陰陽師0のレビュー・感想・評価
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平安王朝がますます気になる大痛快傑作!
確かにNHKの大河ドラマの紫式部を観ている人にとっては、わかりやすい展開で、どんどんハマっていくと思います。NHKの作品は権力闘争と紫式部の生き様が中心ですが、この山崎賢人の陰陽師は、その権力争いをコントロールしていた組織という意味で、平安時代ではある意味最強だったのかもしれません。平安時代の日本の人口は600万人。その頂点に立つ貴族中の貴族は僅か数百人というわけですから、彼らの栄華はVIP中のVIPだったのでしょう。当時の社会の中で、色々な災いが起きてくれば、神仏や占いに頼るのも理解できますが、陰陽師の権力は絶大だったようです。特に驚いたのは、明治政府によって廃止されるまで、陰陽師を育成するための陰陽寮という教育機関があったらしいということです。今回その陰陽寮を舞台に華麗なアクションが繰り広げられるわけですが、こんな世界があったことにまさに仰天です(安倍晴明はこの寮の中で最終的にトップになります)。とはいえ、日本は神社、仏閣も林立していくわけですから、当たり前といえば当たり前かもしれません。山崎がこの作品の中で「事実と真実」について語っていますが、事実は一つであり、真実は人の数の分だけあるというセリフがスッと腑に落ちました。まさに真実とは、一人小宇宙のことなのでしょう。あと、結局ラスボスは陰陽師のトップだったということについては予感できていたので、やっぱりと叫んでしまいました笑。追記 この女性監督の感性には感服します。映像美のこだわりが、めちゃくちゃイケてました。
野村萬斎の陰陽師が好きだったのであんまり期待してなかったけど
山崎賢人の陰陽師、若い安倍晴明って感じでめっちゃ良かったです。
キングダム、ゴールデンカムイといい見事に演じ分けていた。
野村萬斎の陰陽師に比べると話のスケールは大きくはないが一作目としては、「これくらいにしといたろか、」やな
博雅との出会いからのエピソードもグッと来る。
奈緒も可愛かった。
アクションも尺短めで良かった。
動ける晴明。
最後二人で酒を酌み交わすシーン
あれは奈良公園の浮見堂ではないのか?
私の大好きな場所。
ただ、衣装ヘアメイクはどうなんだろ。
着物の下にドレス?着物縫い合わせてないよ。ガウンみたい。お花をつけてる割に後ろ姿の髪型は伸ばしっぱなし。
平安絵巻を再現してほしかったなぁ
他が良かっただけに気になる。
追記
ナレーションの津田健次郎もめっちゃ良かった。物語に合ってる
CLAMPの
山崎賢人版の陰陽師としては正解だが
あまり好きではない
素人なので好きなこと書かせていただきます
狐の子のゆえんが全くみえず、ただの無礼な幼稚な若者
個人と組織の関係性が全くみえず、過去からのつながりも、言葉で解説してくれているけれど、人物像とは乖離してるように思えて、
主人公の存在感はなく、周囲との関係性も、違和感ばかり
役者さんの心理的描写が好きな自分としては、あまり好きではない映画でした
たまにあります、こういう日本の映画とかドラマ、、、
頭の中のフィルターが働いてしまったために
まったく印象に残らない映画になってしまったのが残念です
ただ、女優さんもきれいだったし、話し方もよかった
表情も、アクションもよかった
ただ、話のつながりがな、、、
すごくいい役者、すごくいい映像だったのに、本当に詰まらなかった
深層心理とかかいって、人探しのさなかに
笛さえ吹いていればどうでもよくなるんだ、、へ~あっそう
って感じだった
一緒に行った友達は途中で寝ていました
これは…。
美しい映像でした
自分の求める陰陽師とは違った
名探偵晴明、呪は既に本作にあった。CG陰陽師0点。
瘦せ細った山﨑賢人さん(安部晴明役)。どんなけ業界は彼を酷使するんだ!
