陰陽師0のレビュー・感想・評価
全328件中、161~180件目を表示
映像美!
1年前くらいに主演が誰かもわからない短めの「陰陽師0」の予告をみてすごーく気になっていたので早速観に行ったのですが…個人的には予告で期待し過ぎたかもしれません。
映像美はとにかく凄い。綺麗でした!
短い時間の中でのことなのでしょうがないところは多いと思いますが、それぞれの関係性の描かれ方が浅いと言いますか…なんか物足りなく感じました。
野村萬斎さんの安倍晴明がとても印象強かったのでどうしても色々と比べてしまうのかもなぁ。
ただ、事実は1つだか、真実は1つではない…的な台詞等、印象的な台詞も多く、その辺は楽しめました。(この台詞は「ミステリと言う勿れ」でもありましたね。コナン君の「真実はいつも1つ」という決め台詞より、こっちの台詞の方が私はグッときます)
とにかく映像に力が入っているので、まぁそれだけでも見応えあるのかな?新しい陰陽師に触れたい方は是非観に行かれてみては?
楽しかった!!
山崎賢人さんのキングダム、ゴールデンカムイに続き、今回は陰陽師安倍晴明役。
平安時代が現代風アレンジの?衣装などキレイ、かっこよかった。
ストーリーも分かりやすく、安倍晴明役の山崎賢人さんの髪がパサっとロン毛になるシーンは色気があってかっこよかったなぁ。
ナチュラルな演技と格闘シーンも素晴らしい。
源博雅役の染谷将太さんも素晴らしい演技だった。
とにかく楽しめた映画だった。
美術よし
平安時代も大好き
前回の野村萬斎がとても良い作品でした。
今回は映像も含めパワーアップしてますが、話としては続いているので、未鑑賞の方はぜひ。
今回は、結構現代風にアレンジしたところはありますが、それでも着物は色彩綺麗だなぁと思いました。
そしてお花のヘアアレンジ、とても素敵
冒頭の平安京の説、陰陽師の説明は急ぎながらも楽しくて、もっと続けて欲しかったです
手紙のシーンで思わず泣きました😭
闘うシーンが少なく感じたけど、良き良き
帝役の板垣くん、少ししか出てなかったのに光ってました。ティモシーシャラメ並みの光沢感。今後も出演作品が増えることを期待します
VFXを惜しげもなく駆使した躍動感溢れる呪術合戦
夢枕獏の陰陽師シリーズを原作にして、若き日の天才陰陽師・安倍晴明が天皇の陰陽師になるまでの前日譜を描いている。VFXを駆使した、躍動感溢れる映像で、現実世界と精神世界を往来する白熱の呪術合戦が繰り広げられる。それだけではなく、芸達者な演者達による、恋愛、友情、権力闘争、ミステリー等の多彩な要素を盛り込んで、見応えのある作品になっている。
本作の舞台は平安時代。呪いや祟りから都を守る陰陽師の育成機関でもあり行政機関でもある陰陽寮が政治の中心となっていた。陰陽寮は階級社会であり、最高位は天皇の陰陽師であり、今は空位の最高位を巡ってしのぎを削っていた。そのような状況の中で殺人事件が起こる。事件を解決した者は昇格できるので、皆、必死になって犯人を探し出そうとする中で、主人公・安倍晴明(山崎賢人)と貴族・源博雅(染谷将太)は独自の方法で真相に迫っていく・・・。
主人公は講義をろくに受けないが天才的な陰陽師スキルを持っていた。上位者に媚びず、同胞とも交わらず、天皇の陰陽師になる野望もなく、唯我独尊の生き方をしていた。そんな主人公を山崎賢人が眼光鋭い何かに挑むような表情と遠慮のない単刀直入の台詞回しで好演している。源博雅役の染谷将太は、主人公とは真逆の人当たりの良い明るい性格を感じさせる演技が巧い。正しく柔と剛であり、二人は事件を追う中で徐々に友情を深めていく。
本作の格闘シーンは、平安時代という時代背景に合致した殴り合いではなく優雅さを感じさせる。特に、主人公のしなやかな身の熟しが際立つ。
豪華俳優陣だが、善、悪のイメージが定着している演者を起用しているので、事件の顛末、犯人は察しがつく。博雅とよしこ女王の恋愛模様も作品に華を添えているが、あくまで、本作の見せ場は呪術合戦である。特にラストの呪術合戦は、圧倒的な迫力で、邦画のVFXの到達点の高さを存分に堪能できる。
本作は、VFXが、邦画が世界と戦う武器になることを実感できる作品である。
VFXの映像はきれい。
青年期の安倍晴明を描いたところは良かったし、
キャストもいい。今までの作品でちょっと
パワー重視的な役が多かった山﨑賢人さんが、優雅で
なかなかでした。印を結ぶシーンはきれいでした。
どんどん演技も上手くなっている感じだし。
それなのに佐藤監督の作品って脚本がイマイチですね、
VFXに重きを置きすぎて、ストーリー展開が二の次に
なっているのが残念です。
でも続編が出来そう。
駄作!!!
