陰陽師0のレビュー・感想・評価
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SFラブコメ呪術平安絵巻。
世界観はしっかり作り込まれていて壮大で美しい。VFXもさすが日本のトップランカーで見応えあり。エンタメとしては充分楽しめる。ただ突如開催されたアクションシーンは正直いろんな作品の二番煎じ感が強くて私はここはいらなかった。そして肝心のストーリーはめちゃめちゃ色々詰め込まれていて、呪い退治はほぼ早送り、過去の因縁は口頭説明、ラブコメ要素は女性監督ならではなのか長くて途中からダレてしまった。
俳優陣は山﨑賢人は相変わらず美麗で声がいい。まぁ良くも悪くも皆さんイメージ通りの役で意外性がなかったのは残念。特に村上虹郎いい役者さんなのに最近あんな感じのキャラが多くて見ていて辛いから次はとびきりかわいい役でもやってほしい。
そして主題歌!私は18年間ライブに足繁く通うbumpリスナーということもあって、この邂逅が作品をより美しく締めくくったのは間違いないと思っている。深い解釈で世界観にしっかり寄り添っていて、叶わぬ恋をしていた人物からのアンサーソングのような歌詞はあえてその心情を描くなんてさすがとしか言いようがなくて、まるでここでまたひとつ物語が綴られたような、そんなエンディングだった。
キレイな映像を楽しめる、陰陽師をもう少し神格化してくれたら良かったかな
和風ファンタジー
人は見たいものだけ見る
2024は3ヶ月にいっぺんのペースで山﨑賢人主演作がお目にかかれる夢のような年。今や実写映画化の帝王と呼ばれる(呼ばれてないけど呼びたい)ほど、絶対的な地位と信頼を手に入れた彼の作品なら、もうどう転んでも存分に楽しめる自信がある。今回だって、それはそれは最高にワクワクしちゃった😆
山﨑賢人、染谷将太を初めとした若手の主要キャストに脇を固める國村隼、北村一輝などの日本映画界の重鎮、そして何より山崎貴監督の妻・佐藤嗣麻子による多彩な表現力と白組が送る圧倒的なVFXにひたすら見惚れてしまう。眩しいほど気品があり上質な味わいであるため、とっても有意義で贅沢な2時間を過ごせたと、そんな気分になれる映画でした。
火と水、そして呪の演出が言葉にできないほど綺麗🥰 全く見た事もない世界観に、目がとろけるようにうっとりしちゃう。時代劇は人並み以上には好きなんだけど、平安の世だけは馴染みがないからかこれまでどの作品でも好きになれなかったんだけど、本作はそんな平安の世を史上最も美しく、時に残酷に描いた、かつてない傑作だと思う。
でも、まだこんなもんじゃないはず。きっと、佐藤監督なら、この制作陣とキャストなら、もっともっと歴史に名を刻むような陰陽師が作れるはず、いや違いない。それほどのポテンシャルのあるシリーズだとこの映画を見て確信した。今後の展開、更なる脚本の磨きに期待が高まるばかり。序章のためストーリーに物足りなさはあったけど、圧巻の映像美が体感でき、「ゴジラ-1.0」の佐藤直紀による華やかな音楽で余韻に浸りながら、最後は期待に胸を大きくふくらませてくれる、大満足の作品でした!絶対続編作ってよな!
陰陽物映画とはタッチが違うのが面白い
今までは陰陽道は超能力、魔術的な書かれ方でしたが、
陰陽師0は陰陽道の解釈自体が違い、
現代的な考え方を元に陰陽道を考えているのが、
今までに無いタッチで面白いですね。
そして現代解釈の陰陽道を元に話わ進められつつ、
ファンタジーの演出が施されてはいるので、
今までの陰陽ファンタジーが好きな方にも面白くも有り現代的解釈のアレンジが新鮮に見えると思います。
現代的解釈と書いてきましたが、
それだけでは終わらない最後の最後の........
あとは見て楽しんでいただきたいです。
1点いうなら、小道具的な部分で時代性を持たせた方が、今回のアレンジがもっと際立って面白かったと思ういますが、
些細なところなので減点無しにしてます。
平安王朝がますます気になる大痛快傑作!
