陰陽師0のレビュー・感想・評価
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映像美。VFX。ホグワーツ。
過去の陰陽師関連の小説もドラマ映画も見た事がありません。しかし今作は良かったけど何か物足りない。というか、もっと見たいというか。 映像が美しかった。 山﨑賢人くんも美しかった。暖色の十二単の奈緒さん。幻想的な龍。学生たちによる闘いの舞。森林と苔の緑、差し込む光。白の世界から桜そして芽吹く花。 現実と意識の中の世界観。 しかし陰陽師になる前の前日譚であるのだが、どうしてその特異な能力を得る事ができたのか。天皇家の博雅に対してあんな上から目線が許されるのか。 2時間弱の尺では充分な作り込みが足りないし、たぶんVFXを増やしたら予算オーバー。あんまり動員ないみたい。ショック。賢人くんでもか。 これも素晴らしい作品だと思うからこそ、もっと上にいって欲しいし、上を見たかった。
悪くないんだけど、没頭できなかった。
ストーリーも面白いし、山﨑さん、染谷さんの演技もすごく良かったんだけど、全体の色合いとか女性の衣装とかが和に感じられなくて、そこが入り込めなかったかな。 色合いは全体的に韓国っぽい印象でした。 衣装や髪飾りなども、和というよりは、チマチョゴリっぽく感じました。 今の若い人には、こういった色合いやデザインのほうがウケそうですね。ただ、私にはかなり違和感があって、韓国宮廷のお話しならよかったかな、と思いました。 "派手な和風"という感じでもなく、本当に他国のように感じてしまいました。 また、重ねなども少なく、安っぽく感じてしまった点もあり、宮廷?と疑問が拭えませんでした。 あと、山﨑賢人さんの演技、ものすごく満足ではあるんだけど、この役に関しては他の人でもよかったかな、と思わなくはないです。 自分的に、山﨑賢人さんと信の一体感が100だとすると、こちらは95とかそれくらいに感じたので、その差が気になってしまいました苦笑。 この役なら、他に100の一体感を感じられる俳優さんがいそうな気がしました。また、こういう役ができる俳優さんが他にも出て来て欲しい、という期待も込めて。 今書いていて思ったのですが、もう、山﨑賢人さんは地位を確立しているように感じるので、こういった「まだ世の中に認められていない役」は、個人的にはちょっとずれてしまうような感覚があります。 多分、本人も自分の演技に自信があると思いますし(鼻が高いたという意味ではないです)、何より周りのスタッフさんからの信頼があって、そういうのがどうしてもスクリーンから感じてしまうような気がして。 その信頼があるから、いい映画になると思うんですけど汗、他の人ならどうかな、、、と、感じてしまいました。
平安ハリーポッター
原作の夢枕獏陰陽師シリーズは、中高生のころどっぷりはまって、登場出ていたものは全て読んだと思う。残念な記憶力なのでストーリー内容はおぼろげだが、主なキャラ造形は覚えているという程度で鑑賞。 まず、非常に親切な作りの映画と感じた。原作未読かつ平安時代や陰陽師ものへの関心知識のない層にも見やすいように、テロップ付きの説明が入る。これなら小学校高学年くらいから理解できる。 そして、地味に目(耳)新しかったのが、冒頭少しだけ『平安時代当時の日本語』が聞けるところ。独特な抑揚、初めて聞いた!面白い。 陰陽師ということで、古き良き日本映画的な、薄暗い映像の中に怨霊や魑魅魍魎はびこる、どろっとじめっと湿度の高い映画を想像していた。 ところがどっこい、どちらかといえば和製ハリー・ポッターと呼びたくなるような、呪術や怪異の演出にがっつりCG多用されて超常現象が表現されている映画だった。もちろん古代日本なので薄暗さはあるものの随所にあかりがあり湿度は低め。なので、暗い映画は苦手な層も見られると思う。実際、山崎賢人効果かもしれないが、男子高生や大学生くらいの客がけっこう入っていた。 平安もの大好きなので、きちんと作られたセットや衣装に大満足。元斎宮の皇女を演じた奈緒さんの愛らしさ儚さも素敵だった。 あとやっぱり山崎賢人さんのアクションがすごい。なんせ先述のとおり古き良き日本映画を想像していたので急にがっつり特撮使われたアクションが始まってびっくりしたものの、そこから和製ハリー・ポッターという認識に変えられたので問題なし。 原作ものに付きまとうストーリーの取捨選択についても、原作勢が楽しめるよう人気の要素は残しつつ、未読勢にわかりやすい構成という、バランスの良い塩梅だったと思う。 シリーズ化しそうな気がするので楽しみです。
バトル物よりもミステリー物
全く予備知識無しで見たので、
「陰陽師同士のバチバチな術の撃ち合い」
みたいな物を期待してたため、がっかりしました。
タイトルに「0」って入ってる通りに、安倍晴明が陰陽師になる前の話なので、少年マンガ的なバトルはほぼ無いです。
バトルシーンよりは、事実をひとつひとつ積み上げるミステリーに、ほんの少しラブロマンス風味を添えた感じ。
「事実」とは、眼の前で起きたありのままであるのに対し、「真実」とは見た人の主観を通した物。真実は人の数だけ有る…
みたいな事を言って「真実はいつも一つ!」が決め台詞の少年探偵にケンカを売ってるけど、個人的に、この映画の言い方の方が腑に落ちる。
思ったより面白く楽しめた!