悲しい事に全くおもしろくない。何がやりたいのか?見せたいのか?
ちゃちいCGに、薄っぺらいシナリオ、どっちつかずの演出で、「光る君へ」の総集編のほうが何倍も面白いだろう。
この2024年にここまでの駄作を生み出すとは。滝田版の方がまだ面白かった。
楽しめました。
主役請負人、山崎賢人。晴明をしっかりと演じてました。が、どうしても野村萬斎と比較してしまいますね。なので過去作は先ず消してから観たほうが良いと思います。比較すると先入観から入ってしまうので。でも晴明ってこんな性格なの?原作知らないからぶっきらぼうに感じました。そこが山崎賢人流ならそれでいいか。染谷将太の助演はとても良かったです。お見事。味がありました。奈緒さんが若かりし蒼井優に見えたりしますがかわいいから良しです。
さて「呪」というものがどれだけ理解されるでしょうね?精神世界まで掘り下げて作られているのでかなり難しいと思います。人は心の奥底で繋がっている。とてもスピリチュアルな内容も含んでいるので理解できない人はいると思います。そこを語ろうと決めた監督すごいです。この作品が好きになれた理由はそこにあります。人の想いはとても大きなものです。良いものもあれば悪いものもある。精神的な念というものは現実に関わってくるから馬鹿にはできないのです。人を恨んだら自分に返ってきますので止めましょう。
キャスティング・・・
舞台挨拶中継付き上映にて鑑賞
上映前の奈緒さんと佐藤監督が「一気に平安時代にいざなってくれる平安時代顔のお笑い芸人さん」のお話をされていて、その方々の登場で笑ってしまった。本当にそうだった(笑)
まず冒頭にわかりやすい説明があります。
津田健次郎(呪術廻戦の七海健人の声の主でもある)さんによる素晴らしい声により映画の世界へスムーズにいざなってくれました。
悪役がね、誰であるかが冒頭でわかってしまったのはちょっとがっかり。
あまりにも予想通りだったんだもん…
役者さん達はそれぞれ素晴らしい
染谷将太の博雅さまのちょっと抜けてるところや話し方が可愛いらしくてキュンとしました。染谷将太は良い役者だと思う!
山崎賢人はキリっとした感じも良いです。アクションシーンは少な目でしたが、髪がバサッとロン毛になってからがとても美しかった!
呪術のポーズもカッコイイです(呪術廻戦の五条悟もやってるやつ!)
