「あぶ刑事らしさが詰め込んである」帰ってきた あぶない刑事 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
あぶ刑事らしさが詰め込んである
いいところ
タカとユージが本当に歳を取ってるけど、衰えはあるけど根本が変わってない
敢えてはっきりさせないところが大人
?なところ
おちゃらけるのも気持ち悪いのも持ち味だけど、捜査の邪魔をするのはなあ。あと怪我がないにせよ警察が人身事故って。
2人ともカッコいい歳の取り方ではあるけど、やっぱりアップになると肌感とかに年月を感じるなあ。これが若手を導くとかの立場だと達人とか師匠枠で貫禄なんだけど、本作だとまだまだ若々しい、という表現なせいでちょっと辛い。
けど、それがあったとしても2人とも現役だし、身体の衰えで日和ることもなく、その精神こそが「あぶない刑事」なんだよな、と納得した。
神奈川に住んで長いので、だいたいのシーンがどこそこのアレだと分かるので、すごく臨場感がある。そもそも地元の時から横浜と言えば「あぶない刑事」の知識だったのでもはや懐かしい感じ。
しかし今回の敵がなんと言うかチンピラ風情の安っぽさでやってることがみみっちいと言うかセコいと言うか。なんかテレビシリーズの半ばくらいであっさり処理される程度だった。親子の絆とかを絡めて無理やり引き延ばした感がちょっと残念。
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