ザ・ボディガード ローグ・ミッションのレビュー・感想・評価
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Abnormal
ジョン・シナ主演なのに未体験ゾーン!?と衝撃を受けつつ、ジャケットやあらすじを見たらまぁここに部類されるかと納得しながらの鑑賞。
ベタですが筋肉マッチョが程よく暴れるテンションの高い作品で面白かったです。
普通の生活を送れない弁護士のメイソンがボディガードとして記者をサポートするところから始まっていき、どんどん大変な事態になっていくという感じの作品ですが、トラブルに次ぐトラブルって感じでダレる事なく進んでいくのは良かったと思います。
メイソンの強さ全開で進んでいくんですが、メイソンの人柄の良さが全面的に出ているのがとても良く、不快感がなくスッキリした感じで話も進んでいくので好感度が高いです。
記者のクレアも高飛車な感じなのかなと思っていたら全然そんな事なく、トラブルも楽しむくらいの勢いで色々やってくれますし、大統領も悪いやつっちゃ悪いやつでしたが、まだ許容範囲のワルでしたし、そこそこサポートもしてくれるので憎めないキャラクターでした。
そんなベタなってくらいのシャワーから出てきたらメイソンとクレアがお互いの裸を隠すセクシートラブルは笑ってしまいましたし、大統領は隠さずブリンブリンしてるしでこのコメディやっぱ好きだわ〜となりました。
ピエール・モレル監督の良さであるアクションが特別多く無かったのはちと残念でした。
せっかくのジョン・シナなんだからとんでもアクションを大量に繰り広げて欲しかったんですが、背中を怪我した設定を加えてしまったがために派手なアクションが少なかったのかなと邪推してしまいました。
馬と車のチェイスだったり、銃撃長期戦だったりは光るところがあったのですが、「ライリー・ノース」のキレッキレっぷりを観た後だとちょっと物足りなかったです。
全体的に丸く収めたって感じで意外性はありませんでしたが、このくらいスカッと楽しめる映画もいいねとニッコニコでエンドロールに突入できたので良かったです。
エンドロール内で流れる映像で股間部分を見たか見てないか、見てる時間長すぎないか?という押し問答が繰り返されててフフッと笑えたので良かったです。
もうちょい暴れても良かったと思いますが、未体験ゾーンの中では間違いなく上澄みの一本だと思います。
次回作ではもっとぶっ飛んだものをお求めしていますのでどうぞよろしくお願いします。
鑑賞日 2/4
鑑賞時間 18:40〜20:33
座席 M-10
狙われ過ぎ
クーデターの起きた独裁国家で、取材記者を護衛する元陸軍特殊部隊員と記者と行動を共にすることになった大統領の話。
任務中ヘリを墜とされ除隊した元陸軍特殊部隊員の弁護士が、警護委託会社を営む最後の任務の生き残り仲間のオファーで、南米の独裁国家パルドニアのベネガス大統領の取材に行く女性記者ウェリントンの警護をすることになり巻き起こっていくストーリー。
あらすじ紹介にはインタビュー中って記されているけれど、郊外の邸宅に向かう道中にクーデター発生ですね、
実は最後の任務がペネガス討伐だった複雑な心境の主人公と、自称ジャーナリストのゴシップ記者と、着いて来ちゃった大統領のドタバタ逃走劇かと思いきや、コメディとはいえドタバタ感は殆どなくて、寧ろそっち!?な陰謀論というマジメな話し。
もちろん空気感は軽いけどね。
面白かったけれど、火薬はしっかりと使われていているのにアクションにあまり派手さや迫力は感じられなかったし、せっかく「ジョン・シナ」なのにそれがコメディとして活きていないしで、ちょっと勿体なかった。
弁護士に相談だッ!!
元軍人の男が除隊後の平凡な日々を過ごすが何か物足りず…。民間軍事会社を経営する旧友の依頼で独裁国家大統領を取材するジャーナリストを護衛することになるが…といった物語。
ちょっと長い導入部分に不安を覚えるも、始まればテンポは悪くはないが…。
それでも、何と言うかイマイチ事が展開せず中盤までは少し冗長気味。送り込まれた真相…司法試験クリアできてもそこには気づかんの!?
と言いつつ、物語もシンプルに見えて思いの外相関図が複雑だったりでよくわからなかった部分もあったかな。
そんなこんなありながら、話としては現実世界でも起こっている小国の苦しみだったり、おバカに見えた彼が実はキレ者だったり意外に愛されている…?な展開は面白かった。
後半に入ると漸くアクセルが掛かってきた感じで、クライマックスはまさにコマンドー展開。激しくドンパチで見応えアリ!!…結局アンタは味方だったのね。
コメディアクション…を謳っているが、正直笑いは1つもなかった感じだけど後半のスカッとアクションで充分に面白い作品だった。
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