陰陽師0のレビュー・感想・評価
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もはや若干ギャグになりつつある「なんでもかんでも山﨑賢人問題」
都を呪いから守る陰陽寮が政治の核だった平安時代、安倍晴明は呪術の天才と呼ばれていた。陰陽師に興味もない晴明だったが、ある日、源博雅に皇族の子女を襲う怪異の解決を頼まれる。貴族と衝突しながらも真相を探っていく一方で、都を巻きこむ陰謀が動きだす(映画ナタリーより)。
もはや若干ギャグになりつつある「なんでもかんでも山﨑賢人問題」だが、本作でも良し悪し両方の意味で「なんでもやります、仕事なんで」よろしく、山﨑賢人が美しく躍動する。脇を固める役者も味わい深い。奇行が過ぎるかつての天才・安藤政信は相変わらず存在感が強烈で、小林薫、北村一輝、國村隼あたりで別な映画が一本撮れそうだし、染谷将太演じる博雅に晴明の叶わぬ想いが伝わって欲しいと願う。奈緒の醸す「女に嫌われそうな女感」には、デビュー当時の吉岡里帆をちょっとだけ思わせる。
古風な日本っぽさをベースにしたSFって確かにあんましなかったかもしれないので、シュピシュピシュピーンと五芒星が煌めいたり、金の龍が立ち昇ったりする魔訶不思議な演出がお好きな方にはおすすめ。
事実と真実の違い
史上最強陰陽師、安倍晴明の若かりし頃、
陰陽師になる前を描いた本作。
陰陽寮と呼ばれる学校で陰陽師になるべくして学ぶ
学生(がくしょう)の一人安倍晴明だが、本人はその気なし。
占術や呪術に対しても、現実的に、論理的に解析。
ただ、持ち合わせている呪術の才能はホンモノ。
いろいろな陰謀に巻き込まれていった彼は・・・
変わることのない不変の事実と、
人々の主観により形成される無数の真実
そして心の奥底、深層心理で人はつながる
なかなか難しい話でした
主演の晴明、山崎賢人さん、強くてきれいでかっこよかった
野村萬斎さんとはまた違う晴明でした。
源博雅役の染谷将太さん、この人もうまいよな。。。
大河ドラマの信長役もすごかったけど、こちらは全然違った役柄を
見事に演じていた。
徽子女王の奈緒さん、かわいらしい。
映像がとにかくきれい、そして戦闘シーン、アクションもすばらしい。
頭の中のどこかで、呪術廻戦がかけめぐっていた。
これは酷い
久しぶりにつまらないと思った映画でした。
話のテンポが悪いどころか、話の流れが全く分からなく、場面の切り替わりが突然すぎて惹きつけられる所がありませんでした。
原作を読んでいれば違ったんでしょうか。
期待を裏切らない世界観
いやまあ、想像(理想)の500倍くらいファンタジーだったけど、陰陽師と聞いて思い浮かぶ要素大分一杯詰め込んでくれていたと思います。
言うて理想を大幅に上回るファンタジーでしたけども。とんだアジアンドリームでしたけどもね。
あとどちゃくそファンタジーなくせに急にフィジカルで解決してくる。そういうとこ、オレ、オマエ、スキ……
あとこれは…現実世界では帝と結ばれて精神世界では博雅と結ばれたということでよろしいか?
とんだ不倫女だ!!!
アッ帝も三股(※二股)だ!
じゃあオールハッピーだ!!!
ていうか"元"斎宮になった時点で嫁にとれよ。くそヘタレがよぉ…
ところで史実とどれだけ近しいのか謎な貴族の生活描写がこれまた平安"風"ファンタジーって感じでめちゃ好き。
でもちょっと何でもアリすぎ。
この世界観を楽しめるかどうかが評価のカギになりそうという点で人を選ぶかもですね。
なんて素晴らしいストーリーなんでしょうか🤗
5月1日映画の日に新宿ピカデリーにて鑑賞しました
良かったです!!