確かにNHKの大河ドラマの紫式部を観ている人にとっては、わかりやすい展開で、どんどんハマっていくと思います。NHKの作品は権力闘争と紫式部の生き様が中心ですが、この山崎賢人の陰陽師は、その権力争いをコントロールしていた組織という意味で、平安時代ではある意味最強だったのかもしれません。平安時代の日本の人口は600万人。その頂点に立つ貴族中の貴族は僅か数百人というわけですから、彼らの栄華はVIP中のVIPだったのでしょう。当時の社会の中で、色々な災いが起きてくれば、神仏や占いに頼るのも理解できますが、陰陽師の権力は絶大だったようです。特に驚いたのは、明治政府によって廃止されるまで、陰陽師を育成するための陰陽寮という教育機関があったらしいということです。今回その陰陽寮を舞台に華麗なアクションが繰り広げられるわけですが、こんな世界があったことにまさに仰天です(安倍晴明はこの寮の中で最終的にトップになります)。とはいえ、日本は神社、仏閣も林立していくわけですから、当たり前といえば当たり前かもしれません。山崎がこの作品の中で「事実と真実」について語っていますが、事実は一つであり、真実は人の数の分だけあるというセリフがスッと腑に落ちました。まさに真実とは、一人小宇宙のことなのでしょう。あと、結局ラスボスは陰陽師のトップだったということについては予感できていたので、やっぱりと叫んでしまいました笑。追記 この女性監督の感性には感服します。映像美のこだわりが、めちゃくちゃイケてました。
野村萬斎の陰陽師が好きだったのであんまり期待してなかったけど
山崎賢人の陰陽師、若い安倍晴明って感じでめっちゃ良かったです。
キングダム、ゴールデンカムイといい見事に演じ分けていた。
野村萬斎の陰陽師に比べると話のスケールは大きくはないが一作目としては、「これくらいにしといたろか、」やな
博雅との出会いからのエピソードもグッと来る。
奈緒も可愛かった。
アクションも尺短めで良かった。
動ける晴明。
最後二人で酒を酌み交わすシーン
あれは奈良公園の浮見堂ではないのか?
私の大好きな場所。
ただ、衣装ヘアメイクはどうなんだろ。
着物の下にドレス?着物縫い合わせてないよ。ガウンみたい。お花をつけてる割に後ろ姿の髪型は伸ばしっぱなし。
平安絵巻を再現してほしかったなぁ
他が良かっただけに気になる。
追記
ナレーションの津田健次郎もめっちゃ良かった。物語に合ってる
CLAMPの
山崎賢人版の陰陽師としては正解だが
あまり好きではない
素人なので好きなこと書かせていただきます
狐の子のゆえんが全くみえず、ただの無礼な幼稚な若者
個人と組織の関係性が全くみえず、過去からのつながりも、言葉で解説してくれているけれど、人物像とは乖離してるように思えて、
主人公の存在感はなく、周囲との関係性も、違和感ばかり
役者さんの心理的描写が好きな自分としては、あまり好きではない映画でした
たまにあります、こういう日本の映画とかドラマ、、、
頭の中のフィルターが働いてしまったために
まったく印象に残らない映画になってしまったのが残念です
ただ、女優さんもきれいだったし、話し方もよかった
表情も、アクションもよかった
ただ、話のつながりがな、、、
すごくいい役者、すごくいい映像だったのに、本当に詰まらなかった
深層心理とかかいって、人探しのさなかに
笛さえ吹いていればどうでもよくなるんだ、、へ~あっそう
って感じだった
一緒に行った友達は途中で寝ていました
これは…。
美しい映像でした
自分の求める陰陽師とは違った
名探偵晴明、呪は既に本作にあった。CG陰陽師0点。
瘦せ細った山﨑賢人さん(安部晴明役)。どんなけ業界は彼を酷使するんだ!