なんか昔にテレビで陰陽師があってた記憶があり安倍晴明の学生時代の話で気になって鑑賞!
呪いやりから都を守る陰陽師の学校であり省庁ー《陰陽寮》
学生の安倍晴明は、呪術の天才ながらも陰陽師に興味を示さず、友人も持たず、周囲から距離を置かれる存在だった
ある日晴明は、貴族の源博雅から皇族の徹子女王を襲う怪奇現象の解決を頼まれる
衝突しながらも真相を追う晴明と博雅だったが、ある学生の変死をきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き出す。
若き晴明は平安の間を祓えるのか?そして呪いに隠された真実とは一?
というのがあらすじ!
思ったより面白くて楽しめました!
始まり方が少し面白かった!
何て言ってるかわからないので現代語にします
みたいなこと言ってたところ笑
そして無意識の世界で花が咲くシーンや龍が飛ぶシーンなどVFXがすごかったですね😳
見入ってしまいました!
びっくりしたのがこの映画では陰陽師の本質は催眠術とか暗示を使ってたことと安倍晴明だけが本当に呪を使える人物だったこと!
あと今あってる大河ドラマでも思いましたけど人間の出世欲がすごい…
人の醜さが現れてましたね笑
この映画は想像以上に面白かったです😊
面白い映画をありがとうございました☺️
⭐︎3.8 / 5.0
4月19日(金) @映画館 陰陽師0 --- 映像はすこぶる良いのに、ストーリー展開が稚拙なのが残念😩 山崎賢人くんのツンデレで、ファンの人達は皆きゅん🫶ですw --- #movie 🎬2024 #備忘録 #陰陽師0 #映画 #映画鑑賞 #映画レビュー #映画好き #映画好きと繋がりたい #映画好きな人と繋がりたい
VFXの映像が迫力あり
キングダム、ゴールデンカムイときて今度は陰陽師!良い意味で無茶な仕事をこなす山崎賢人。チラシの写真を見た時は、線が細すぎる印象だったが、まだ何者でもない若き日の安倍晴明を演じるのに山崎賢人はよくあっていた。無意識の世界を描く映像がとても綺麗でVFXの迫力があった。監督は山崎貴監督の奥さんとは才能あるご夫婦。脇を固める役者達がお馴染みのクセのある面々で、山崎賢人と対比となり良かった。ただし登場した時点で、何かあることが予想できてしまうのは少し残念。事実と真実の違いとか、なるほど🧐と思うところもあり。これもシリーズ化しそう。
映像もサイコー!
晴明と博雅のやり取りが良かった!知り合ってからいつの間にか友に最終的には親友みたいになってるのが!