ストーリーと脚本が良かったです!!🤗
この作品のシリーズは全作鑑賞してます
原作の夢枕獏さんも読んでました
「キマイラ」シリーズが好きで読んでました
ここからネタバレします
今回は書きたい事いっぱいありますが
短く書ければ幸いです
今回はゼロバージョンなので阿部晴明
が陰陽の学校の陰陽寮の学生時代の設定です
最初から
この流れだとこの次は?
思わせてくれて展開でもしかして!!かなあと思いましたが、なんと大小の種まきのバランスと撒き方が絶妙で正解するところ
最後までわからないところが
あり楽しめました
こんな映画は初めてでした
設定も良くて深層心理の世界を作りだして
いるので存分にクオリティーの高いCGで
表現していて凄く関心しました
最後までわからなかった
金の龍🐉🐲の正体も明かせれ
納得でした
今回は大好きな染谷将太さんが演じた
源雅博が良かったです
私のイメージでは尖った役げ思いかなあと
思っていましたが1シーンだけ怒鳴ってましたが🤔🤣🤗
それ以外は笛🪈を吹くのが大好きな誠実な役人を見事に演じてました
笛をどのように描くか感心ありましたが
深層心理世界で心がつながる大切な役割になっていたので良かったです!!🤗
この映画の関係者様の皆様お疲れ様です
ありがとうございました
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪🤗
どうしても吐き出したい。
かなり昔に野村萬斎演じる「陰陽師」を見て面白かったため、今回は陰陽師になる前の学生時代と知り期待しながら視聴。
感想は、少し残念でした。
貴族の頭に花が付いていたり、床に花びらが散っていたりと、現実味が薄い演出が多くファンタジーよりなのかなぁ、それはそれで面白そう。と多少の違和感はスルーすることに。
予告編を見た時もがっつりアクションやCGが使われているシーンだったため、式神とか化け物とか、そういうのが出でくるのかなぁ。とワクワクしながら見ていました。
しかし実際は暗示や催眠をかけることで本人にそう思わせているだけ…
あれ?映像でそれっぽく見せてるけど、言ってること普通では。よくわからない演出で世界観作っている割には、本人達はそうでもないというギャップ。
呪いの木札?みたいなのが登場し、うわぁそれっぽい!と思ったら、実際は呪いに見せかせた毒盛りからの、突き落とし。
安倍晴明普通に探偵やってるし、筆跡真似て罪をなすりつけるもぶ…えぇ妙にリアル。それに安倍晴明冷め切っててちょっと違和感。
占いとかで犯人を探そうを必死になっている他の学生の方がよっぽど世界観にあっていた気がします。
物語が終盤になるにつれ、意識下の世界で話が進んでいきますが、意識下だからなんでもあり感がすごい。あとVFX多用しすぎなのでは。ここぞとばかりに花と水のシーン、あそこそんなに大事だったのでしょうか…。
あとラスボスの印象が弱かったです。嫉妬で両親殺して、安倍晴明も邪魔だからみたいな。
あんなに顔見えない演出するので、もっと安倍晴明と繋がりが強い人だと思っていたのですが、ただのお偉いさん。
最後、催眠をかけて色々やっていた中ボスに、安倍晴明が意識下から現実世界に直接攻撃してひと段落。
意識下から水龍がやってきて現実世界に作用し、今までの催眠とか、思い込みとは違う、ついに安倍晴明が他とは一線をかく存在に。
あぁそうか、今まで冷め切っていた晴明が遂に力に目覚めて、神とか仏とか、怨念が存在する世界??に気づくのかな
と思ったら、菅原道真を使った落雷のシーンでは、落雷の跡は一つもなく、お偉いさんが倒れているだけ…
落雷の跡は??梅の木は??現実世界に直接作用できるんじゃなかったの???
あれ?攻撃だけ??それともまだ催眠の範囲内?
とどっちつかずな結果に。
そのままメイン2人が、酒を交わしながら物語の演出足らずな部分を説明で回収。一応は納得したのですが、そういうことだったのか!!て感じではなく、よくわからないところを補足説明って感覚ですっきりしませんでした。
そのまま龍ごとに説明が始まり、
炎の龍が嫉妬の念で、水の龍がなんとかで…
金の龍がよしこ女王のお前を思う気持ちだよみたいな…
それに納得して、「そうだったのか…フフ」
そうだったのかじゃないでしょ。
え、恋心で金の龍ができちゃうの?