VFXに関してあまり評判良くない口コミも拝見しましたが、私は気になりませんでした。
平安時代という設定に関して、リアルは求めていないのでファンタジックでとても美しかったと思います。
ちなみに大河ドラマ「光る君へ」ではユースケ・サンタマリアが晴明を演じています…
新解釈陰陽師
安倍晴明ものの定番ネタも登場しますが、陰陽師の神秘の世界に、現代的な心理学っぽい味付けがされているのが興味深い新解釈です。
画面は色彩豊かで美しいのですが、CGを多用したきらびやかなシーンが多く、平安時代らしい薄暗い雰囲気とは言いかねる面もありました。
一点、驚いたのが「事実と真実」の話題です。「ミステリと言う勿れ」の名セリフだと思っていたものですから。
こういった気になる点のいくつかを分かった上でも、続編が作られることを期待しています。
可もなく不可もなく
最初から無礼な清明(笑)
清明のセリフ回しが哲学的過ぎて
「何いってんだコイツ」みたいな印象を受けた。
キャスティングについては
主演の山崎氏のまた別の面を見せてもらった。
源博雅役の染谷氏はナイスキャスティングと思う。
歴代の俳優の中では一番しっくりきた。
続く…か?
強力な悪役が用意できればいけそうだ。
要は思い込みってこと?
そして安倍晴明だけが本物。
世の中、何が真実なのか?と思っていたが、真実は主観により変わり、何が事実なのかってことなのね。あーだから真実は神のみぞ知るなのか。心の内は本人と神様しか分からんわ。
意外に面白かったですわ❤️
深い陰陽道
陰陽師0̸
実写版と言えば山﨑賢人といえるぐらい、本当に色々演ってくれます。何をやっても「山﨑賢人」とはならず、それぞれの役にしっかりハマります。
野村萬斎の安倍晴明の印象が強いので、どうかと思っていました。が、若かりし安倍晴明ということで、陰陽寮の中でも呪術を使いこなし、天才と一目置かれる少し尖った若い晴明に惹き込まれます。
染谷将太の源博雅がすごく良かったですね。これはこれでハマり役なのではないでしょうか。
少々軽めで頼りなさそうですが、心の奥では優しく暖かい心を持ち、それでいて晴明や徽子女王を支えるのです。
その他豪華俳優陣が脇を固め、アクションシーンも面白かったです。康家殺しの罪を着せられた晴明は、得業生をめぐる学生たちから狙われ追われる。そんな時に徽子女王がさらわれたことを知り、徽子女王を探すために陰陽寮を離れなければならないが、学生たちに阻まれる。晴明の動きは打撃を加えるのではなく避けて防ぐことでスルスルと学生たちの間をすり抜ける様は、まさに神業のようで魅了されました。
板垣李光人の帝も良かったですね。美しくそれでいてしっかりと将来を見据えた感じが凛々しかったです。
陰陽師はレッツゴー!陰陽師しか知らない私がレビューします!
1時間53分という限られた時間によくもこれだけ詰め込めたな、というのが第一印象。ミステリー、アクション、ラブストーリー、友情…いろいろやっておきながらそれぞれが雑にならず、魅せるべきところをしっかり魅せてくれます。
冒頭、ナレーションにより時代背景や陰陽師というお仕事に関する説明を丁寧に説明してくれます。これにより、歴史や陰陽師の知識ゼロの方でもすんなり世界に入っていけます。人物紹介などもそこそこに、テンポ良くストーリーが進んでいきます。
今ではすっかりおなじみになった白組のVFXが素晴らしく雅。呪術パートももちろんですが、恋愛パートの見せ方は凄く良かったです。幻想的な雰囲気の中、感情をぶつけ合うシーンは泣けます。私の一番好きなシーンです。
アクションは少し控えめですが、山崎賢人、流石です。キングダムやゴールデンカムイでは無骨でマッチョなアクションでしたが、今作では優雅に踊るようなアクション。美しい。クライマックスでメインビジュアルで見られる長髪姿になるシーンにはドキッとしました。
そして染谷将太。素晴らしい演技でした。表情、セリフ、仕草など、観客を惹きつける魅力を感じました。
あと忘れちゃいけない、音楽!盛り上げ方が凄く良かった!
陰陽師や夢枕獏に対する知識も思い入れも0だからこそ最高に楽しめたのだろうか。原作ファンや過去の陰陽師作品のファンの方々にはどう映ったのだろうか。そのへんは知らん(笑)エンタメ作品として純粋に楽しめました!
全328件中、161~180件目を表示