ただ残念なのがみんなが魔法みたいに術を使うと思ってからそれが無かった!まぁリアル?に近い陰陽師って感じでした。
零ではなく0なのね、、、
基本的に話題作の最初の、って感じの「ゼロ」や「ファースト」って美味しい企画なんだろうけどさ、難しいよね。
今回もメインストーリーは「犯人は誰だ?!」っていうミステリー路線で、いわゆる「呪術」はアイテム化してる印象。安藤政信を犯人と思わせるミスディレクションも引っ張りすぎのような、、、
映画そのものは面白かったけど「陰陽師」ってタイトルが適正だったのかな?とは思う。別に安倍晴明でなくても成立しちゃうしさ。
山崎&染谷のコンビもいわゆる「ホームズ&ワトソン」の関係で、そこからシリーズ化の薫りがするよねぇ
奈緒のお姫様が綺麗だったのが印象的だったけど、女性の恋愛観は現代的なような気がした。
という良くも悪くももやもやが残ってしまった。「陰陽師」ついてなければもう少し評価上がったかもなあ
剣を持たない山﨑賢人さん
今年の始めにゴールデンカムイを観てから、この方が出演されている映画は、観てみたいなぁ…と思うようになり、「陰陽師0」を観ました。 やっぱり、この方を起用される作品は、ハズレがないなぁ…というのが正直な感想です。 とにかく、着物姿の山﨑賢人さんの色気がダダ漏れで、こんなに着物姿が似合うとは思っていませんでしたし、それなのに何故時代劇のオファーがないのか不思議だなと思う。 また、剣を持たないアクションも新鮮で、その動作一つ一つがとても他の映画に無いものを感じることが出来ました。 あとは、圧巻の映像美、美しくて美しくて引き込まれるし、これがアカデミー賞を受賞した制作会社の力量かとビックリしましたし、また安倍晴明が実在した時代のことは、全く知らないことの方が多いのですが、とても興味が湧いてきました。 ちょっと難しかったけど、続編あったらいいなぁ…。
龍、多めの登場。
若き日の安倍晴明の魅力いっぱいの映画である。陰陽師となって権勢をふるう前の、生意気で我が道を行くという感じがとてもよい。陰陽師というのは、よく分からない存在であったが、この作品を見て何なのかを実感することができた。単なる祈祷師や占い師というよりも、科学者のようである。天文学や生物学、医学から心理学まで精通する科学者である。一方で人知では解明できない精霊や物の怪の類を操ることのできる特殊能力の持ち主とも言える。現代よりもずっと「呪術」が身近にあった時代の物語であり、「呪術」の世界に身を置く晴明はとてもかっこいい。VFXで何匹も龍が出てくるが、とても迫力あるシーンになっている。 ストーリー的には、晴明と貴族の源博雅がコンビとなって、事件を解決していくのが楽しい。本来なら、身分的に大きな差があるはずなのに、対等なバディとなっていく所がとても好ましい。元斎王の女王と博雅の恋愛事情も平安時代の雅な感じが出ていてよかった。 陰陽師になる気はなかった晴明が、これから陰陽師として活躍するのを予感させる終わり方である。その意味でこの作品は、晴明の原点「陰陽師0」と呼ぶにふさわしい。
ぜんぜん面白い
総論
探偵フェーズ+呪フェーズ なかなか よい。
途中、幻術なのか、呪なのか、よくわからないところもあったが、それはそれで面白かった。そんなに話題になった感はなかったが、自分的には国産映画としては十分に及第点。見て良かったと思った。
続編があってもよいような気もしました。
余計な突っ込み
①安倍晴明(山崎賢人)が、信(キングダム)に見えた。仕方ないか。。。
②源博雅(染谷将太)&徽子女王(奈緒)も、いい味を出していた。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
最大のスクリーンで観たかった
流石映像はよかった(若干ハリーポッター臭はしたけれど)。ファンの方々には大変申し訳ないけれど 山崎賢人氏じゃないかなー。もっと声が張れる俳優がいいなーと。歌舞伎役者さんとか。野村萬斎氏のイメージが強いせいだと思う。あくまで個人的な好みでもある。山崎賢人氏を見せる為の映画に仕上がっているのを危惧してたけれど安心した。 現代人の骨格では仕方ないのかもしれないけれど衣装の着崩れが気になった。実際位の下の人はあんな感じだったのかもしれないけれどね。衣装の着方だけでなく平安期を描いているわりには特殊映像以外の場面での「雅感」が少なかったのが残念。年長組が「濃い」せいもあるかな…。あくまで個人的な好みたけれど(笑)。 原作を読んだのは20数年前数冊程度。あぁこのふたりはここからなのかと納得。だから「0」ね。 続くね。観るよ。劇場で。