神に使えてたから神力がみたいな?だから、笛から出てくる仏様見えてたのか、いやそもそも唯一そういうのを信じてたのよしこ女王だけでは?
みんな呪いなんてないよ、思い込みだよ催眠、催眠
みたいな雰囲気だったし、
感想としては、ファンタジーに寄せるならもっとガッツリしてほしかったです。物語も演出もどっちつかずな要素が多く、ところどころ引き戻される感覚があり、すんなり世界観に入ることができませんでした。
あと中国映画を彷彿とさせる感じ…昔の陰陽師と比べるのも違うのですが、あのザ昔の日本、和、闇、明らかに人間離れしているオーラを放つ安倍晴明が好きだったので、今回は全体的に明るく、現代に寄せすぎたのではという印象でした。
あとVFXも、演出自体が良いものであればもっとレベルが高かったはずなのに…という感じでした。
俳優が豪華なだけに勿体無い。
帝の女慣れしてる青年の色気は百点満点。
「陰陽師」に惹かれてしまう
「陰陽師」といえば、野村萬斎を知るキッカケになった映画。
「陰陽師II」が笑えるレベルでもう続編は作られず残念に思ってましたが、ここにきてエピソード0ができるとは。
昔の「陰陽師」とは比べられないくらい視覚効果がすごくて、魅入ってしまう。
奈緒の演技も不思議な感じで良かった。
山崎賢人氏、またこの人やるんだという映画が多くてちょっと避けてたけど、それでも観てしまったのは「陰陽師」という存在に何故か惹かれてしまうから。
朝ドラぶりに久しぶりにちゃんとみたけど、定評あるだけあって良かった。でもちょっと激しく戦うとキングダムを思い出してしまう…のは彼の問題ではないね。
それでも、ごめんなさいやっぱり私は妖艶な萬斎晴明が忘れられない。
原作者の夢枕獏氏に直々オファーされて監督さんなだけあって、細部までこだわってるし、これはもう映画館で観るべき映画。
呪の話になると何だかわからなくなってしまうよ
原作はかなりの数あるので、どのエピソードが映像化するのかと思っていたら、前日譚なんだね。
だから陰陽師0なのか。
面白いような、期待外れのような。
井戸の周りに足跡があるから殺人だ!とか
蛙を潰したように見せ掛けていけすかない貴族に水掛けてやったぞ。蛙の血だと思っただろう。
みたいな事を言い出して陰陽師ってそういう話だっけ?となった。
さらに途中からこれは現実ではない的な展開で、もう何が何だか…
「呪の話になると、俺はどうにもわからなくなってしまうよ」という原作の博雅の心持ち。
個人的には、人間が犯人って話よりも怪異を相手にする話の方が好きだな。
シリーズ化するなら、今後に期待。
シャーロック!
最初から失礼で変人の安倍晴明がまるで「シャーロック」
基本謎解きミステリー(とファンタジー)で、怪現象を科学的に説明するところも、シャーロックっぽい
博雅の愛すべきワトソンぶりもとても良いです。
山崎賢人と染谷将太のキャスティングがハマっていました。ふたりとも美しく可愛らしく、ずっと見ていたい感じで、野村萬斎x伊藤英明版よりも、断然こちらのほうが好き。
顔が小さくて細マッチョの山崎賢人は立っているだけでも姿が良いし、身体能力高そう、動作に躍動感があっていちいち絵になるんですよね、染谷将太は大きなおめめで全身から人の良い可愛らしさがにじみ出てます。ふくれっ面が特に可愛いの。
話も呪術合戦でファンタジーに比重が大きい野村版より、科学的検証重視でシャーロック風のこちらのほうが好きです。
アクションがキレがあり、撮影、美術が素晴らしい。しんしんと降り続ける雪が舞い散る花になるなど平安京の雅さが際立つ幻想的で美しい演出は、特に色彩が鮮やかで、シーンのひとつひとつが凝った絵画のようでした。火や水、うねうねと進む龍、湧き上がる雲や、襲いかかる怪異の様は壮大で迫力があり、VFXに見惚れる。
十二単を独自にアレンジしたデザインの女性の衣装は、きれいだけどちょっと雰囲気がないかな。
当然続編ありと思います。
山崎賢人はキングダムとこれで当分続けていけそう、あ、ゴールデン・カムイもあり?
