「トイレじゃ無理でしょう」ワニゲーター odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
トイレじゃ無理でしょう
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ワニゲーターはアリゲーターをもじったのだろうがゲーター自体がワニだからワニワニになってしまいますね、もうそれだけで映画の程度が伺えますね。原題Sewer Gatorsは下水道のワニ、ニューヨークの下水道でワニが目撃されたという都市伝説が有名ですね、ところが映画の舞台のルイジアナ州には200万匹の野生のアリゲーターが生息するというから恐ろしい。
ところが、ワニがこともあろうに水栓便器の小さな排水口から顔を出して人を喰らうなんてどう見ても無理、映画では子供のワニらしかったがピラニアではあるまいに一匹では不可能。そこそこ大きいワニも出てきますが予算のせいか襲う絵が無いので実にチープ、ホラー映画ならもう少しまともな怖がらせ方をした方が良いと思うが脚本・製作・監督のポール・デール氏の作家性なのだろう、リアリティより文化風刺が狙いなのかワニのお祭りで街を盛り上げようと経済効果を優先して市民の安全性を軽んじる市長なんてジョーズ以来定番ですから、どっちにしても中途半端、まあ、こういうくだらなさが好きなB級マニアもいますから好き好きでしょう。
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