ちょっと心配なるよね。
今日は「陰陽師0」観に行った。
今日は雨で劇場は大賑わい。ロビ-超混雑で、その多くはコナン。そしてドラえもん。家族連れパワ-が凄い。
決して陰陽師が少ないわけではない。そこそこ席が埋まってた。
この作品の監督:佐藤嗣麻子氏だけども、この前アカデミー視覚効果賞を獲った山崎監督の奥さんなんだね。
夫婦で監督って、キャメロンと、ビグロ-みたいだね。もう別れたけどw
それはさておいて・・・
過去には 安倍晴明役:(野村萬斎さん)作品が有った。
2001年:陰陽師
2003年:陰陽師II
今作は原作 夢枕獏の小説シリーズ『陰陽師』の若き頃の時代である。
よって過去作との繋がりは無い。
見ていて思うのは、名探偵コナン⇒安部晴明って感じが所々したな。
その解説ぶり・・・コナン君じゃんw
皆が 怪しい動きで狙ってくるけど、最後にそれは全体に”呪”をかけてたからって、藤原義輔(役:小林薫さん)の罠を暴露。
最後に帝(役:板垣李光人さん 可愛いわぁ)につく蔵人所陰陽師に晴明が指名されるって展開。
作中の源博雅(役:染谷将太さん)と 徽子女王(役:奈緒さん)の恋心が描かれてるけど 然程感動には至らなかったかな。
今作はハッキリと描かれたCG多用が仇だったかも知れんね。
CGで良かった所は徽子女王が手紙を渡されて文を読むあの部屋の背景シーンかな。心の変化に合わせて白い雪化粧から赤い花吹雪に変わるCGが鮮やかでタイミングが良かったでしょうか。何かのCMに使えそう。
実は リアルな陰陽師をやって欲しかった。CG多用せず。
やるなら実写と分からない位の創り込みで。
呪術でもっと人の心がどの様に変わって行くとか、描いて欲しいかな。
ロウソクの炎、松明とか川・湖の水流とか 太陽、月の明かりとか。
障子に映る色変化とか。それと人々の表情、心情変化を捉えた作品展開だったら楽しめたと思う。
CGと役者陣に頼ってた感が強い作品だったのが惜しい所です。
興味ある方は
劇場へ。
邂逅
陰陽師ものって実写では観たことなかったなーと思いつつ、バンプが主題歌ってのもあって初日に行きました。特典はCLAMP先生の書き下ろしのポストカードでした。
圧倒的映像美は素晴らしく、物語は良く言えば分かりやすく、悪く言えば一方通行すぎる作品でした。
話は安倍晴明が陰陽師としての才能を開花させていく過程と、陰陽師のお偉いさんになるための争奪戦と、博雅と女王の恋の話がメインになってくるので、割と要素は多そうなんですが、どれも途中途中で合流しながら進んでいくので整理自体はし易かったです。
ただ恋の話がそこまで目新しいものではないかつときめくものでも無かったのが致命的で残念でした。
争奪戦もそこまで激しいものになっておらず、数人にフォーカスを当ててショボアクションをやって終わりなので、この時間帯は?と疑問を覚えてしまうシーンもありました。
ミステリー要素もシンプルなもので、意外性はありませんでしたが、しっかり観れるものにはなっていたので、暴いてる時間はなるほどねーと頷きながら観ていました。
悪玉の正体もそこまでの脅威は無く、サクッと解決してしまったのも残念でした。もうちょっと凝ってくれてたら物語への評価も上がったのではないかなとは思ってしまいました。
白組が担当したVFX含める映像表現はとても美しく、色彩豊かな映像がこれでもかと言わんばかりの大盤振る舞いで襲ってくるので観ていて震え上がりました。
花が建物に咲いていくシーンとか、ひらひらと舞っているシーンとか、龍が追いかけてくるシーンとか、とにかく圧倒的なものになっており、スクリーンがデカければデカいほどその見応えはマシマシになっていくなと思いました。
CGマシマシのアクションなので迫力こそ欠けますが、しなやかさはこれでもかと表現されていたので、そこは新しい映像表現で面白かったです。
バンプの主題歌がこれまた素晴らしく、歌詞のひとつひとつにある悲哀と希望が作品にマッチしており、幻想的な雰囲気も相まって好きな曲でした。
1本の映画としてはしっかり完結しているので、続編は無くても大丈夫ですし、興行次第で2本目があってもいい作品だなと思いました。邦画としてのレベルはかなり高かったです。
鑑賞日 4/19
鑑賞時間 12:25〜14:30
座席 D-1
がんばって作っています
何もかもが中途半端だった感じの作品。 本年度ベスト級。
本作のタイトルに「0」が付いているから次作がメインなの?
何だか登場人物達のキャラがどんなのかを説明しているシーンが多め。
次作のイントロって感じの印象。
陰陽師になる為の学校で学ぶ山﨑賢人さん演じる安倍晴明。
晴明の能力が学生ながら凄い!
呪術では無くマジシャンの様相(笑)
終わってみればラストで晴明が陰陽師となり、やっぱり本作は次作があるイントロと確信(笑)
予告編でアクション映画と期待するもののそれ程でも無く。
美しい星空や花びらの映像が印象に残るけど多用し過ぎた感が残念(笑)
晴明のストーリーと平行して源博雅(染谷将太さん)&徽子女王(奈緒さん)のラブストーリーが良かった。
満足度はそれ程でも無かったけど次作がある事に期待します( ´∀`)
陰陽師0̸
前シリーズとは別物です
続編ありそう…⭐︎
夢枕獏の原作は未読だけど岡野玲子の漫画版は読んでの鑑賞。
予告編を見た時はたいして期待もせずに…。
でも、大河のユースケ・サンタマリアの晴明は違う!と思っていたら、ここに来て
意外にも山崎賢人は良かった。
CGもとても美しくて、エンドロールで「白組」の名前があり納得。
物語は原作と異なり、陰陽師のカースト制度ような階級の中の陰謀と晴明の両親が
殺されたことの真相が軸になって展開していく。
なんと言っても、呪術とか占いの世界なので何でもありなのだが、深層心理の世界での
設定なので何となく、そうかもと思えてくる。
でも、個人的には染谷将太の源博雅が岡野玲子の漫画のキャラにピッタリ。
普段の染谷将太とは違う雰囲気だけどすごく合っている感じで、晴明とのバディも
良く、続編があるならまたこの二人で演じて欲しい。
ただ、平安時代ってもっと「闇」が濃くって暗いイメージ(だからこそ、鬼とか霊が
出現する訳で)、それをもう少し出して欲しかった。
いつもレビューするけど、エンディングの歌はいらないなぁ…、バンプ・オブ・チキンは
嫌いじゃないけれど せっかく佐藤直紀が音楽を担当しているなら、最後も彼の
インストで締めて欲しかった。
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