山崎貴の奥様佐藤嗣麻子さんは力がある監督と思う。
脚本も謎解きミステリーがよくできておりテンポよく面白かった。
國村隼、小林薫、の重鎮に、北村一輝、安藤政信の中堅どころ、村上虹郎、板垣李光人の若手個性派に、華があり品がある奈緒と、俳優陣が豪華でどれも適役
続編あるなら見に行きます。
そして、呪術監修、っていうのがあるんですね。。
映像美と世界観の完成度が素晴らしい
予告とかを観て想像してたよりずっと良かった
平安貴族の世界観とか都の大路や清涼殿の再現具合が素晴らしい
ちょうど大河でも平安ですが、建物の規模感とか、殿上人と陰陽頭の位置関係や扱いなど時代考証よりリアルな感じがしてよかった
邸宅の釣り殿で楽を奏でる雅な感じとかよかった。ほとんどがCGなのかなと思いますが、篝火がゆらめく水面に映って綺麗だったり。金色に輝く龍の姿とか美しかったです
ストーリーも弛みなく陰陽寮の学生の殺人事件のミステリー解くところから呪に絡め取られた異世界のような世界に迷い込んでいく展開に引き込まれた
個人的に別の陰陽師ものの小説を読んでいた所だったので、晴明を見るのは面白かったし、呪の話とかすごい興味深かったです。
日本ならではという感じがすごくするので、海外にも伸びてって欲しいな
ハリウッドに負けない 雅×最新映画体験
CGがとってもすごい映像が綺麗
音響もすごい映画館でしか体験できない映画
設定が意外と魔法や呪術を否定するもので、安倍晴明は科学的根拠に基づいて陰陽"風"の知恵を使う
ちょっとガリレオちっくなイメージ
けど科学の根拠を羅列するのではなく、陰陽を信じる人にはネタバレしない達観して割り切った部分もある
ストーリーと展開はちょっとついていけない箇所もあり
残念。予備知識あればもっと楽しめたかな。
逃亡シーンのアクションはなくても良かったのかな、、
すいません。
BUMP OF CHICKENの主題歌は最高でした。
帰りの電車でダウンロードしました。
ヨシコ女王の気持ちなのかな〜、
続きを見てみたい!
K20が大好きなので、佐藤嗣麻子監督の新作とあれば観るしかない!ちょっと中華エンタメ映画を思い出してしまうようなテイストの作品で、映像のセンスが素敵だった。
山崎賢人はこういう役がよく似合う。染谷将太との凸凹コンビがクセになりそう。続編をぜひ見たくなる作品。
陰陽師の独特の世界観が好きです。
まず、陰陽師の独特の世界観は自分は好きです。まず、奈緒と染谷翔太のピュアな一途な恋愛に涙しました。結ばれ無いけど「気持ち」固いキズナで結ばれている。。。切ない。。。なんといっても、染谷翔太の演技は格別に上手い❗️❗️。山崎賢人は、カッコいい!!凛としてて、頭脳明快な役柄が合ってます。両親想いで、敵討ちを取る姿が誠実でカッコイイです。アクションシーンもありましたが軽やかで良いと思います。最後まで飽きずに観れました。是非、皆さま劇場で観てみて下さい。
消去法とか言ってごめん!