映画陰陽師シリーズの中では1番よかった
とにかく晴明に魅了された。彼は最適役だと見終わって改めて感じた。昔の古いしきたりによる恋の行方もとても切ない。まだ闇が残る時代だからこそ、少ない灯りと星空、水の音や虫の音をBGMにゆっくりと楽しむお酒の時間を堪能されていた昔の方達の時間は、毎日忙しなく時計を常に気にしながら生活をする私には最高の贅沢であり、見ている時間は同じ時の流れを感じることができて幸せでした。 もう一度観に行きたいと思うほどです。
晴明と空海、夢枕に立つ
いや空海じゃなくて博雅ですけども笑 夢枕獏という事でどーしてもアレを思い出してしまうのです。アレはアレでボチボチ好きです。呪術(魔法)バトルものみたいな想像をされている方が多そうで引っ込む方もそこそこいそうだけども、勿体ない。これは良いものです。やる気のないホームズと人柄と楽器だけのワトソンの平安サスペンス。サントラも抜群だし、何よりも冒頭で登場するダンブルドア軍団(陰陽博士達)の圧の強さたるや。笑っちゃったし、その段階で「勝ったな」って思いました(何に?)。邦画特有のメロウシーンの引っ張り過ぎが少しだけ好みではなかったのだけれども、大切なシーンなのであれはあれで良いし、あれで皆がワトソンを好きになる事でしょう。続くのかな?コスプレ感もギリギリセーフだったので、この雰囲気で何作か観てみたいものです。
新たな「陰陽師」のはじまり
立て続けに山崎賢人の実写映画を観てきたけどふと気づいた。この方はどんなキャラクターも全て山崎賢人そのもので何者にも染まらず、かといって色濃く演じる訳ではなく透明感あり過ぎて毎回ピュアな雰囲気を纏っている。だから、色濃いキャラクターの実写版も難なく好印象なのかなと勝手に納得した。安倍晴明ということを忘れて山崎賢人を楽しみました。染谷将太がしっかりと個性を発揮していたので尚更、良いバランスのバディでした。何より後半での髪変からの呪術攻撃には破壊力ヤバかった!
極上のエンターテイメント!
山崎賢人がいい! 以前、野村萬斎主演の「陰陽師」シリーズを観ました。立ち振る舞いや所作は、さすがに狂言役者。とても美しかった。しかし、攻める演技とでも言いましょうか…「やったるぞ!」感がとても強かった記憶があります。 それに比べ山崎賢人は…飄々として…人を食った感じが素晴らしい。若かりし安倍晴明はこんな感じだったんだろうな…と素直に思わせてくれます。 源 博雅役の染谷将太もいい!以前の映画では伊藤英明が博雅役でしたが…どうしてもガタイがでかいので…強そうなんですよね。情けなさ…は圧倒的に今回の博雅の方が、うまく表現できていたと思います。 VFXを駆使して、今どきの「陰陽師」を表現できたこの映画は、陰陽師に関する知識がない人でも、純粋に楽しめる優れたエンターテイメントと言えると思います。続編が期待されますぞ(^^♪
ちょっと眠くなっちゃったな…
映像がすごく迫力あってキレイとか、山崎賢人が雰囲気合ってるとか、奈緒が可愛いとか。 良い面はいっぱいある感じなんだけど、自分の気持が盛り上がらなかったかな。 (博雅はちょっとイメージ違ったけど、でも染谷将太は染谷将太で良し) 「0」ってことは本編がこれから始まるってことなのかな? そうなら、そっちに期待してみよう。 とりあえず、奈緒が可愛かったので☆2.0のところを+0.5🤣
ストーリー自体は面白いけど韓流っぽい・・・?★3.2かな
夢枕獏先生の原作は読んだことがないものの、野村萬斎さんの陰陽師と中国で作られた陰陽師作品を2つほど観たことがあるが、安倍晴明の学生時代にスポットを当てていることと陰陽道が実際は呪術などではなく催眠術の応用?であるという設定は中々他の陰陽師作品で見たことがなくて面白かった。
カラフルで派手な映像も山崎賢人さんを好きな若い世代にはウケると思う。
脇を固める役者もしっかりしたベテラン俳優が多くて見応えはあった。
ただ、奈緒さん演じるよしこ女王の衣装が気になった。
平安時代の装束を詳しく知らないからなんとも言えないけれど最初みたときは韓流?と思った。
平安時代の女性貴族は十二単とかのイメージなのであの衣装は果たしてあれで正解なのか奈緒さんが映る度にそれがずっと気になって集中できなかった。
あと個人的に奈緒さんはあの役あんまり合っていなかった?と感じた。
春になったらの方が全然いい演技をしていたと思う。
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