて、泣いて、泣きまくりました…
そして、最後の最後…
え?え?
そうなん??
おめでとうーーーー‼️‼️‼️
よかったね‼️
と、またまた涙、涙…
久しぶりに心揺さぶられる映画に出会いました✨
私もこの命が終わる日まで
息子のあまろっくでいる。
人生に起こることは何でも楽しまな!の謎
あたたかい映画です
すてきな家族の話です
ニュータイプヒロイン誕生です
旦那と45歳差、自分の倍の年齢の娘にタメ口で母親を演じる20歳の女子
一本芯が通って前向きで明るい最高のキャラクター
関西弁がいい味出してます
コレは関東人でも惚れてまうやろ
昔、”気になる嫁さん”というドラマがありましたが、あれは年上の息子やったな
榊原るみさん、可愛かったなあ
でも、中条あやみはそれ以上
こんなタイプのヒロインは珍しい
身長ではためな江口のりこ演じる娘
真面目で優秀だけれど場を壊すタイプ
まあ、40歳にしてやっと大人になれたただの奥手やね
ラストは今どきやなあ
娘(笑)夫妻、2人共にも言える事やけど
デカイ仕事するだけが人生やない
人生に起こることは何でも楽しまな!
(それが生き残ったもんの義務や)
このあたりは関西人にとって、胸に刺さるものがある
経験者はどんどん歳をとって風化していくんだろうけど
声だけ聞いて、あ、浜村淳やって思った
久しぶりに見たら、誰かわからんくらい歳をとってしまっていた
89歳やからね
紅萬子さん、懐かしい
NHKで名前が物議を醸(かも)した
いつ、名前変えたんや
84歳の佐川満男さんは出演後、亡くなったけど、いい味出してました
彼も神戸出身やったんやねえ
ありがとうございます
ご冥福をお祈りします
いい味と言えば、
ミル~クまんじゅう
雪化粧♪
クスクス笑わせられ、ジーンとくる意外な良作
過去もマルっとひっくるめて
ドラマ『ソロ活女子のススメ』の江口のりこさん
このドラマのような彼女の忍び笑いを追い求めての鑑賞
素晴らしく満足のいく作品でした
私は何故だか彼女が笑うととてつもなく幸せな気持ちになるのです
鶴瓶さんや中条さんは普段から笑顔が絶えない方々ですが江口のりこさん、彼女の笑顔は独特で笑うポイントが自身の言動によるものが関わっているように思えてなりません
他者のダジャレやテッパンネタではなく自分が発した言葉を言ってしまってからの忍び笑い、そこがたまらなく好きなのです
『ソロ活女子……』を見ていて気がつきました
もっと彼女の笑顔を見たい、もしかしたらそれだけで世の中は平和になるんじゃないか(そんなわきゃないけど)とか思うこともあったりなかったり
見終わって私の気持ちは晴れやかでただそれだけで満足してしまいました
生きていくには頑張って楽しまなきゃなりませんね
やばいな、もう一回見にいこぅかな
笑って泣けるハートフルコメディ
↑ベタなタイトルを書いてしまいましたが、本当にそんな感じでした。笑えるシーンが多く、ところどころ涙が出ました。
優秀なのに、リストラを機に実家へ戻る優子が、最初は反発しながらも、父の若い再婚相手早希と家族になっていく話。
父はのんべんだらりとしているが、基本温かい両親の元に育って他人にあんなに厳しい子になっちゃうかね?…というのと、後妻のさきちゃんの年齢、せめて25歳ぐらいでも良かったかなちょっと無理設定?と思った以外は、いい作品でした。
鶴瓶の「人生で起きる事は何でも楽しむ」ってセリフが前向き。
色々取捨選択しなくてはならないとして、優子が何も彼と別れなくても…と思ったのでラストが良かったです。
キャストはみんな関西出身で自然。震災については見る人によって思いは色々でしょう。江口のりこが この手で主役、これからも色々やってほしい。普通な人の感じがいいですよね。あと、高畑淳子さんがさすが。
鶴瓶の若い頃が松尾論って違和感なく面白かった。江口のりこの子供時代の子役さんも、雰囲気の似た子で上手でした。
エンディング曲がユニコーンっていうのが、これまた良かったです。
離れる痛み
2024年始まって1番驚いた。この映画がこんなにも大傑作だなんて、誰が予想出来た!?