無性に映画が見たくなり、でもお目当てのホラーはGW映画に押されて予定が合わず、ということで、実は渋々選んだ作品
夢枕獏と野村萬斎の陰陽師で育った身としては、あまり原作無視してくれるなよーという感じでした。……いえ、ここで博雅との出会い編が出てくる時点で違うのですが
始まってみると、VFXの精密さにびっくりしました。
特にラストの梅の木は素晴らしかったですね、流石日本
原作に出てくるのと似たエピソードもいくつかあり、少し嬉しかったです
話題にはなっていましたが、呪術廻戦滅茶苦茶意識してますね
陰陽師なんだからそりゃあ多少被るだろうと思っていたら、まさかの道真と無量空処
あれは仏教がモデルなんだから陰陽道とは関係ないよ……
仕方なしと選んだ作品でしたが、物語もしっかりできており、とても楽しめました
大変失礼いたしました!
正直、山﨑賢人以外の晴明が観たかった。ライト層向け陰陽師
何で今、安倍晴明なのか?というと
タイトルにつく「0」といい
監督・脚本が佐藤嗣麻子といい、
呪術廻戦の人気、監督の旦那さんであるゴジラ -1.0の山崎貴、VFXが同じ白組という
人気と話題に乗っかってるにすぎないという…。
で、中身は?というと
一言でいえば「中途半端」
呪術や陰陽師の扱う「まやかし」みたいなもんだった。
まず演出だが、冒頭で平安時代における陰陽師の役割や呪(しゅ)・呪術といった説明が
ツダケンボイスで語られ、字幕表記がされる
で、「1000年前の言葉では…なので、ここからは現代語で…」と進むのだが
やはり要所要所では詠唱など昔言葉が入るわけで、予告CMでは『封』の詠唱や水面に陣を描く詠唱の際、文字表記されていたのに
本編では詠唱のみで聞き取りにくいし、「術」を使ってる感、迫力にかける
なぜ予告ティザーみたいに文字表記しなかったのか。
セリフは現代語で進むのは良いが、場面・場所なり人物などにもテロップつけるべきなのでは?
原作では博雅の龍笛の音には、もっとシャーマニズムというか本来の神楽・雅楽として優れた能力があることが伝わる描写があったと思うが、
博雅の龍笛に晴明が助けられたと礼をのべるシーンや幼き頃の微子女王が聞き惚れる描写ぐらいしかなく博雅の「私はいつも好きな時に好きな笛を吹く」というセリフのせいで
ただ笛好きの笛の上手い人…ぐらいになってるのが残念だ
ストーリーだが
コナンは「真実は一つ」だが晴明は「真実は人の数だけある」で
晴明の父親殺しの犯人、特業生の泰家(村上虹郎)殺しの犯人、都に渦巻く妖の正体を暴くミステリー的な要素と博雅(染谷将太)と微子女王(奈緒)の恋愛が絡み合う。
まぁ最初に陰陽頭や晴明が、呪とは「暗示、催眠術」だったり「人の心・感情が生み出すもの」という説明が入るが、呪術廻戦で負の感情からくる呪いやミステリーを良く読む方には
……である。笑
どの呪が誰の感情か?
そこさえ理解してれば何も難しくはない
博雅が乙骨くんで微子女王が里香ちゃんで…はい。
あと違和感、晴明が逃げる時のアクション
急に晴明は体術も凄いんだ?ってなるのは何?
派手なアクションで誤魔化されたにしか感じなかった。
数年前の野村萬斎版「陰陽師」のほうがCGは今よりもショボいが断然良かった
若かりし安倍晴明ということで、実写化俳優の山﨑賢人なのかもしれないが
キングダムやゴールデンカムイの記憶が新しいだけに
山﨑賢人には、ちょっと冷めた(というか達観した)感じの晴明が似合わないというかしっくりこない。
個人的には、まだキングダムでの嬴政の吉沢亮をそのまま持ってきた方が雰囲気があるんじゃないかと思った。
山﨑賢人だったり呪術廻戦の人気にあやかって若い世代、ライトなターゲットを「陰陽師」の世界に導こうという意図はわかるがうーん
がっつり好きな人などからしたら
やっぱ、ちょっと弱いというか密度が…
残念というかもったいない気がする
※あくまで個人の感想ですので
※最後に腐った感想が含まれますので耐性のない方はスルーして下さい☆
ポスターが格好良くてイケメンを観に行ったけど
やっぱ平安時代の衣装が似合う人って限られてるよな。イメージと違った。コスプレ時代劇感は否めない。
俳優のファンなら楽しめるんじゃないかな?