ちょっと心配なるよね。
今日は「陰陽師0」観に行った。
今日は雨で劇場は大賑わい。ロビ-超混雑で、その多くはコナン。そしてドラえもん。家族連れパワ-が凄い。
決して陰陽師が少ないわけではない。そこそこ席が埋まってた。
この作品の監督:佐藤嗣麻子氏だけども、この前アカデミー視覚効果賞を獲った山崎監督の奥さんなんだね。
夫婦で監督って、キャメロンと、ビグロ-みたいだね。もう別れたけどw
それはさておいて・・・
過去には 安倍晴明役:(野村萬斎さん)作品が有った。
2001年:陰陽師
2003年:陰陽師II
今作は原作 夢枕獏の小説シリーズ『陰陽師』の若き頃の時代である。
よって過去作との繋がりは無い。
見ていて思うのは、名探偵コナン⇒安部晴明って感じが所々したな。
その解説ぶり・・・コナン君じゃんw
皆が 怪しい動きで狙ってくるけど、最後にそれは全体に”呪”をかけてたからって、藤原義輔(役:小林薫さん)の罠を暴露。
最後に帝(役:板垣李光人さん 可愛いわぁ)につく蔵人所陰陽師に晴明が指名されるって展開。
作中の源博雅(役:染谷将太さん)と 徽子女王(役:奈緒さん)の恋心が描かれてるけど 然程感動には至らなかったかな。
今作はハッキリと描かれたCG多用が仇だったかも知れんね。
CGで良かった所は徽子女王が手紙を渡されて文を読むあの部屋の背景シーンかな。心の変化に合わせて白い雪化粧から赤い花吹雪に変わるCGが鮮やかでタイミングが良かったでしょうか。何かのCMに使えそう。
実は リアルな陰陽師をやって欲しかった。CG多用せず。
やるなら実写と分からない位の創り込みで。
呪術でもっと人の心がどの様に変わって行くとか、描いて欲しいかな。
ロウソクの炎、松明とか川・湖の水流とか 太陽、月の明かりとか。
障子に映る色変化とか。それと人々の表情、心情変化を捉えた作品展開だったら楽しめたと思う。
CGと役者陣に頼ってた感が強い作品だったのが惜しい所です。
興味ある方は
劇場へ。
邂逅
陰陽師ものって実写では観たことなかったなーと思いつつ、バンプが主題歌ってのもあって初日に行きました。特典はCLAMP先生の書き下ろしのポストカードでした。
圧倒的映像美は素晴らしく、物語は良く言えば分かりやすく、悪く言えば一方通行すぎる作品でした。
話は安倍晴明が陰陽師としての才能を開花させていく過程と、陰陽師のお偉いさんになるための争奪戦と、博雅と女王の恋の話がメインになってくるので、割と要素は多そうなんですが、どれも途中途中で合流しながら進んでいくので整理自体はし易かったです。
ただ恋の話がそこまで目新しいものではないかつときめくものでも無かったのが致命的で残念でした。
争奪戦もそこまで激しいものになっておらず、数人にフォーカスを当ててショボアクションをやって終わりなので、この時間帯は?と疑問を覚えてしまうシーンもありました。
ミステリー要素もシンプルなもので、意外性はありませんでしたが、しっかり観れるものにはなっていたので、暴いてる時間はなるほどねーと頷きながら観ていました。
悪玉の正体もそこまでの脅威は無く、サクッと解決してしまったのも残念でした。もうちょっと凝ってくれてたら物語への評価も上がったのではないかなとは思ってしまいました。
白組が担当したVFX含める映像表現はとても美しく、色彩豊かな映像がこれでもかと言わんばかりの大盤振る舞いで襲ってくるので観ていて震え上がりました。
花が建物に咲いていくシーンとか、ひらひらと舞っているシーンとか、龍が追いかけてくるシーンとか、とにかく圧倒的なものになっており、スクリーンがデカければデカいほどその見応えはマシマシになっていくなと思いました。
CGマシマシのアクションなので迫力こそ欠けますが、しなやかさはこれでもかと表現されていたので、そこは新しい映像表現で面白かったです。
バンプの主題歌がこれまた素晴らしく、歌詞のひとつひとつにある悲哀と希望が作品にマッチしており、幻想的な雰囲気も相まって好きな曲でした。
1本の映画としてはしっかり完結しているので、続編は無くても大丈夫ですし、興行次第で2本目があってもいい作品だなと思いました。邦画としてのレベルはかなり高かったです。
鑑賞日 4/19
鑑賞時間 12:25〜14:30
座席 D-1
がんばって作っています
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