よくあるゆるーいドタバタコメディと思いきや、まさかの笑って泣けるLv100みたく大きく感情が揺さぶられ、莫大なボリュームを誇るとんでもない満足度の至高の人間ドラマだった。兵庫県尼崎市の魅力を伝えるローカル映画としても、バラバラの家族がひとつになっていく波乱万丈な下町映画としても、しがない主人公が大きく躍進する成長物語としても、目を疑うほど完璧。
そして〈あまろっく〉に隠された真実なんかも、余すことなくしっかりと描いているため、兵庫県尼崎市に住む人達はもちろん、縁のない自分てもグッときちゃう。まさかすぎる壮大なボディブローに思わず声が出てしまうほど、大笑いしては驚いてしまった。マジで今年ベスト級。これだから映画はやめられない...🥰
関西出身の大物キャストの安心感たるや...。江口のりこのどつき回したろか!はがち最高だし、鶴瓶との会話だって一生聞いてられるほど大爆笑笑笑 江口のりこの幼き頃は激似だったし、鶴瓶の若かりし頃が松尾諭はまじ天才か!?キャスティングまでも完璧て、非の打ち所無しだな。
中条あやみ、今までで1番輝いていたよ。こんな楽しそうに演技する人、他に居ないでしょ!!何故か鶴瓶との相性もバツグン。なんで結婚することになったのか、そして、どうしてもそこまでこんなおじさんに惹かれたのか。それが見事に作り込まれた作品なだけに、早希というキャラ、そして同時に中条あやみのことが大っ好きになった😍
こんな設定で、こんなパッケージで、その上地元ネタ満載なのに、昭和臭さも安っぽさも微塵も感じさせないのは、本っ当に凄いと思う。締め方も抱きしめたいほどいい!!!これだよ、これ!こういうのが見たかったんだ!マジモンのおもろいやつ。頼む、みんな見てくれ‼️
人情噺映像版
軽いタッチで笑いあり、ホロリとさせられる部分あり、楽しませてくれました。
欲を言えば時の経過の中に潜む心情の変化が描かれていない所でしょうか。
江口のりこさん扮する優子は、子供の頃からエキセントリックで他者と交わることが不得手な訳で、それが主な理由なのでしょうがリストラの憂き目に遭い尼崎の実家へ戻って来て、父親の庇護の下定職に就かずとも生活には不自由していなかった。
それが「あまろっく」である父がいなくなったからと言って「さあこれからは自分が家族を、会社の皆を護らねば!」とは簡単に変われない、いや、周囲に思いやりを届けられないんじゃないか?もう少しエピソードを交えながら、ターニングポイントとなったあの出来事を明確にしてくれたらなぁと思いました(それは他の役柄の人たちの生い立ちにも通じますね)。
ただそれでも、この作品には悪い人が出てこない。その安心感がモヤっとせず、演ずる様々な人たちに共感できる部分だったのではないかと感じました。
そして、監督さんと脚本家さんも以前にタッグを組まれているのも安心できる作品に繋がったのかと思います。
まるで落語の人情噺を目で感じる、そんな心温まるお話しでした。
泣けるイイ映画
尼崎に遊びに行きたくなった
とてもリアルな目線で眺めちゃうと、
鶴瓶さんのような工場経営者なんかおるかいな!と思うし
江口さんのようなインテリならいくらでも仕事始められるハズなのになぜニート?と思うし
中条さんのようなデキた二十歳のお嬢さんもおらんがな、なんだけど、
でも、彼らの自然な演技が、「こんな人たちいるかもな、いてほしいな」という目線に代わり、最後はとっても素直に泣けてほっこりしてしまいました
出てくる人はみんないい人、尼崎の町の人たちもみ~んないい人
あの町に行きたいなぁと、見終わった後に割と真面目に旅行を計画し始めた私がいます
ラストの大団円はどうなるのか予想しながらみていたんだけど
少しずつ予想が外れたうえに、「え~君もか~」という意外性に
さらに☆半分プラスしました
まさに人情喜劇
このジャンルが好きな人には絶対おすすめです
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