ポスターの髪下ろした状態の山崎賢人は格好良いで間違いない!
内容的にも冒頭から何か…説明を読み上げるタイプの導入と文字を画面に使う演出が絶妙にダサく感じて私には合わなかった。だから早々に諦めた笑
途中のアクションシーンは良かったけど呪術使うシーンがやっぱ何かダサく見えるんだよな…迫力がないというか。イメージと違う。いっそ肉弾戦全振りの清明でいけばワンチャン面白かったかも。
所々美しい画面も見れるけど何であんなB級感漂うんですかね?中国の歴史ファンタジードラマでよく見るCG丸出し映像みたいな仕上がり。
てか時代劇ファンタジーってジャンル的にそうならざるを得ないのかな?
それはそれで味があると思うべきなんだろうか?笑
素人が言うのもおこがましいとは思うけど俳優陣の演技も何か…何だろう。何か芝居がかってて下手くそに見えた。
特にヒロインの方は台詞回しは良かったけど気絶の仕方とか攫われ方とか…あの泳いでるような動き?がちょっとわざとらしくて苦手かな…。
演技なんて素人が口出すとこじゃないって分かってるし本来上手い方たちなんだろうなとは思ってるけど。
そもそも冒頭で”合わないな”って思っちゃった時点でダメだったのかも。
あでも帝役は良かった気がする!やんごとなきビジュアルが様になってた。声も喋り方も程よく馴染んでた。
あとは例の冒頭のナレーションで平安時代の言葉じゃ分かりにくいからここからは現代語で話す〜みたいな寒い説明入ったけどそれにしたって台詞があまりにも現代語すぎじゃない?
そこはもうちょっと時代劇みを残しても良かったんじゃ??知らんけど。。
とにかく合わない人には合わない。
前情報なし、原作知らずで陰陽師ってモチーフだけで想像膨らませて観に行くと何か違う…ってなる。
俳優が好きな人用の映画なんじゃないかなあ。
私には合わなかったしちょっと楽しみにしてた分は期待外れになっちゃったし、映画館で観なくても良かったかな…。むしろ家でご飯食べながら配信でテキトーに見た方が楽しめたかもしれない。
あと安倍晴明は何であんなひろまさと仲良いんです?仲を深めるシーンがあったのかな…?途中寝てたから分かんない笑
結局最後は安倍晴明✕ひろまさって解釈で合ってますかね??
そういうことならありがたく釣られましょうと思いまして星半分評価追加しました♡
唯一の陰陽師
おそらくならば日本における陰陽師第一人者の夢枕獏原作「陰陽師」に興味があって鑑賞。
なかなかに興味深かった。
陰陽師寮なる学校があるのだが、それに携わる者達は総じて詐欺師で…暗示と催眠術によって他者の不安を食い扶持にするイカサマ集団と位置付けられている。
そら安倍晴明が「興味がない」と断言するわけだ。
どういうプロセスなら「陰陽術」っていう特異な能力を継承できるのか興味もあったのだけど、知識と技術に付随するもならば育成も可能なわけだ。
そんな中で唯一本物の陰陽師である安倍晴明。
ちゃんと描き分けが出来ていて、彼だけが呪文を唱え印を結ぶ。
もはや彼を陰陽師と呼ぶならば他の者には別称を与えるべきだと思う程に差がある。
彼には人の情念を可視化する能力があって…姫の感情が見えるのならば、他の感情を感知する事もできるのであろうと思われる。
今回の話の核に、人の業というか欲望や野望に端を発するモノがあって、ファンタジーだけにならない作風も好感触であった。
物語の筋はちょいと面倒で…ある瞬間から脳内世界へと飛ぶ。後述はされるが広範囲の集団催眠にかけられるのだ。ヒロマサが馬を連れて駆けつけた以降は脳内世界なのである。
そこから更に晴明の深層心理になるのかな、そんな世界観が提示される。夢の中で夢を見るような状態だ。何が起きても不思議ではない世界。だって想像の中なのだもの。
その世界をぶち破る安倍晴明。
どういう仕組みなのかは知らないが、陰陽師寮に住まう水龍を物質化させ、催眠術をかけた術者を打ちのめす。どうやら精神世界では時間も距離も座標でさえ無視できるものなのらしい。
精神干渉しか出来ない陰陽師寮に対して、精神世界のモノを現世に物質化させられるという真の陰陽師・安倍晴明。鵜呑みにするべきかちと迷う。
その台詞はラス殺陣で発せられ第三者がいないのだ。いや、第三者がいたとしても、同じ映像を見せればすむ。…フィクションではあるのだけれど、なかなか陰陽術の本質は見せてはくれないみたいだ。
CGとかも頑張ってた。
結局のところ陰陽師は安倍晴明以外は全員胡散臭い存在だったのがお気に入りポイントだった。
日本人って平安の時代から騙されやすい民族だったんだなぁ…。
呪術廻戦
なら良く知っているが、陰陽師も安倍晴明も日本の呪術の事も良く知らない。
野村萬斎さんの陰陽師も観ていない。
だけど、佐藤嗣麻子監督のファンなので、楽しみにしていた作品。
GW前半ワンオペが終わり、よ〜やっと観れました。
「Kー20 怪人二十面相・伝」
(VFX協力で山崎監督も参加!)や
学園ホラーの傑作「エコエコアザラク」が特に好き。
自ら脚本も手がけるし、男前の演出にアクションまで撮れる!
すごい監督だと思う。
先日の「ゴジラ−1・0」のアカデミー賞・視覚効果賞受賞前、不安がっていたいう山崎監督に、
「絶対取るから心配しなくていい」と伝え、私は寝てました。と仰っていた記事を読みました。
すごいw かっこいいのだ!
本作も。。
白組とタッグを組んだ幻想的で迫力があるVFXを駆使したシーンも多く、見応えがあった。
アクション監督には、間違いないでしょ!の園村健介監督を起用!
ロケーションも豪華!!
奈良公園・鷺池に浮かぶ浮見堂や、仁和寺、大覚寺、国宝の金堂での素晴らしいシーン!
本物が持つパワーは圧倒的だった!
あんな場所ならば見えない何かが本当に見えそうだ!という説得力があった。
呪いの舞いを舞う、あのお方のシーンもワクワクした。
キャストも、賢人君、染谷君も良かったし、奈緒ちゃんも可愛かった!!
あんつん♡も、にじろ〜も好きなのに。
(2人共フェードアウトでさみし( ; ; ))
帝の彼もナイスキャスティングだった。
なのに、何故なんだろ?何かが足りない。
心に響くモノが少なかった(°▽°)
もっと、おどろおどろしい凶悪な呪いを払うのかと思っていたので、若干の肩透かしをくらった印象。。
人間のいやらしさ、陰謀なども、もっと胸くそで良かったし、怖がらせて欲しかった。
そして結局の所、晴明は他の呪術師とはレベチな存在。圧倒的だった。
人嫌いな晴明と良い奴過ぎる博雅との友情は上手く見せていたし、博雅とよしこ女王との叶わない恋模様は切なかったが、個人的に観たかったのはソコじゃなかったかな。。
思っていた内容と違ったのでノリきれませんでしたが、映像は美しく、見応えがありましたヨ♪
ストーリー展開もスムーズで、現実と精神の世界との融合も上手くまとめられており、破綻していないのは、さすが佐藤監督だと思いましたネ♪
とりあえずみんな観て下さいね!
ヒットしないと次の予算が出ないよ。。
◯どーでもいい事◯
女性陣の髪の毛がすごーーー長くて、私も生まれてから1回も髪の毛切らなかったら、こんなに長く伸びるのかな〜なんて思って見てました
( ´ ▽ ` )
あと、山崎監督も佐藤監督もお忙しいだろうから、ちゃんとお二人の時間は持てているのかな?とか、余計なお世話な気持ちになったw
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